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大井競馬の「競走経歴のある外国産馬導入」に対する反対緊急会議が開催

2007年02月02日 | 馬産地情報
大井競馬を主催する特別区競馬組合が「平成19年度から外国競馬出走経歴馬を導入する」と発表していることに対し、軽種馬生産者7団体は1日、羽田空港第一ターミナル6Fギャラクシーホールにおいて「反対緊急会議」を行った。

特別区競馬組合の計画要旨は下記3点。

 1、平成19年4月から、海外での競走経歴のある外国産馬の出走を認可する。

 2、毎年の移入頭数は20頭を上限とする。

 3、1馬主当たりの所有は3頭を限度とする。

特別区競馬組合は、「大井競馬は2004年から3年連続赤字決算が続いており、健全経営のために即効性のある対応策が必要。その1案として、1999年の第3次特別区公営競技振興対策協議会の答申にある<競走経歴のある外国産馬>導入を実現し、高レベルでエキサイティングなレースをファンに提供し、売上増を図りたい。」を導入の理由としている。

これに対し軽種馬生産者7団体は、「これまで、各競馬主催者と軽種馬生産者団体は<内国産馬主体の競馬と生産>を基本理念とし、長い時間をかけて共に築き上げてきた。しかし、今回のような突然の決定はそれを一方的に覆すものであり、国内の軽種馬生産基盤に大きな打撃を与え、国内生産を衰退させるものだ。」として断固反対を表明、既に申入書・要望書を提出している。

今回はその一環として反対緊急会議が行われ、参加者185名は会議後に大井競馬場に移動、競馬組合側に改めて要望書を提出した。



<参考>
 ・JBBA日本軽種馬協会
 ・東京シティ競馬
 ・馬時通信

by馬市ドットコム

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