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保守記事.42 「罰金30万」の効果も薄れ。。。

2006-08-29 09:48:46 | 記事保守
叫ぶ母、わが子捜し4度海中へ 福岡3児死亡事故

 両親は必死に救出しようとした…。福岡市東区の「海の中道大橋」で、25日夜発生した幼児3人が死亡した家族5人車転落事故。4回海に潜り、沈んでいく RV内から何とか2人の子どもを救い出した母。立ち泳ぎで子どもを抱きかかえ救助を待った父。しかし、陸に上がったわが子の体は冷たかった。海中から見つ かったもう1人の子どもも、助けてあげることはできなかった。愛(いと)しい3人を一度に失った両親は、ただ泣き崩れた。

 「ヘッドライトがまぶしいと思い、ルームミラーを見ると猛スピードで車が接近して来た。直後にものすごい衝撃と体に痛みを感じた」。大上哲央さん(33)は救助された後、事故の様子を親族らにこう話した。

 哲央さんは追突直後の記憶が、そこでいったん途切れている。気が付いたときは海面に浮いていた。どうやって車外に逃れたのか覚えていない。

 視界の中には頭部分を海中に突っ込んだかたちで転落したRV。後部荷台の窓ガラスは追突の衝撃からか大破していた。「子どもが! 子どもが! 」。大声で叫んでいた哲央さんの妻かおりさん(29)はそこから車内に潜り込んだ。

 哲央さんが運転、かおりさんが助手席。3人の子どもは後部座席に乗っていた。1回目。かおりさんは長女紗彬ちゃん(1つ)を車内から引き出し、哲央さん に引き渡す。2回目。二男倫彬ちゃん(3つ)も引き渡せた。3回目。残る長男紘彬ちゃん(4つ)を引き出そうとするがうまくいかない。車が沈み始める。い かないで…。すがりつくように4回目に挑んだ。だが、海中に沈んでいった。

 レスキュー隊員が投げ入れた浮輪にしがみついた大上さん夫妻。叫び声が夜の海に響いた。「もう1人中にいる! 助けて! 助けて! 」。2人の子どもを 抱えたまま、通り掛かった漁船に救助された哲央さんとかおりさん。紘彬ちゃんも26日午前2時前に海中から引き上げられ、子ども3人は福岡市内の2つの病 院に搬送された。しかし、だめだった。「ひろー」「ともー」-。治療室のカーテン越しに、わが子の名を呼ぶ哲央さんの叫び声が響いた。

=2006/08/26付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 8月26日17時0分更新

福岡市、五輪招致イベントも中止 飲酒事故で抗議殺到


  2006年 8月29日 (火) 07:38

 福岡市東区の「海の中道大橋」で飲酒運転した福岡市職員の乗用車がRV車に追突して幼児3人が死亡した事故で、福岡市の山崎広太郎市長は28日 夕、記者会見し、酒酔い運転した職員はすべて免職とするよう内部指針を厳罰化する方針を示した。橋のガードレールが歩行者用で強度が足りなかった点を踏ま え、約2千カ所の橋の点検も始めた。一方、職員逮捕に市民の批判は収まらず、30日の五輪の国内候補都市決定を前にイベントも相次ぎ中止になるなど、招致 活動にも影響が出ている。

 市は従来、「酒気帯びで免職、停職、減給のいずれか。酒酔いで免職か停職」と内部指針で定めていた。だが、05年度に4人が道交法違反で停職。 06年4月にも男性職員1人が停職になるなど後を絶たず、今回、「酒酔いは免職」に変更する。酒気帯びについては今後検討するという。

 総務省によると、道路交通法違反で懲戒処分を受けた全国の地方公務員は04年度に2031人。そのうち免職は61人という。市人事課は「厳罰化で違反者をなくしたい」としている。

 ガードレールについては、現場と同じく歩道がある橋を対象に設置状況を確認する。各区役所職員も動員し、早ければ今週中に終えるという。

 事故への批判は28日午後5時までにメールや電話で約900件に及んだ。多くは職員の監督不足などを指摘する内容で、山崎市長は「市民の怒りが強い。当然のことと受け止める」と話した。

 こうした批判は五輪の招致活動に影響を与えている。福岡・九州オリンピック招致推進委員会が29日昼に予定していた「決起大会」に加え、国内候補都市に選ばれた場合の「祝勝会」の中止を決めた。山崎市長は「誤解を与えかねないという意味で」と説明した。

 市広聴課によると、市民からは、「この際、五輪招致を中止すべきだ」との批判も多く寄せられているという。これについて、山崎市長は「冷静に切り 離して考えて頂きたい」と述べ、日本オリンピック委員会(JOC)の選定そのものへの影響については「性格が違う。心配しておりません」と強調した。


車転落3児死亡 悲惨な事故直後なのに… 飲酒運転55件摘発 福岡県警取り締まり (西日本新聞) - goo ニュース
 福岡県警は28日夜から29日朝にかけて実施した、県内41カ所での飲酒運転一斉取り締まりの結果を、同日発表した。福岡市東区での、飲酒運転による幼 児3人死亡事故を受けての取り締まりだったが、悲惨な事故が大きく報じられた直後にもかかわらず55件が摘発されるなど、モラルの低さを浮き彫りにした。

 摘発されたのは酒酔い運転が1件、酒気帯び運転が54件。飲酒運転の基準値には達していないが、呼気中にアルコールが確認され警告した件数は75件に上った。無免許など、その他の法令違反は266件。

  取り締まりは警察官450人を動員し、福岡、北九州両市など県内の繁華街や主要幹線道路などで実施。事故現場に近い同区香椎浜の交差点では、福岡東署の署 員ら約40人が取り締まりにあたり、無免許運転2件を摘発した。県警交通指導課の柴尾美敏次席は「悲惨な事故の後でも酒を飲んで運転するドライバーは減っ ていない。今後もしっかり取り締まっていく」と話している。

=2006/08/29付 西日本新聞夕刊=


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