Cogitatum qua cogitatum

ちょこちょこっと載せています。

flexaret Ⅳの植毛紙の調整

2008年08月25日 17時04分55秒 | 内面反射対策

※ここに載せた内容は素人の私がやった限りのことです。この記事を参考にされる場合に失敗されたとしても、私は一切の責任を負いかねます。参考にして実行される場合は自己責任でお願い致します。




flexaret Ⅳのフィルム室内のギリギリまで植毛紙を貼っていた為、植毛紙が写りこんでいました。端の方を切り取り、植毛紙の写り込みがなくなりました。

植毛紙をどのくらい切り取ったかと言うと、上下の部分(上の写真の「a」の枠の付近)も左右の部分も2.5mm~3mmほどです。

ちなみに、私のflexaret Ⅳは上下の枠が左右の枠より1mm強ほど奥に位置しています。これに対して、以前、部品取りに使ったflexaret Ⅳは上下の枠が左右の枠とほぼ同じ位置になっています。



↑この写真が部品取りに使ったものですが、「c'」の部分が最初の写真の「c」の部分に相当します。

そんなわけで、この上下と左右の枠の位置関係は個体によって違うのでしょう。私が言えるのは、「とりあえず上下左右ともに、それぞれの枠の端から2.5mm~3mm程度のところに植毛紙の端を合わせれば植毛紙が写真に写り込まずに済むだろう」ということだけです。





1. 実写報告(?)



↑この写真はモノクロフィルムをポジ設定でスキャンしたものです。スキャナのマウントの都合上、フィルム室内にネジ山が出ている部分(最初の写真の「b」のところにある植毛紙が若干膨らんでいる部分)がある左側の端が移っていません。しかし、ルーペで見た限りでは植毛紙の写り込みはありませんでした。植毛紙の写り込みがなくなったと言っても、上の写真のαの部分には、取り除き損ねた植毛紙が写りこんでいます。拡大すると…



↑こんな感じです。右側に見える白い糸状のものが植毛紙の毛です。両面テープ貼りだったので、エタノールで溶かしながら取り除いたのですが、なかなか隅の方は取り辛いです。

隅以外のところは写りこんでいないようです。βのところを拡大すると…



↑こんな感じです。




2. 新たな問題

植毛紙の写りこみはなくなったのですが、しかし、新たに問題が



↑この写真のオレンジの矢印でさしているあたりだとわかりやすいのですが、帯状に明るい線が入っています。エタノールで両面テープの粘着を取る際に、地の部分の塗装がさらに剥げて光を反射しているのかもしれません。また、写真の上の部分と横の部分では帯の出方が違うことを考えると、フィルム室の枠のところの銀色の部分の角が光を反射しているのかもしれません(角以外の部分は陰になるはずだと考えてのことです。先に掲載した部品取りに使ったものの上下の枠の銀色の部分には前の持ち主によって黒く塗られた跡があります。前の持ち主は、フィルム面から離れて少し前にこの部分がくるので、ここが光を反射していると考えたのだと思います。もしくは、角の部分のついでに怪しいところは全部塗ろうといった考えでされているのかもしれませんが。ともかく、もしこの銀色の部分に問題があるとすれば私は角の部分がそうなのだと思っています)

そのうちいい塗料を見つけて、余裕が出来たら塗装しようと思います。なんとなれば、性格上、早急にやろうなんてすると絶対失敗するので。とりあえず、今は忘れておこうと思います。ただ、もし、いい塗料を知っている方がいらしたら、是非、ご教示ください。情報お待ちしております。




追記(2008.11.16)

植毛紙を剥がした後の塗装の剥げていたところを塗装しました。詳細は内面反射防止の為につや消し塗装をしてみましたに載せました。


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