UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

古い民家の住人は・・・

2017-05-27 01:37:25 | 日記

わが庵のちかくを旧東海道が通っています。街道筋には古い民家が多く趣があると言いたいのですが、最近、この十年で激減しているように思います

雑用の行きかえりなどに旧東海道を徘徊しておりますと、ときおり街道歩きの人たちに遭遇したりいたします。しかしながら、いまや街道は虫喰い状態、古い民家が辛うじて残存しているに過ぎず、街道の趣にいささか欠けておりますので、わざわざ街道歩きをなさるみなさんを気の毒に思ったりいたします。

古い民家、激減しているのですが、もちろんまったくなくなってしまったわけではありません。

今日の写真は、まだ残っているとある民家を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

この民家の前を通るたびに、GGIはなかなかいい民家だなあ、調和がとれていて、バランスもよいし、造りもしっかりしていてまだまだ持ちそうだし、無粋なアルミサッシなどは使っていないし、と感心してしまいます。いつ建てられたのかわかりませんが、ひょっとしたら築戦前かもしれませぬ。まだまだしっかりしていそうに見えるのは手入れが良いせいでありませう

この民家、玄関口に古ぼけた表札が二枚、一枚は日本人の名前が記されていますが、もう一枚の表札は墨で黒々と「ネイサン・○○○」とカタカナ、縦書きで記されています。外国人の名前です。

この外国人、名前からしますと英語圏の人と思われますが、おそらくこの民家、なかなかいいなあと気に入ってずいぶん以前から住み続けているのでありませう。なかなか選球眼がいいなあとGGIは感心してしまいます。

わが旧八重葎庵、築戦前のものであり、湖が庭先に広がるという素晴らしき立地条件でありました。廊下がたくさんあり、中庭もあり、夏は湖からの涼風が家の中を吹きぬけていくという結構なものでありましたが、冬ははるかシベリアで発生した北風が吹き抜けるという、安普請の標本のような民家でありました。新八重葎庵もなかなかシンプルで機能的でありワルクはないのですが、毎年夏が近づき来ますと、各種の小動物が出入り自由の、旧八重葎庵もワルクはなかったなあなどと思ったりいたします・・・・

グッドナイト・グッドラック!