(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々

補聴器を通じて聞こえる音は、残念ながら、世界のすべての音ではない。障害があると、残念ながら「世界が狭くなる」のが現実だ。

こういう記事を読むと、なんとも情けなくなってしまいます。

2009年08月09日 04時59分22秒 | 毎日の日記いろいろ
苦境のマグロ基地・気仙沼、漁師が政治に不満

 全国有数のマグロ漁船基地・宮城県気仙沼市の気仙沼港。「政治に漁業は見捨てられた」と漁師の間に怒りや不満が広がる。世界同時不況で「派遣切り」が問題となったが、マグロ漁も国際的な漁獲枠規制強化の直撃を受けた。

 気仙沼港では今春、全国で最も多い遠洋マグロ船14隻、近海船6隻が減船となった。遠洋101人、近海22人が船から降りた。

 遠洋マグロ船の元機関長佐々木徹さん(59)は1年10か月間に及ぶ漁から帰港したところで、船を降りることを余儀なくされた。「政治は生活を支えてくれなかった」と吐き捨てるように語る。「マグロを捕りたい」と仕事を探すが、求職がほとんどなく、再就職は決まっていない。

後略


日本は、国土のまわりは海です。
昔から、海で魚を捕って、それを食べて生活してきた民族です。
それなのに、漁業がこんな状態になってしまうなんて、根本的なところでおかしいです。

日本は、農業も危機的な状況にあります。
神話の時代から、豊葦原瑞穂の国と言われる豊かな稲作の国だった日本で、なぜ農業が危機に瀕するようなことになってしまったのでしょう。

結論的に言えば、歴代の政府が、第一次産業を重視せず、いいかげんに扱ってきた結果なんですね。
これって、日本の国の存立自体を否定するやりかただったんだと思います。
いま、そこからの転換が求められています。
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