先日のコメント欄に出てきていたのでちょいとネタにしてみよう.
ポタモゲトン
何やら怪獣のような名前だが,これはれっきとした水草の名前(属名)である.まあ,そんなこと言うと,爬虫類やら魚の学名でもこんな感じのはあったと思うし,関係ないところで言えば,丼ものだってそうだろう.プルコギ丼とか.カタカナに直すとプルコギドン.怪獣みたいですね.
ええ,話を戻しまして.
正式には,被子植物門(Magnoliophyta)単子葉植物綱(Liliopsida)オモダカ目(Alismatales)ヒルムシロ科(Potamogetonaceae)の中の,ヒルムシロ属(Potamogeton)のことを指す.ちなみに人間は,脊索動物門(Chordata)哺乳綱(Mammalia)霊長目(Primate)ヒト科(Hominidae)ヒト属(Homo)に属する,ヒト(Homo sapiens)という生物なわけだ(本当はもうちと細かく分かれているのだが,めんどいので一部省略).現代において生物には,基本的にこういう位置づけで種として名前が付いている.これはリンネという人によって提唱されたもので,属名と種小名の2つで種を表すので,これを「2名法」という.
なんだか落語の「じゅげむ」みたいだが,分類というのはそういうもんなので仕方ない.
じゅげむじゅげむごこうのすりきれz(ry
だからっていきなりじゅげむの暗唱始める奴があるかい.
さて,話がそれたので戻そう(またかよ).
で,このポタモゲトン,というかヒルムシロ属だが,ヒルムシロと聞いてパッと姿が浮かぶ人はまずおるまい.茎は細く,葉は対生(互生でした.すみません).水面に楕円形の浮き葉を出すもの(ヒルムシロ,ホソバミズヒキモなど)と,浮き葉を出さない種(エビモなど)がある.名前の由来としては,ヒルがこの葉の上で寝るからヒルムシロなんだそうですが,・・・ホンマかいな.
ちなみに簡単に水草を型に分けると,湿地性,沈水性,抽水性,浮葉性,浮遊性に分けられる.簡単に説明を付けると,湿地性というのは根元が水に浸かっているだけで,あまり陸上植物と変わらない.抽水性は,根は水底にあって茎や葉を伸ばして水面上に出るタイプ.浮葉性は,根は水底に着いていて葉を水面に浮かべるもので,浮遊性とは,根が固定されていないもので,全体が水に浮いているもの.沈水性とは,全体が水に浸かっているものと言える.どれもこれも例外もあるし,これでかっちり分けられるかというと,そうでもない.科や属と言った分類とも一致しないところが多い.が,おおざっぱな目安と言うことで.
つまり,ヒルムシロ属には,沈水性のものと浮葉性のものがあると言うことですね.
うーん,話が纏めづらくなってきました.そしてあまり畑違いの事ばかり詳しくなってどうする俺.
まあ,面白そうなので別にかまわんのですが.
そんなわけで,ポタモゲトンというのはこういうシロモノなわけですが.ビオトープやらアクアリウムに多少は使われるそうなんですが,そっちはあまり知らないので割愛.なんだかんだと最近の世の中で湿地やら田んぼやらが減少していく中で,こうした水草というのも絶滅に瀕したり減ってたりするわけです.だからどしたと言われてもちょいと困るわけですが,色々な生き物がいるんですよと言うことで.
何か即効的に役に立つとか,そういうシロモノじゃないのは確かなんですが,役に立つたたねえはその辺に置いときまして,昔っから人の生活圏に近いとこにいたお隣さんなわけですから,こういう奴もいるんだなあ程度にでも認識していただけるとありがたい.
まあ,環境問題がどうのとそういう次元の話をする気はござんせん.何やら異次元な話よりは,今日をどうするかっつう話の方が基本だとは思うわけで.今がある程度よくなけりゃあ息がつまっちまうのも事実なんで,今さえ良けりゃいいのかと言う気もないですねえ.
