【ハットトリック】の初産駒（本邦唯一）が誕生！

先月１９日、【ハットトリック】の初年度産駒が、新ひだか町の前田宗将牧場で誕生した。本馬は、本邦唯一のハットトリック初年度産駒となる。


写真：誕生した「プロポーズトゥミーの２００９（父ハットトリック）」

本馬の母「プロポーズトゥミー（Propose to Me）」は、父Deputy Minister、母Propositioning、母父Mr. Prospectorという血統の米国産馬。産駒にはユーチャリス（はなのき賞など中央２勝）やノボチャンプ（中央１勝）、兄に
Deposit Ticket（米G1ホープフルS等）や叔父にAmong Men（米G1サセックスS等）などがいる良血馬である。昨年、米国でハットトリックを受胎したのちに日本へ輸入された。
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父のハットトリックは、父サンデーサイレンス、母トリッキーコード（母父Lost Code）という血統の８歳牡馬。２００１年度セレクトセールにおいて、６，８００万円で落札され、キャロットクラブ募集馬として２００４年に東京競馬場のマイル戦でデビュー。G1香港マイルやG1マイルチャンピオンシップなど、通算２１戦８勝(重賞４勝)という競走成績をおさめた。２００８年からケンタッキー州レキシントンのウォルマックファーム（Walmac Farm）で種牡馬入り（初年度種付料：１５，０００ドル）し、オーストラリアへのシャトル種牡馬としても活躍している。米国で誕生している産駒の評判も良いようだ。

関係者によると、来年度のセレクトセール１歳への上場が検討されているとのことだ。


写真：誕生した「プロポーズトゥミーの２００９（父ハットトリック）」

　＜参考＞
　　・前田宗将牧場
　　・ハットトリック種牡馬入りのニュース

by 馬市ドットコム