余談ですが、netkeibaの「生産地だより(田中哲実氏)」で当サイトが紹介されておりました。ご期待に沿えるよう、これからも更新頑張ります。
5月14日(月)、船橋競馬場にて「千葉サラブレッドセール2007(2歳&1歳)」が開催された。
※ここでは、速報版の補足として、「競りの流れ」と「高額上位馬」などを、写真とともにご紹介します。「2007JRAブリーズアップセール」の連載も終わってないのですが、こちらも2回に分けてお伝えします。
午前8時から購買登録が開始され、早くから多数の購買関係者が購買登録を行った。
写真:購買登録受付所
写真:購買者休憩所
午前8時半から騎乗供覧が開始され、各馬は併走または単走で2Fからのタイムを計測した。購買関係者は、2Fのスタンドから各馬の動きを注意深くチェックした。
写真:騎乗供覧を見る購買関係者
昨年同様に好タイムが連発し、ラスト1Fタイムの内訳は、10秒台が4頭、1F11秒台が44頭、1F12秒台が12頭という結果だった。
参考までに、ラスト1Fタイムの一番時計は「No.13 ミスティウォーターズ2005(byコマンダーインチーフ)」がマークした10秒6、ラスト2Fタイムの一番時計は「No.22 Lady's Legacy05(by Pulpit)」がマークした23秒0だった。
>1Fタイム上位順リストはこちらから
写真:ラスト1Fタイム一番時計の「ミスティウォーターズ2005」(手前)
写真:ラスト2Fタイム一番時計の「Lady's Legacy05」
1頭の落馬はあった(ゴール通過後)が、特に大きなトラブルはなく、驚くほどスピーディに騎乗供覧が進んだ印象だった。そして、しばしの休憩を挟んだ後、比較展示が行われた。
写真:購買者休憩エリア
比較展示は、牡馬が馬場、牝馬が装鞍所に分かれて行われた。購買関係者は、動きの良かった馬を中心に、馬体や肢元の状態等をじっくりと吟味した。
写真:比較展示風景
そして、いよいよ午前11時から競りがスタート。吉田照哉市場長の「ご購買いただいた方には、富里スイカをプレゼント!」と笑いを誘う挨拶の後、世界の合田直弘氏の「上場馬解説」→松橋康彦氏の「名調子」という流れで競りが進行した。
ちなみに、購買登録者は昨年を大きく上回る132名を数えた。
写真:パドックを利用した競りステージ
写真:購買者席
最初に行われた「1歳市場」の結果概要は、上場頭数10頭(牡4頭、牝6頭)、売却頭数1頭(牡0頭、牝1頭)、売却率10%、売却総額(税込)525万円、平均額(税込)525万円だった。唯一購買されたのは、「No.10 テンタシオン2006(byサツカーボーイ)」で、500万円(税抜)で落札(落札者:(株)レーシングホースジャパン)された。
>各馬の結果一覧(番号順、種牡馬名順、高額順など)はこちらから
【1歳馬No.10 テンタシオン2006】
牝 鹿 2/19
父サツカーボーイ 母テンタシオン(母父エリシオ)
叔父セイコーサンデーは目黒記念(G2)3着など中央4勝馬。
落札価格(税別):500万円
落札者:(株)レーシングホースジャパン
販売申込者・育成者:(有)千代田牧場
2歳トレーニングセールの結果概要は、上場頭数59頭(牡37頭、牝22頭)、売却頭数36頭(牡23頭、牝13頭)、売却率61%、売却総額(税込)3億8,304万円、平均額(税込)1,064万円だった。
(ちなみに昨年は、上場頭数53頭(牡25頭、牝28頭)、売却頭数39頭(牡18頭、牝21頭)、売却率73.6%、売却総額3億8,025万7,500円(税込)。平均価格975万192円(税込)、最高額馬コーディングの2004(2,700万円(税抜)、byコマンダーインチーフ、購買者:中地エージェンシー)だった。)
>各馬の結果一覧(番号順、種牡馬名順、高額順など)はこちらから
今年度の最高額馬は、「No.22 Lady’s Legacy05(by Pulpit)」で、5,600万円(税抜)で落札(落札者:島川隆哉氏)された。
【2歳No.22 Lady’s Legacy05】
牡 青鹿 4/4
父Pulpit 母Lady’s Legacy(母父Matchlite)
兄リトルマットマンはレインズエンドS(G2)3着など米4勝馬。
落札価格:5,600万円(税別)
落札者:島川 隆哉 氏
販売申込者・育成者:(有)吉澤ステーブル
ちなみに当馬は、「Keeneland September 2006 Yearling Sale(No.251)」で、吉澤克己氏が235,000ドルで購買していた。父Pulpitの2007年度種付料は80,000ドル。
また、落札価格5,600万円は「千葉サラブレッドセール」では最高価格であるが、「トレーニングセール全般」の取引馬としては歴代4位タイとなる。
ちなみに、トレーニングセール歴代高額馬は下記のとおり。
1位:ALYCETTE1996(by SILVERHAWK)
→1998年度プレミアセール(No.98) 6,850万円
2位:MARY'SSPIRIT1998(by デヒア)
→2000年度プレミアセール(No.39) 6,800万円
3位:TWEAK1996(by CRAFTYPROSPECTOR)
→1998年度プレミアセール(No.01) 6,000万円
4位:ダイナフエザー1996(by ジェイドロバリー)
→1998年度プレミアセール(No.98) 5,600万円
