プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

フィギュアスケート GPシリーズカナダ大会 2017 男子。

2017年11月03日 | フィギュアスケート。
ショート。

チャー・ジュン・ファン。まだまだ粗削りだろうが、なりふり構わぬ激しさがあるから気持ちを感じる。
コントロールと激しさが今後同居するかどうかですな。

無良くんは悪くはなかったけどわくわくしない。ステップも、音に乗ってないというほどではなかったけど……なんかね。
去年この曲でいい時もあった気がするが。今回は勢いがいまいち。

ブレジナは去年と同じ「鼓童」の曲。前にも言ったかもしれんが、チェコの人がよく「鼓童」の曲なんて見つけるよね。
しかも今回は髪型まで!別人。ブレジナに見えない。頭と体のバランスがいつも見ているブレジナじゃない。
今回は珍しく4回転きれいに入った?最後の3ポーズが面白かった。
この人、今回は長年の悪癖であったジャンプ前の沈み込みが改善されたのではないか。
見てて気にならなかった。27歳での進化。27歳ならブレジナが最年長ではないか。

サマリンなる人。4回転は何種類か跳んだかもしれないけど、あんなに不安定なジャンプでも暫定1位になっちゃうのはいやだな。
演技後の“イマイチ”のポーズはカワイかったけどさ。

ほう。ブラウンは「ハミルトン」で来ましたか。ミュージカルの曲調がぴったりですな。
ってか、この人何でも踊れるよね。
3+3きれい。バレエジャンプも当然きれい。足が上がるわ~。いいね。

チャンはきれいだよなあ、スケーティング。今更だけれども。
こういう普通の曲で滑るのは、特にオリンピックシーズンはインパクトに欠けるのではないかと思わないこともないけど、
これで十分に見せてしまうのはやはりさすがですね。


ショーマは隙なし。……とは、日本人選手なだけに思い入れが強く、ドキドキするので言えないけどね。
見事でしたよ。文句なし。バイオリンの音が本当に似合うね。フリーにも期待する。
「冬」ってこんなメロディから始まるんでしたっけ?
少し背が伸びただろうか。もう樋口コーチと並んで座っても同じくらいに見える。


ところでここのキス&クライはライティングが変ではないだろうか。



※※※※※※※※※※※※


フリー。


チャー・ジュン・ファン。しゃがんだままの方向転換とか。見てて面白い演技だ。
ジャンプは全体的にいまいちだけど、スピンいいよね。
16歳か。本田真凜と同期か。難しい構成なのか。
ただ曲のメロディを最後上手くまとめた気がしない。


プレジナに見えないよ。ずっと好きで見ていた選手なのに。主に髪型に違和感がある。別人~。
やっぱりジャンプ上手くなったよね?前に沈まなくなったもんね。
ああ、それがもっと若いころから出来ていればなあ。
わたしは今回、ブレジナがショートとフリーを2つそろえて来たことが嬉しかったなあ。

無良くんは最初の3Aを見事に決めた以外は、見るべきところはなかった。
気合は感じたんだがね。空回ってるってほど焦ってるようには見えなかったけど。
動きはきれいだなあ。根性入ってた。ジャンプ決まったらカッコよかったろうな。

ショーマは1つ1つのしぐさに気合が入っていた。
4+2が決まって良かったねー。完璧ではなかったが、まあ見てて満足な出来。

ショーマのあとにチャンに涼しい顔で滑られると、ショーマの演技がすごく暑苦しいものに思える(^^;)。
今回のチャンはジャンプがダメダメ。珍しいくらい失敗した。
しかしジャンプの失敗がなかったように、その他のところでは優雅に滑る。

相変わらずブラウンはポーズが美しくてバレエを見ているみたい。きれいだなあ。
そして相変わらずキス&クライでの笑顔がカワイくて、ホノボノしてしまうのだった。


ショーマ、喋りも達者になって来たなあ。自分の言葉で内容のあることを喋っている。
……と褒めたら。自分の出る大会くらい覚えておけ!


コメント
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