乱鳥の書きなぐり

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立春歌舞伎特別公演 大阪松竹座 昼夜鑑賞 夜の部は二度見た。2024.02

2024-05-16 | 歌舞伎

立春歌舞伎特別公演 大阪松竹座 昼夜鑑賞 夜の部は二度見た。2024.02

 

 今となってはずいぶん昔のように思えるが、、、

 以前、南座の大歌舞伎は昼夜鑑賞の記録は書いた。 

 だが、ブログの再開に伴い、松竹座の昼夜鑑賞の記録をしてなかった。そのことが気がかりで、ここにきて、急遽書くことにした。

 

 二月は大阪国際文化芸術プロジェクトということもあるのか、料金が少し安かった。

 あまり期待はしてなかった興行だったが、夜の部が大変見事であった。

 

『新版色讀販(しんぱんうきなのよみうり)』の出来が良く、面白かった。

 何度も通いたいと思わせるほどにこなれた芝居であった。

 なので、三月の夜の部は席を変えて二度見に行った。二度ともに色あでやかであった。

 

 また夜といえば、扇雀親子の『連獅子』も丁寧で、おまけに気品に満ちた『連獅子』が展開された。

 毛振りは三十数回以上で、割合に多いほうだ。

 回数では過去の故勘三郎の五十回以上には満たないが、品位を感じさせる松羽目者らしさを感じさせる扇雀さんの良さが前に出た『連獅子』だった。

 

『曽根崎心中』の壱太郎も大変良かった。

 

 

 また昼の部の愛之助は、何度も見ている演目だが、畳と階段部分ではかっこ良くて黄色い悲鳴を上げそうになった。

 愛之助もそこそこのお歳なのに、まだこんな舞台を展開される気力があるのだと感心した。

 同時に、仁左衛門丈のこの芝居を今一度見たいとも感じた。

 

大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」
日時
令和6年(2024年)2月1日(金)~18日(日)
昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~
【休演】8日(木)
劇場
大阪松竹座
昼の部
演目
源平布引滝げんぺいぬのびきのたき
義賢最期
竹生島遊覧
実盛物語
配役
〈義賢最期〉
【木曽先生義賢】片岡愛之助
【下部折平実は多田蔵人行綱】尾上右近
【御台葵御前】片岡千壽
【高橋判官長常】市川荒五郎
【長田太郎末宗】片岡當吉郎
【待宵姫】片岡りき彌
【腰元】片岡愛三朗
【腰元】片岡千太郎
【進野次郎宗政】上村吉太朗
【百姓九郎助】片岡松之助
【矢走兵内】中村亀鶴
【九郎助娘小万】中村壱太郎
〈竹生島遊覧〉
【斎藤別当実盛】片岡愛之助
【小万】中村壱太郎
【主馬判官】中村かなめ
【飛騨左衛門】中村翫政
【塩見忠太】上村吉太朗
【平宗盛】中村亀鶴
〈実盛物語〉
【斎藤別当実盛】片岡愛之助
【小万】中村壱太郎
【葵御前】片岡千壽
【矢走仁惣太】市川荒五郎
【庄屋太郎右衛門】片岡當吉郎
【郎党】中村翫政
【郎党】片岡愛三朗
【九郎助】片岡松之助
【九郎助女房小よし】上村吉弥
【瀬尾十郎兼氏】中村鴈治郎
夜の部
演目(一)
 
配役
【油屋番頭善六】中村鴈治郎
【丁稚久松】中村壱太郎
【娘お染】尾上右近
【女中おとり】中村鴈乃助
【油屋後家おみね】上村吉弥
【松屋源右衛門】中村亀鶴
【山家屋清兵衛】片岡愛之助
演目(二)
連獅子れんじし
配役
【狂言師右近後に親獅子 扇雀 小獅子小太郎
【法華の僧蓮念】中村かなめ
【浄土の僧遍念】市川荒五郎
演目(三)
曽根崎心中そねざきしんじゅう
配役
【天満屋お初】中村壱太郎
【平野屋徳兵衛】尾上右近
【茶屋女おさと】中村扇乃丞
【同  おくに】上村折乃助
【町の衆六兵衛】市川荒五郎
【同  甚兵衛】中村かなめ
【同 松右衛門】片岡當吉郎
【女郎お千代】上村吉太朗
【同  お仲】片岡千太郎
【同 おかつ】片岡愛三朗
【下女お玉】中村翫政
【手代茂兵衛】中村鴈成
【天満屋惣兵衛】中村寿治郎
【油屋九平次】中村亀鶴
【平野屋久右衛門】中村鴈治郎
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