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保守記事.350-13 お菓子な狂騒曲

2015-01-31 11:12:00 | 記事保守

韓国ポテトチップ狂騒曲…「日本のパクリ」「竹島陰謀論」浮上

2015.1.14 18:00

 韓国で「ハニーバターチップ」というポテトチップが爆発的ブームを呼んでいる。極端な品薄状態から陰謀説や詐欺まで巻き起こった。日本の製菓会社 との合弁工場で生産されていることから「日本製のコピーだ」との声に加え、売り上げは、竹島を「日本の領土にする運動資金に充てられる」といった根も葉も ない噂まで流れた。日本でも「元祖」といえる製品が売り出されており、わざわざ日本で買いあさる韓国人も現れ始めた。(桜井紀雄)

■1カ月待ち、暴利販売に振り込め詐欺まで

 「ハニーバターチップを手にするのは、天の星を取るほど難しい。最近は、食べたという人を目にできず、買えなかったという声だけが聞こえてくる。こんな品薄現象はこれまで見たことがない」

 大手韓国紙、東亜日報の論説委員は昨年12月、ハニーバターチップのブームについてコラムでこう記した。

 複数の韓国メディアによると、スーパーでは、開店前から行列ができ、一瞬で売れ切れになる。コンビニエンスストアを何軒回っても購入できず、店舗によっては「購入待ち名簿」に記載し、1カ月近く待たされるケースがあるという。

 韓国大手菓子メーカーのヘテ製菓が昨年8月に発売したが、元KARAのニコルやRAINといった芸能人らが「その甘さにハマッた」などとSNS(交流サイト)上に書き込んだことも相まって人気が加速した。

 月間売り上げが10億ウォン(約1億円)を超えると、ヒットといわれる韓国菓子市場にあって、昨年11月の売り上げは約78億ウォンを記録。昨年末までに200億ウォンを突破する空前のヒットとなった。

 入手したハニーバターチップの写真を“戦利品”としてSNSにアップすることが流行し、ある女性は「食べたかったというより、手に入れたことを自慢したかった」とメディアに答えた。手に入らない“レアさ”がブームに拍車を掛けているのだ。

 60グラム入り1500ウォン(約160円)、120グラム入り2500ウォン程度だが、あまりの人気にインターネットオークションでは、3、4 倍の高値で売られ、ニュース専門チャンネルのYTNによれば、他の菓子と抱き合わせ販売し、配送料込みで1万6000ウォンの暴利をむさぼる店もある。

 配送途中での窃盗事件に加え、ネット上で「まとめ売りします」と書き込み、代金を振り込ませたまま、連絡を絶つ“振り込め詐欺”まで横行しているという。

■ロゴが呼んだトンデモ説 韓国にパクリでない菓子は?

 ヘテ製菓側は「24時間3交代制で工場をフル回転させ、生産に当たっている」と釈明する。それでも、あまりの手に入らなさへの不満を反映するかのように、ネット上では、根拠のないさまざまな噂が飛び交った。

 「製造工場が火災になり、生産がストップした」「話題作りのために、販売元が故意に生産量を制限している」といった噂から、病み付きにさせるために「隠し味に麻薬を使っている」「政府が数十年かけて開発した製法を授けた」といったトンデモ説まで登場した。

 極め付きは、「ハニーバターチップを食べることは、独島(トクト=竹島の韓国名)を日本に譲り渡す行為だ」といった突拍子もない非難だ。

 ハニーバターチップは、ヘテ製菓と日本の菓子大手カルビーの合弁工場で生産されている。パッケージにも「ヘテ」と並んで「カルビー」のロゴが大きく表示されている。

 この提携関係から「収益の一部が独島を日本の領土に編入しようとする日本の極右派の運動資金に使われる」という主張だ。

 ここまで極論でなくとも、ネット上には、「日本の製品を丸々コピーしただけじゃないか」や「韓国に日本の菓子をパクっていないものがあるか」といった冷ややかな声が書き込まれた。

 ハニーバターチップのヒットを受け、ヘテ製菓関係者が「マイチュウ以来、10年ぶりのヒット製品だ」と韓国紙に語っているが、このマイチュウからして、日本のソフトキャンディー「ハイチュウ」を模したものだ。

 その他、韓国の国民的菓子といわれる「セウカン」は日本のスナック、かっぱえびせんと丸々同じ。チョコスナック、ポッキーに似たペペロなど、日本製と酷似した菓子は枚挙にいとまがない。元祖が日本製でない菓子の方が珍しいといえば、言い過ぎだろうか。

