(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々

補聴器を通じて聞こえる音は、残念ながら、世界のすべての音ではない。障害があると、残念ながら「世界が狭くなる」のが現実だ。

丼大手3チェーンによる値下げ競争が過熱

2010年04月11日 05時28分47秒 | 毎日の日記いろいろ
競合激化のもとで値下げするというのは、売り上げを伸ばすというより、来店数を確保したいというのが中心になる目的でしょう。
値下げにより来店数が増えても、対抗はすぐ対応し、より以上の値下げをしますから、増えた来店数は、すぐに元に戻ります。
結局、値下げした分、利益を減らしただけのことです。

これの繰り返しなんですけど、どこまでいくんでしょうか。
自分で自分の首を絞めてるんですよね。

記事では、現段階では赤字だろうという書き方ですが、たぶんそうでしょうね。
そして、もうしぼるものがない状態になってきてると思います。

江戸時代、「百姓は、生かさぬように、殺さぬように」という事がありました。
従業員を百姓になぞらえるのは不適切でしょうか。

<牛丼大手3チェーン>見えぬ勝者 値下げ、反動懸念も

牛丼大手3チェーンによる値下げ競争が過熱している。節約に走る消費者をつなぎ留めようと、期間限定ながら250~270円の安さを打ち出し顧客を奪い合う。しかし、かつて低価格バーガーで世間を驚かせたマクドナルドが最近では高価格商品で支持を集めるなど、外食産業で価格頼みの戦略は限界を見せ始めている。牛丼戦争は、勝者なき最終消耗戦に入るリスクと背中合わせだ。【浜中慎哉】
 吉野家がキャンペーンを始めて3日目の9日正午過ぎ。チェーン一の売り上げを誇る東京都千代田区の有楽町店前を訪ねた。普段より110円安い牛丼を求め、サラリーマンら約50人が店外に列を作っていた。同店をよく利用する警備会社勤務の大塚誠之助さん(72)は「昼は毎日外食なのでうれしい。浮いた110円は小遣いの足しにします」と話す。
 吉野家が期間限定で大幅に価格を引き下げたのは、ライバル2社の値下げ攻勢に苦戦しているためだ。すき家と松屋は昨年12月、並盛りの通常価格を、それぞれ280円、320円に値下げした。しかし、吉野家は「高価な米国産牛を100%使っている」ため追随しなかった。その結果、3月の既存店客数が前年比22・3%減と顧客離れが加速した。
 今月6日には、他業態の不振もあって10年2月期の連結業績予想を下方修正し、89億円の最終(当期)赤字を見込む。業績悪化の責任を明確にするため、安部修仁・吉野家ホールディングス社長らの役員報酬を減額する事態となっている。
 反転攻勢のための期間限定値下げだが、キャンペーン発表後、すき家と松屋が吉野家より安くする期間限定販売を発表。吉野家の「最安期間」は2日間だけになってしまった。吉野家は「競合するのは、コンビニエンスストアやマクドナルド。(値下げ競争の)影響はゼロではないが小さい」(広報)と冷静さを強調するが、キャンペーン終了後の反動など懸念材料には事欠かない。

このあと略
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