どうでもいいです、の話

「どうでもいい」トピックスを載っけていたり、公記事の保守をしたしするページです。

保守記事.407 大人のいじめ

2013-02-07 09:55:19 | 記事保守

橋本聖子氏「告発選手名の公表を」


 自民党の橋本聖子参院政審会長は6日午前、柔道女子日本代表での暴力問題を告発した選手15人の名前は公表されるべきだとの認識を示した。党参院議員総会で「長年のいろいろな問題を訴えることには非常に大きな責任がある。選手一人一人が理解しなければいけない」と述べた。

 橋本氏は日本オリンピック委員会(JOC)理事で、選手の聞き取り調査をするためにJOCが設置した「緊急調査対策プロジェクト」のメンバーを務める。

 総会では「プライバシーを守ってもらいながらヒアリングをしてもらいたいというのは、決していいことでない」と指摘。「あまりにも選手のプライバシーを守ろうとする観点から、15人の選手が表に出ていないことをどう判断するか。非常に大きな問題だ」と語った。

 5日の自民党スポーツ立国調査会の会合でも、調査がしくにい点などを理由に告発選手名の公表を求める声が出ていた。

 [2013年2月6日12時20分]

 

園田前監督「余計なこと言ったな」、選手どう喝

 女子選手への暴力行為で辞任した園田隆二・全日本女子前監督(39)が、全日本柔道連盟(全柔連)の調査に暴行を認めた後の昨年10月下旬、海外遠征先で、最初に被害を訴えた選手を「余計なことを言いふらしているらしいな」などと、どう喝していたことが5日、明らかになった。

15人連名による集団告発にはこうした背景があった。

 全柔連などによると、昨年9月下旬、1選手が実名で園田前監督の暴力行為を通報し、10月上旬に連盟幹部が事情を聞いた。前監督は大筋で通報内容を認めたが、10月下旬にブラジルで行われた国際大会に遠征した際、この選手を口頭で厳しく責め立てたという。

 以前から園田前監督ら強化体制に不満を持っていた選手たちは、この話を伝え聞き、謝罪もせずに高圧的な態度を取る前監督への怒りを増幅させたという。全柔連は11月10日までに前監督に始末書を出させて沈静化を図ったが収まらず、選手たちは翌11日付で告発文書を作り、日本オリンピック委員会(JOC)に提出した。

 選手側の代理人弁護士は、「現在、JOCなどが調査中なので詳細は控えるが、一連の流れについてもしっかり調べてもらえると思っている」としている。
(2013年2月6日07時46分  読売新聞)

 

女子柔道告発15選手「見せ物にされた」



 柔道女子日本代表の国際強化選手15人が、怒りのメッセージを発表した。全日本柔道連盟(全柔連)の臨時理事会を翌日に控えた4日、大阪市内で15人の代理人となった辻口信良(65)岡村英祐(33)の両弁護士が、問題発覚後初めてとなる選手の声明を文書で公開した。園田隆二監督(39)の辞任だけでは問題点が明らかにされていないと指摘し、昨年5月のロンドン五輪代表選手発表について問題視。強化体制を抜本から見直すなどの改革を求めた。

 15人のメッセージには、怒りが込められていた。暴行告発発覚後、初めて選手サイドが声明を発表した。全柔連の臨時理事会を翌日に控えたタイミングで、園田前監督の辞任だけで問題を終わらせない、強い決意がにじんだ。

 「なぜ指導者の側に選手の声が届かなかったのか、選手、監督・コーチ、役員間でのコミュニケーションや信頼関係が決定的に崩壊していた原因と責任が問われなければならないと考えています。前強化委員会委員長をはじめとする強化体制や、その他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督(園田氏)の責任という形をもって、今回の問題解決が図られることは決して私たちの真意ではありません」

 代理人の辻口弁護士によれば、選手たちは、園田氏の監督辞任について「やむをえないですよね」と答えた上で「園田先生だけじゃないですよね」と話したという。辻口弁護士は、全柔連トップの責任について「彼女たちが具体的にいっているわけではない」と前置きした上で「体制そのものへの不満があった。園田さんが責任を一身に背負って幕引きできればいいと思っているなら勘違いでして、選手たちはそう思っていない」と口にした。

 声明の中には「前強化委員会委員長」という表現で、吉村和郎氏を名指しもした。メッセージでは5月のロンドン五輪代表選手発表を問題視。テレビが中継する前で、会場に集められた複数選手の中から吉村氏が代表を発表した。辻口弁護士は「見せ物のようにさらされた。選ばれた人もたまらない。さらに明らかに(代表が)わかっているケースでも呼ばれた。柔道へのリスペクトが全く足りない」と厳しく指摘した。ただその吉村氏は昨年10月に強化委員長を退任し、新設された強化担当理事というポストに“昇格”。「個人名」が出てきただけに選手サイドの不満は大きいことが予想される。

 辻口弁護士によると、1月20日ごろに選手側から「必死で訴えているが、どうもうまくいかない」と相談を受けた。数日後に15人中12人と東京で対面し、代理人となった。選手たちは現時点で訴訟などは考えておらず、全柔連に「指導体制の抜本的な見直し」を求めるとした。また「民主的で風通しのいい柔道界になっていただけるようにしていただきたい。全柔連の理事で女性が1人もいない。国際基準から見ても圧倒的に変」と話し、女性の登用も提案する。園田氏の辞任だけで、問題の幕引きはさせない構えだ。【益田一弘】

 [2013年2月5日9時16分 紙面から]

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