■ハニーバター難民が行き着く先は「本家の国」日本

 ともかく、企業イメージに関わる問題であり、ヘテ製菓側は、さまざまな風聞に対して、全て「根も葉もない噂だ」として否定し、火消しに努めた。

  「竹島資金説」に関しては、韓国のスポーツ紙に、合弁工場で生産しており、「収益の一部はカルビー側に渡る」ことを認めながらも、「ハニーバターチップは ヘテが独自に開発した製品であり、ロイヤルティーは支払われず、日本側に渡る収益は大きくない」と説明。竹島資金説を「根拠がない」ときっぱり否定した。

  ヘテ側は、別のメディアに「1年9カ月の研究期間に数多くの試行錯誤を重ねて見いだした韓国的味だ」とオリジナル性を強調もしていた。韓国の経済紙は、人 気の秘訣(ひけつ)について「何より差別化された味だ」とし、しょっぱさ一辺倒だったポテトチップ市場で、ハチミツの甘さで勝負し、「固定観念を覆した」 とまで手放しでたたえた。

 しかし、日本で、提携先のカルビーから昨年12月に冬季限定の「ポテトチップス・しあわせバター」の販売が始まってから、ブームの風向きが微妙に変わり始めた。

 韓国メディアは、「わが国では入手できないハニーバターチップが、日本のコンビニに山積にされている」と伝えた。ほぼ同じ味が入手できると、韓国の“ハニーバター難民”たちが、日本のしあわせバターに熱いまなざしを向け始めた。

 韓国紙、ソウル新聞は、東京発の報道で、日本への韓国人旅行客や留学生らがしあわせバターを買い求めようとする一方、日本でも品薄状態が生じているもようを伝えている。

 ハニーバター難民が、日本在住の知人らに、しあわせバターのまとめ買いを依頼したり、日本のオンラインショッピングで大量注文したりする現象も起き、韓国のネット上で高値で転売する猛者もいるという。

■オリジナル? いえ「日本がベースです」…悲しき日本隠し

 ハニーバターチップと、しあわせバターを食べ比べた人たちの感想では、双方、ハチミツとバター風味が決め手であり、「日本版」は隠し味にチーズを使っているなど、少しの違いを除いてほぼ同じ味だという。

 それでも、ヘテ側は韓国紙に「全世界の200~300余りのポテトチップ製品を参考にしており、しあわせバターは参考の一つに過ぎず、剽窃(ひょうせつ)ではない」と断固として韓国オリジナルの味だとの姿勢を崩していない。

  しあわせバターは2009年にテスト販売され、11年以降、冬季限定商品として販売されてきた。発売元のカルビー広報部に取材すると、「しあわせバターが 先にあり、ハニーバターチップは、それをベースに開発したもの。ヘテ製菓がシーズニング(調味)をアレンジした」との答えが返ってきた。

 両者を味比べした韓国人らが日本が「元祖」と感じているように、純粋に「韓国オリジナル」と主張するには無理があり、「日本生まれの味」と理解した方が自然なようだ。

 パッケージに堂々とカルビーのロゴを入れているのだから、そこまで「オリジナルだ」と意固地にならなくても「日本の会社と協力した新しい味だ」とアピールしてもいいものを…。

 こと、日本絡みになると、バッシング対象ともなり、企業側も自己防衛のために「日本隠し」に回る。これだけのヒット商品の陰でも、韓国社会の悲しい性が垣間見える。

 ハニーバターチップをめぐっては、マレーシアの格安航空会社、エアアジアの会長が昨年12月にこんな発言をしたことが物議を醸した。

 「韓国ではハニーバターチップというお菓子が人気だそうだが、エアアジアでは、機内サービスとして提供したい。ハニーバターチップは袋ごと提供されるので、皿に盛ることはないだろう」

 大韓航空機の前副社長が、機内サービスに出すナッツを皿に盛らずにファーストクラスの乗客に提供したと、責任者を怒鳴り付け、搭乗機を引き返させた上、責任者を降ろさせた、いわゆる「ナッツ・リターン」事件を痛烈に皮肉ったのだ。

 そのエアアジア機が墜落事故を起こした後、韓国メディアは、この会長発言を蒸し返して報道した。

 ナッツ・リターン騒動同様にハニーバターチップをめぐっても、ニュースのタネが尽きることはなく、当分、騒ぎは収まりそうにない。

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