次回Vo.2では、2歳馬の高額上位11傑をご紹介する。
by 馬市ドットコム
5月14日(月)、船橋競馬場にて「千葉サラブレッドセール2007(2歳&1歳)」が開催された。
※ここでは、速報版の補足として、「競りの流れ」と「高額上位馬」などを、写真とともにご紹介します。「2007JRAブリーズアップセール」の連載も終わってないのですが、こちらも2回に分けてお伝えします。
午前8時から購買登録が開始され、早くから多数の購買関係者が購買登録を行った。
写真:購買登録受付所
写真:購買者休憩所
午前8時半から騎乗供覧が開始され、各馬は併走または単走で2Fからのタイムを計測した。購買関係者は、2Fのスタンドから各馬の動きを注意深くチェックした。
写真:騎乗供覧を見る購買関係者
昨年同様に好タイムが連発し、ラスト1Fタイムの内訳は、10秒台が4頭、1F11秒台が44頭、1F12秒台が12頭という結果だった。
参考までに、ラスト1Fタイムの一番時計は「No.13 ミスティウォーターズ2005(byコマンダーインチーフ)」がマークした10秒6、ラスト2Fタイムの一番時計は「No.22 Lady's Legacy05(by Pulpit)」がマークした23秒0だった。
>1Fタイム上位順リストはこちらから
写真:ラスト1Fタイム一番時計の「ミスティウォーターズ2005」(手前)
写真:ラスト2Fタイム一番時計の「Lady's Legacy05」
1頭の落馬はあった(ゴール通過後)が、特に大きなトラブルはなく、驚くほどスピーディに騎乗供覧が進んだ印象だった。そして、しばしの休憩を挟んだ後、比較展示が行われた。
写真:購買者休憩エリア
比較展示は、牡馬が馬場、牝馬が装鞍所に分かれて行われた。購買関係者は、動きの良かった馬を中心に、馬体や肢元の状態等をじっくりと吟味した。
写真:比較展示風景
そして、いよいよ午前11時から競りがスタート。吉田照哉市場長の「ご購買いただいた方には、富里スイカをプレゼント!」と笑いを誘う挨拶の後、世界の合田直弘氏の「上場馬解説」→松橋康彦氏の「名調子」という流れで競りが進行した。
ちなみに、購買登録者は昨年を大きく上回る132名を数えた。
写真:パドックを利用した競りステージ
写真:購買者席
最初に行われた「1歳市場」の結果概要は、上場頭数10頭(牡4頭、牝6頭)、売却頭数1頭(牡0頭、牝1頭)、売却率10%、売却総額(税込)525万円、平均額(税込)525万円だった。唯一購買されたのは、「No.10 テンタシオン2006(byサツカーボーイ)」で、500万円(税抜)で落札(落札者:(株)レーシングホースジャパン)された。
>各馬の結果一覧(番号順、種牡馬名順、高額順など)はこちらから
【1歳馬No.10 テンタシオン2006】
牝 鹿 2/19
父サツカーボーイ 母テンタシオン(母父エリシオ)
叔父セイコーサンデーは目黒記念(G2)3着など中央4勝馬。
落札価格(税別):500万円
落札者:(株)レーシングホースジャパン
販売申込者・育成者:(有)千代田牧場
2歳トレーニングセールの結果概要は、上場頭数59頭(牡37頭、牝22頭)、売却頭数36頭(牡23頭、牝13頭)、売却率61%、売却総額(税込)3億8,304万円、平均額(税込)1,064万円だった。
(ちなみに昨年は、上場頭数53頭(牡25頭、牝28頭)、売却頭数39頭(牡18頭、牝21頭)、売却率73.6%、売却総額3億8,025万7,500円(税込)。平均価格975万192円(税込)、最高額馬コーディングの2004(2,700万円(税抜)、byコマンダーインチーフ、購買者:中地エージェンシー)だった。)
>各馬の結果一覧(番号順、種牡馬名順、高額順など)はこちらから
今年度の最高額馬は、「No.22 Lady’s Legacy05(by Pulpit)」で、5,600万円(税抜)で落札(落札者:島川隆哉氏)された。
【2歳No.22 Lady’s Legacy05】
牡 青鹿 4/4
父Pulpit 母Lady’s Legacy(母父Matchlite)
兄リトルマットマンはレインズエンドS(G2)3着など米4勝馬。
落札価格:5,600万円(税別)
落札者:島川 隆哉 氏
販売申込者・育成者:(有)吉澤ステーブル
ちなみに当馬は、「Keeneland September 2006 Yearling Sale(No.251)」で、吉澤克己氏が235,000ドルで購買していた。父Pulpitの2007年度種付料は80,000ドル。
また、落札価格5,600万円は「千葉サラブレッドセール」では最高価格であるが、「トレーニングセール全般」の取引馬としては歴代4位タイとなる。
ちなみに、トレーニングセール歴代高額馬は下記のとおり。
1位:ALYCETTE1996(by SILVERHAWK)
→1998年度プレミアセール(No.98) 6,850万円
2位:MARY'SSPIRIT1998(by デヒア)
→2000年度プレミアセール(No.39) 6,800万円
3位:TWEAK1996(by CRAFTYPROSPECTOR)
→1998年度プレミアセール(No.01) 6,000万円
4位:ダイナフエザー1996(by ジェイドロバリー)
→1998年度プレミアセール(No.98) 5,600万円
次回Vo.2では、2歳馬の高額上位11傑をご紹介する。
by 馬市ドットコム