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保守記事.185-2 ナベの一声

2007-03-22 14:19:24 | 記事保守
今秋希望枠存続濃厚に高野連が激怒(日刊スポーツ) - goo ニュース
 アマチュア球界が再び激怒した。プロ野球の代表者会議が21日、裏金問題が発覚した西武を除く11球団で都内のホテルで開催され、08年度ドラフトの希 望枠撤廃で合意したが、今年に関しては現行制度を継続する方向で固まった。希望枠の即時撤廃を申し入れていたアマ側は猛反発。日本高野連の田名部和裕参事 (61)は全日本大学野球連盟、社会人を統括する日本野球連盟と連絡を取り、大阪市内で会見。「中途半端な結論に失望している。アマ3団体が納得できるま で、応じるつもりはない」と断固とした姿勢を見せた。最悪の場合、アマチュア側が今秋ドラフトをボイコットする可能性が出てきた。

  プロアマ関係が再び断絶の危機に陥った。午後7時過ぎに、日本高野連・田名部参事はコミッショナー事務局から代表者会議の内容を聞き、耳を疑った。08年 度の希望枠撤廃は合意に至ったが、07年は継続審議。今年は現行制度を続行する可能性が高まった。「なぜ今年に撤廃とならなかったのか。中途半端な結論に 失望している。この結果は断じて受け入れられない」。すぐに大学、社会人の両連盟と話し合い、断固拒否の姿勢をコミッショナー事務局に伝えた。

  プロ側への不信感がさらに増した。16日のプロアマ協議会では広島が欠席し、撤廃の確約は得られなかったが好感触はあった。「今年から撤廃が決まると思っ ていた。16日に納得いく説明があれば分かるが、その種のことは一切なかった。(プロ各球団で)いろんな意見があるというが、夜を徹してでも決めるべき だ」。田名部参事はそう怒る。プロ側に裏切られた気分で、継続審議は全く予想もしなかった。

 このまま、プロ側が煮え切らない態度を続けた場合、最悪の展開に発展する恐れが浮上した。

 「プロ野球は、ドラフト制度がアマの協力なしに成立しないと分かっていないのか。アマ3団体が納得できるまで、応じるつもりはない。プロ側は全選手が取れないという事態も困るでしょうが、それぐらいのつもりでやらないといけない」。

 田名部参事はアマ側がドラフトをボイコットする選択肢さえにおわせた。プロ側のドラフト指名をいかなる選手も一切認めないというもの。選手の進路を考えると、現実的な話ではないが、アマ側の強い姿勢を物語っている。

 日本高野連には「切り札」がある。田名部参事は04年1月に川島広守前コミッショナーと交わした覚書があることを明かした。「ドラフト制度を変更する場合は高野連の同意を必ず入れる」という内容の文言が盛り込まれている。

  高野連は希望枠に関して一貫して反対姿勢を貫いてきた。大学、社会人の各連盟が受け入てきたため、容認する形をとってきたが、今回両連盟も撤廃で意見が一 致した。2年間の暫定ドラフトが終わり、新たな制度を確立する上で、希望枠の存続が決定した場合、高野連はは同意しない。「覚書が効力を発揮することにな る」と田名部参事は言い切った。

 アマ側の強い訴えをプロ側はどう受け取るか。今後の対応を誤れば、野球界はさらに混迷の色合いを深めていく。

【過去記事】保守記事.185 結局、ナベの一声


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