ゆくかわのながれはたえずして

日々の何気ないことをさりげなく雑記帖がわりに

加藤ゑみ子「上質生活~品格ある暮らしのルール」

2006-10-25 08:06:49 | Weblog
私のライフスタイルの永遠の師匠である加藤ゑみ子さんの2000年の著書「もっと素敵な上質生活」の改訂版「上質生活」が出ました。


内容は前著の内容が、著者のスタンスは変わることなく大幅にヴァージョンアップされて書き換えられているので、年に1度出るか出ないか、の加藤さんの著書を待ち望んでいる私にとっては、待望の新作にも等しい状態!(涙)


もちろん、この私が加藤さんのスタンスにすべて適う高尚な生活を送っているわけではありませんが(笑)、やはり日々の節々に彼女から受けた影響がいい意味で、とってもいいものをもたらしてくれているので、10年近く前に彼女の著書に初めて出会った日から一貫して魅了され、その一連の著作はすべて購入して、書かれてある内容で実践できることは実践しているわけです。



自己満足にすぎないかもしれませんが、それでも彼女の著書たちがもたらしてくれるものは、本当に私の日々の糧ともなっています。


今回の「上質生活」でも、とてもいいことが書かれてあるので、自分への戒めをこめて琴線に触れた部分をピックアップ♪




・生活行為は習慣性をもつものですから、良質でないもの、不都合なものでも、馴れてしまえば不具合感は薄れていきます。
感性は、こうして鈍っていくのです。



・誰でも、お気に入りのもの、大切なものは丁寧に扱います。ですから、ものを丁寧に扱うというよい習慣をつけるには、身のまわりのものすべてをお気に入りのものにするに限ります。


・無責任な自己主張をするのも(心が)貧しいから。
無責任な自己主張とは、自分の関心のないことには無言であるべきなのに、関心のないことにまで何かと主張し、最後はそれが普通だと責任転嫁することです。


・美しい言葉づかいには美しい行為・動作が伴います。ここでいう美しい言葉づかいとは、家の中で儀礼的な言葉を使うということではありません。
カジュアルな言葉づかいであっても、相手を尊重することを忘れない話し方という意味です。


・趣味の合わないいただきものは、それが心のこもった記念になるようなものは別として、原則としてバザーに出します。


・ある美術や時代に魅せられたからといって、あまりテーマを掘り下げていくと、暗い物知りになりそうです。
詳しくなることより、優れたアート、歴史的文化遺産のなかに身を置いて、自分の中にある遺伝子を呼び覚ますことに価値があります。


・いつもいいわけをして、自分を守るために他人に責任を転嫁するような癖をつけてしまうと、表情が暗くなるか、きつくなるか、いずれにしろよいほうへは進みません。


・何事にも積極的でなければなりません。積極的になるには、しなくてはと思ったことを、次々と先送りにしないことです。今日できることを明日にしないこと、それも小さな積極性です。





・・うーん。私、マイペースで生きすぎです(冷や汗)


今年は、生活も乱れがちだったので、このあたりで改善したいものだと思います。



ひとつは実践できるといいなあ。。

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