ゆくかわのながれはたえずして

日々の何気ないことをさりげなく雑記帖がわりに

こうの史代さんの同人誌を買う

2005-08-24 03:52:57 | Weblog
夕凪の街 桜の国」の、こうの史代さんの以前出された同人誌「ナルカワの日々」が再販されたと知り、ネットで買いました。

同棲している恋人たちの、日常を切り取って描いた小さな作品なんですが、こういった作風、大好きなんです。

このページに掲載されている「ナルカワの日々」の「参加サークル委託同人誌の購入」をクリックすると、サンプルページが見れますので、ご興味のある方は、どうぞ。


私も夫とは、「ナルカワの日々」のカップルと同じ感覚で暮らしてるので、作風と相性がいいのかもしれません。ふふ。


そして子供はおとなになる

2005-08-24 01:44:06 | Weblog
この夏休みは、帰省等で顔なじみのお子さんたちをちょこちょこお見かけします。

数年前に交通事故で瀕死の重傷を負った中学生くんは、奇跡的に回復して背も伸びて元気に専門学校に通学している姿をお見かけしたし(ほんとによかったね。涙)、昨夏に難しい参考書を開いていた受験生ちゃんは東大生になっておったし。

東大生ちゃんは、偏差値云々で東大に行ったのではなく、将来なりたい職業があって、そのために大学で専門の学問を修める必要があり、日本で最高レベルの講義を受けたい、ということで東大に入ったそうな。

目的意識をしっかり持った東大生は、末頼もしいねぇ。



さて。
お盆に久しぶりに会った、わが姪っ子ちゃんも小5になり、多感なお年頃のご様子。

お勉強は好きで学習意欲も高いのだけれど、塾でどうしても成績面で叶わない相手がいて、そのことで悩んでいるそうな。
そして、それがきっかけで「なんで勉強しなきゃいけないの?」という疑問も生じているみたい。

とりあえず、勉強して成績がよければ将来の進学・就職等で選択の幅が広がるよ、ということだけは教えておきました。

あとは、村上龍さんの、あの「13歳のハローワーク」でも読むように言っておきました。

あれは必ずしも良書だとは思いませんが、それでも子供が読むにはいい内容もあると思いますしね。

でも、「伸びたい!」という意欲のある子供は、本当にいいですね!
話してても手応えありますしね。

こういったタイプの子は、大好きです。
もっといろいろと教えてあげたい、といった気になりますね♪

それにしても、私の結婚式でちょこちょことかわいらしく歩き回っていた小さな女の子が、もうそんなトシになったのねー、と別の意味で流れた年月を実感し、感慨にふけっておりましたよ(笑)


そんなこんなで、それぞれのお子さんたちの成長を実感した8月で
ありました。









ダイエットは身近なところから

2005-08-24 01:13:25 | Weblog
産後のダイエット計画いよいよ始動!ということで、まずは今までアマゾンの宅配で欲しい本を自宅の玄関口まで届けてもらっていたのをやめて、ネット注文した本を近所のコンビニにみずから取りに行くセブンアンドワイを利用することにしました。

これだと、読みたい本を一刻でも早く手にしたい性分が働いて、「店舗に本が届きましたメール」を受け取り次第、出かけると思うので一石二鳥(笑)

うちの近所の受け取り店舗は、少し歩く距離にあるので、ウォーキングには最適なんですよね。

こんなんで簡単に痩せるとも思いませんが、でもまあ、積極的にからだを動かす習慣は身につけときましょ、ということで。


早く9号が着れる体型に戻りたい(涙)

しばし休息

2005-08-22 01:13:00 | Weblog
夏疲れなのか、体力はあるのに気力が急に低下していて、現在、サイトの更新に今までにないぐらい精神的な疲れを感じている状態です。


無理したくはないので、気の向いたときにゆるゆる更新することにします。


本館の更新が最優先ですので、blogの更新は滞りがちになるやもしれません。
すみません。









吉田満著「戦艦大和」

2005-08-20 10:36:40 | Weblog
太平洋戦争中に、学徒出陣で大学在学中に海軍入りした吉田満氏は、少尉として戦艦大和に副電測士として乗艦し、その最期に立ち会う運命となるわけですが、終戦直後のある日、吉川英治氏に触発されて、みずからの大和における経験をたった1日で書き上げます。

それが「戦艦大和ノ最期」です。

その著書の存在は以前から知っていましたが、講談社文芸文庫から出ている同名の原著は、漢字とカタカナの文語体で書かれ、私の力では読み下すのが困難だったので、長い間、手を伸ばすことがなかった本でした。

しかし最近、角川文庫から出されている新漢字・新かなづかいで表記された「戦艦大和」の存在を知ったので、やっと読むことができました。

この「戦艦大和」には、上記の「戦艦大和の最期」と、著者吉田氏の戦争に関する随筆、 「戦艦大和の最期」刊行時に文豪たちから寄せられた解説文が収録されています。


「戦艦大和の最期」については、私の拙い文章力であれこれ書くことは、冒涜にもあたる行為だと思うので、ここでは割愛させていただきます。
それだけのものが真実を書いたものには、あると思うからです。


