マン・オブ・スティール

視聴環境：ＣＳ、字幕

　マン・オブ・スティール、鋼の男。
　「３００」「ウォッチメン」のザック・スナイダーが監督、「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作にあたったスーパーマンの新シリーズ作品。
　
　本作ではいままでにないほどクリプトン星人のスーパーサイヤ人的なアクションが満喫できる映画でしたが、よく突っ込まれるところではすでに決まっている続編で登場するバットマンとは力の差がありすぎるだろうってことです。設定的にはバットマン＝ブルース・ウェインは人間としては最高に近いスペック（肉体、知性、財力、格闘術などなど）と言われてはいますが、本作のスーパーマンの能力と比べたらそりゃあ悟空とクリリンのようなもの。果たしてそのへんのギャップをどう埋めるのかが気になるところです。

　あとすでに1作目で「アベンジャーズ」的な世界を破滅に追い込むような戦いを描いてしまったので、次の作品ではどういう展開にするのかが気になるところです。単純にパワーという意味ではこれ以上の敵を出しても仕方ないし。

　残念ながらこのシリーズに出るバットマンはノーラン版バットマンとは別モノなので（演じるのはベン・アフレック！）「ダークナイト」と地続きのバットマンとスーパーマンの競演とはなりませんが、真っ直ぐな正義漢のスーパーマンと屈折していて狡猾なバットマンという組み合わせになるんでしょうかね。

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