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保守記事.144 ファンダメンタル

2006-12-14 11:53:23 | 記事保守
キリストジョークで停学事件、最高裁に
[ワシントン 3日 ロイター] 「Bong Hits 4 Jesus(キリストにマリファナ)」と書いた旗を掲げた生徒に高校の校長が停学を命じたのは言論の自由の侵害にあたるか否か、判断は最高裁判所に持ち込まれることになった。

ジョセフ・フレデリック被告は、旗の文章は意味のないおふざけにすぎず、2002年1月、オリンピック聖火リレーがアラスカのジュノーの学校を通りすぎる際にテレビ中継に映ろうとしただけだと主張している。

しかし学校の職員たちは「bong hits」がマリファナを吸うことを意味していると言う。デボラ・モールス校長は、旗がドラッグ違法使用を推奨し高校の教育方針を侵害しているとして、フレデリックに10日間の停学を言い渡した。

当時18歳のフレデリックが学校の向かいの公道に立って旗を振っていたところ、モース校長が旗を奪い取った。聖火リレー見物のため、授業は休みになっていた。

フレデリックはこれが言論の侵害であり金銭的な損害があったとして訴訟を起こし、停学の記録から削除を求めていた。

連邦裁判所は訴えを退けたが、控訴裁判所はフレデリックを支持し、校長に責任があるとした。

控訴裁判所は「学生たちが政府の方針とは反対の見解を示しているからといって、学校が学生の言論を検閲することも罰することもできない」との見解を示した。

校長とジュノー高校委員会は、公立学校が学生による違法物質の使用を推奨するメッセージの表示を禁止するのは合憲だとして、最高裁判所に控訴した。

かつてはホワイトウォーター土地取引とモニカ・ルインスキーのセックススキャンダルに関してビル・クリントン元大統領を捜査した特別検察官で、現在はカリフォルニアのペパーダイン法学院の校長を務めるケネス・スターが、この件を最高裁に持ち込んだ。

「本件は国内すべての学校長と管理者にとって死活問題となるでしょう」と、スターは述べた。

フレデリックの弁護士ダグラス・メルツは、学生が学校の敷地外で、学校とは直接関係のないイベントで表示したメッセージに関して 学校が学生を罰することはできないと述べた。

学校側はフレデリックの行為が学校としての活動の邪魔にはなっていなかったことを認めた、とメルツは言う。

2月末に最高裁判所で口頭弁論が行われ、6月までに判決が出される予定だ。


Xマスツリーは不適当?~空港が「宗教上の理由」で一時撤去
 ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港が最近、「宗教上の理由」から空港内のクリスマスツリーを一時撤去したことで、公共の場所でのツリー設置の是非論争が再燃している。

 AP通信などによると、ユダヤ教のラビ(宗教指導者)が数週間前、ツリーの隣に大きなユダヤ教のメノラ (枝分かれしたしょく台)を置かなければシアトル港湾局を訴えると警告したのが撤去のきっかけとなった。空港当局は9日、宗教の多様性に配慮し、ツリーと メノラの併設ではなくツリーをすべて撤去することに決めて実行した。

 ところが、直後から空港当局にはツリー復活を求める電子メールが殺到。一方、キリスト教の伝統行事に由来するツリーを公共の場に設置するのは「政教分離の原則に反する」との批判も以前からくすぶっており、論争となった。

 ただ、ツリー撤去が大きく報じられると、ラビは「提訴しない」と態度を変えた。このため空港当局は11日、再びツリーの飾り付けを始めた。 

 宗教色を弱めようとクリスマスツリーを「ホリデイツリー」と呼び、年末商戦で「Merry Christmas」でなく「Happy Holidays」の表示を使う動きもあるが、これにはキリスト教保守勢力が反発している。小売り世界大手のウォルマート・ストアズも、ことしは 「Merry Christmas」を復活させている。

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