「戦艦大和の最期」は、150ページそこそこの作品ですので、ご興味をお持ちの方は、ぜひ手にとって読んでください。


読んだ者にしかわからぬものがそこにはあります。


それは到底、言葉ではすべてを表現しえぬ人間の無念の思いであり。




本編の最後は、大和から生還した吉田氏の次の言葉で締めくくられています。



「徳之島の北西二百浬の洋上、「大和」轟沈して巨体四裂す 水深四百三十米
今なお埋没する三千の骸
彼ら終焉の胸中果たして如何」


からだのメンテ

2005-08-20 09:43:40 | Weblog
以前は半年に1度は、かかりつけの歯医者さんに虫歯検診も兼ねて歯石取りに行っていて、妊娠中も行ったのですが、出産後はご無沙汰なので、そろそろ行かねば、、と思っているところです。

妊娠中は、唾液の質が変化するので虫歯になりやすいと聞いたのですが、私も虫歯が何箇所かできているだろうなあ。

年に1度受けていた婦人科検診も、今年は出産したとはいえ、やはり受けておかねばならないだろうし。

乳児抱えて忙しい毎日なんですけど、どこかで時間のやりくりをしなきゃいけませんね~(笑)

来年は、人間ドックも受けたいし(今年は、授乳時間の間隔もあって無理)。


一応、2人の子供が成人したあとは夫と気ままに夫婦ふたりで暮らすつもりなので(って、何年先?)、それまでともに元気に長生きしたいですし、自分のからだのメンテも怠りなくやっておきたいです。

でも、ある意味、出産して私、とっても元気になりました。

母乳育児なので、母乳をしっかり出すためにも、しっかり食べてしっかり寝て、小さなことでくよくよ悩むのをやめたら、心身ともになぜかすっきり爽快になってしまって(笑)、乳児を抱えているお母さんにありがちな、乳腺炎にも腱鞘炎にも無縁の毎日で、とてもありがたいです。

シンプルな生活って、からだにとてもいいものなのかもしれませんね。






「アメリカの鱒釣り」

2005-08-18 14:47:18 | Weblog
13日のblogで書いた、「英語となかよくなれる本」の中で著書の高橋茅香子さんが、藤田和子さんによるその訳を絶賛してらしたリチャード・ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」に興味を持ったのですが、ちょうど火曜日に書店に行くとその文庫化された新刊が置いてあったので、早速購入しました。

短編集なので、気の向くままにぱらぱら読んでいるのですが、正直読んでて不思議な感じのする文章です。
今まで読んだことがない、感覚といいますか。
でも相性は、悪くなさそうなので、このまま気ままに読み進めていくつもりです。

きっと、こんな作品は考えずに感じたままに読んでくのが一番いいんだ。きっと。

ああ。いかん。

2005-08-17 15:28:12 | Weblog
夏のしじまに、蝉の声を遠くに聞きながら好きな男のそばでだらりとすごしていると、なんとなくけだるさの中にほのかな幸せを感じてしまい、サイト更新する気が失せてしまいます・・。

別になにするでもなく、同じ部屋でだらだらすごしているだけなんですけどね。

上の子は保育園だし、下の子は寝ているし。

静かな時間って、いいなあ。


日本書紀

2005-08-16 17:37:15 | Weblog
このお盆にネットで出会った言葉。


「 古に天地未だ剖れず、陰陽分れず、渾沌にして鶏子の如く、溟にして牙を含めり。

 其の清陽なる者は、薄靡きて天に為り、重濁なる者は、淹滞りて地に為るに至りて、

 精妙の合摶すること易く、重濁の凝竭すること難し」



やはり、大和言葉はいいなあ(原文は漢文だけど。笑)

国文科卒だけど、在学中はあの時代のものは万葉集しかやってなかったので、日本書紀はほとんど未踏の地なんだよなあ。

そろそろ、食指動かしてみようかなあ(って、またまた読まない本溜め込むことになるんだろうけど。笑)


紫式部は、日本書紀に精通してて、宮仕え時代は「日本紀のお局」と呼ばれてたんだよな。確か(でも、この呼び名は、源氏物語を読んだ一条天皇が彼女のことを『この人は日本書紀の素養があるね』と評したことに嫉妬した彼女の同僚が揶揄っぽくつけた悪意のあるあだ名だったらしい)

やはりお盆は忙しい・・のだけれど。

2005-08-13 02:50:50 | Weblog
普段は、のほほんとゆったりマイペースですごしてる私でも、さすがにお盆のこの時期は忙しくしております(笑)


↓の英語関連内容のblogを書いた次の朝の朝刊の文庫新刊広告で、まさにタイムリーな本を発見!

「英語となかよくなれる本」なのですが、早速書店で手に取ったところ、今の私にジャストな内容だったので、速攻GETしました♪

この本を書かれてあることを参考にしながら、今後も英語に親しんでいきたいと思っています。


サイトの更新ができないほど忙しい日でも、時間を作って少しでも英語に触れていますよ♪(だって1日でもサボると、せっかく積み重ねてきた英語力が錆びつくんだもん!)
もちろん、このお盆休みも(笑)

私は「忙しいから、あれができない」と言う前に「忙しくても、あれができる」と言えるように、努力する人間ですからね~。ふふ。


そういった習慣が身についていると、家族の用事で自分のことがほとんどできない状況になっても、なんとかうまく自分のための時間をひねり出してやっていけるようになるんです。

自分のタイムマネージメントに長けてくる、といえばいいのでしょうか。

そうすると自分に精神的な余裕ができるから、家族に対してもゆったりと接することができるんですね。
だから、二人目が生まれて私は出産前より育児で多忙になったはずなのに、上の子に対して、出産前より丁寧に接してやることができるようになりました。


・・と、たまには自分で自分を褒めておこう(笑)


明日以降も忙しいけれど、まあ余裕の笑顔でのらくら乗り切る予定です♪