結局その辺は一気に変わるわけでもないですし,価値観なんざ人それぞれ.私は此処で好き勝手に色々書きますが,何か影響があるとは思ってないです.ま,こういう若造の戯れ言を見たり聞いたりして,何か興味でも向けてもらえれば其れは其れでいいことですし,今まで関心が無さそうなところにちょいとでも目が向くようになれば其れもまた良し.こういうものはそれでいいんです.
ポタモゲトン
何やら怪獣のような名前だが,これはれっきとした水草の名前(属名)である.まあ,そんなこと言うと,爬虫類やら魚の学名でもこんな感じのはあったと思うし,関係ないところで言えば,丼ものだってそうだろう.プルコギ丼とか.カタカナに直すとプルコギドン.怪獣みたいですね.
ええ,話を戻しまして.
正式には,被子植物門(Magnoliophyta)単子葉植物綱(Liliopsida)オモダカ目(Alismatales)ヒルムシロ科(Potamogetonaceae)の中の,ヒルムシロ属(Potamogeton)のことを指す.ちなみに人間は,脊索動物門(Chordata)哺乳綱(Mammalia)霊長目(Primate)ヒト科(Hominidae)ヒト属(Homo)に属する,ヒト(Homo sapiens)という生物なわけだ(本当はもうちと細かく分かれているのだが,めんどいので一部省略).現代において生物には,基本的にこういう位置づけで種として名前が付いている.これはリンネという人によって提唱されたもので,属名と種小名の2つで種を表すので,これを「2名法」という.
なんだか落語の「じゅげむ」みたいだが,分類というのはそういうもんなので仕方ない.
だからっていきなりじゅげむの暗唱始める奴があるかい.
さて,話がそれたので戻そう(またかよ).
で,このポタモゲトン,というかヒルムシロ属だが,ヒルムシロと聞いてパッと姿が浮かぶ人はまずおるまい.茎は細く,葉は
ちなみに簡単に水草を型に分けると,湿地性,沈水性,抽水性,浮葉性,浮遊性に分けられる.簡単に説明を付けると,湿地性というのは根元が水に浸かっているだけで,あまり陸上植物と変わらない.抽水性は,根は水底にあって茎や葉を伸ばして水面上に出るタイプ.浮葉性は,根は水底に着いていて葉を水面に浮かべるもので,浮遊性とは,根が固定されていないもので,全体が水に浮いているもの.沈水性とは,全体が水に浸かっているものと言える.どれもこれも例外もあるし,これでかっちり分けられるかというと,そうでもない.科や属と言った分類とも一致しないところが多い.が,おおざっぱな目安と言うことで.
つまり,ヒルムシロ属には,沈水性のものと浮葉性のものがあると言うことですね.
うーん,話が纏めづらくなってきました.そしてあまり畑違いの事ばかり詳しくなってどうする俺.
まあ,面白そうなので別にかまわんのですが.
そんなわけで,ポタモゲトンというのはこういうシロモノなわけですが.ビオトープやらアクアリウムに多少は使われるそうなんですが,そっちはあまり知らないので割愛.なんだかんだと最近の世の中で湿地やら田んぼやらが減少していく中で,こうした水草というのも絶滅に瀕したり減ってたりするわけです.だからどしたと言われてもちょいと困るわけですが,色々な生き物がいるんですよと言うことで.
何か即効的に役に立つとか,そういうシロモノじゃないのは確かなんですが,役に立つたたねえはその辺に置いときまして,昔っから人の生活圏に近いとこにいたお隣さんなわけですから,こういう奴もいるんだなあ程度にでも認識していただけるとありがたい.
まあ,環境問題がどうのとそういう次元の話をする気はござんせん.何やら異次元な話よりは,今日をどうするかっつう話の方が基本だとは思うわけで.今がある程度よくなけりゃあ息がつまっちまうのも事実なんで,今さえ良けりゃいいのかと言う気もないですねえ.
結局その辺は一気に変わるわけでもないですし,価値観なんざ人それぞれ.私は此処で好き勝手に色々書きますが,何か影響があるとは思ってないです.ま,こういう若造の戯れ言を見たり聞いたりして,何か興味でも向けてもらえれば其れは其れでいいことですし,今まで関心が無さそうなところにちょいとでも目が向くようになれば其れもまた良し.こういうものはそれでいいんです.