海猫日和

色々と思うこと,見たことについてとりあえず気の赴くままに書いてみる.

銚子電鉄探訪記(6) とうだいは狭き門

2007-01-16 | ちば
さて,やって来たのはデハ1002系.

西海鹿島を出て,海鹿島,君ヶ浜,犬吠と過ぎる.実は今回初めて犬吠を通過するのである.終点の外川には降りた事がないのだ.



外川駅から少し歩けば,外川漁港や銚子マリーナに行ける.今回はそこまでの時間はないため,駅の周囲を少し歩く.ぬれ煎餅の工場や水産加工会社などが並ぶ.その昔,外川は「澪つくし」というドラマの撮影地であったという.まあ,見た事もないので感慨にふけるべくもないが.

ただ,それをモデルにした「澪つくし号」という列車は外川駅の引き込み線にデハ1001と共に停車中であった.この車両はオープン遊覧車であり,現在では4月から10月までの間に1日1往復だけ運行されている.当然,雨天時は運行しない.


少し待ち,折り返し銚子行きに乗り込む.

次は犬吠へ.



10数年ぶりに降り立つ犬吠駅には,やはり懐かしさが込み上げる.結構な人数がおり,売店のおばちゃん達はてんやわんやである.ぬれ煎餅は売り切れとの貼り紙があり,さっき買っておいて良かったと思う.


ぬれ煎餅はこうして手焼きで1枚1枚つくられている.



とりあえず,駅舎が混んでいるので先に犬吠埼に行って来ることにした.

水族館を過ぎ,犬吠埼灯台が見えてくる.



これも今回は寄る時間がない.混んでいるので灯台にも登らない事にした.やはりとうだいは狭き門なのだ.売店をのぞくが,ここでもぬれ煎餅は売り切れのようだ.すごい人気である.

広場ではスズメが砂浴びをしており,近くの木立ではモズやメジロがうろうろしている.

 

冬の日は短いため,あまり長居はせずに犬吠駅へ引き返す.



駅は少し人が減ったか.

とりあえず売店に並んで,弧廻手形についている引換券でぬれ煎餅を1枚いただく.



・・・うまい.



ものはついでである.「でんでん酒」と「濡れカステラ」なるものを勢いで購入.

三脚などぶら下げているからだろう.地元の方に色々と話しかけられる.北海道から来たというとちょっと驚かれた.相当な物好きに思われたのだろう.


まあ,否定はしませんけど.


その後,15時過ぎの銚子行きに乗り,犬吠駅をあとにした.


・・・つづく.

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