ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 H.Sの日記(その9)

2016年10月28日 06時51分37秒 | Daily Life
インターンシップ9日目。

今日は日本アコースティックレコーズの
『モーツァルトヴァイオリンソナタ全集』のレコーディングのために、
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールに集合しました。

9時に機材の搬入を始め、10時30分頃に仕込みが完了しました。
使った機材が一昨日のレコーディングと同じだったので、
前回よりもお手伝いをする事が出来たと思います。

今日は、廊下の一角にあるスペースにレコーディングブースを作りました。
前回同様、音が響きすぎないように辺りを布で囲いました。

仕込みと同時に調律師の方も調律を始めました。

少し見学させていただいたのですが、
様々な道具を使いながらピアノを整えて行く姿はとてもカッコよかったです。

モーツァルトの時代、ピアノの鍵盤の数は今よりも少なく、
今の楽器では使わない音域があります。

調律師の方はその事も考えて作業をしていました。

レコーディングが全て終了するまで調律師の方もブースで待機していました。

ピアノに少しでも不具合があった場合、
演奏者がプレイバックを聞いている短い時間で
いかに改善出来るかが勝負だとおっしゃっていました。

ヴァイオリニストとピアニスト、譜めくりをする方がいらっしゃり、
11時過ぎにレコーディングが始まりました。

ピアニストとヴァイリニストはお互いの呼吸を合わせ、
様子を伺いながら演奏していました。

その姿を見ると、複数で演奏する時は
呼吸を合わせる事が大切だと改めて分かりました。

また、レコーディングの際は
コンサートとは違った点に気をつけていかなければなりません。

例えば、靴が床を擦る音が入らないように靴を脱いで演奏したり、
譜めくりの音に気をつけたり、とノイズがなるべく出ないようにすることです。

少しの気遣いが完成を大きく左右すると感じました。

今回何曲かレコーディングブースではなくホールで
聞かせていただく事が出来たのですが、
やはりレコーディングの音とホールの音は全然違いました。

それはエンジニアの方も調律師の方もおっしゃっていました。
私はホールで聞くと、音に柔らかく包み込まれているような感覚になりました。

休憩を挟みつつ、4曲のソナタをレコーディングしました。

21時15分頃に全てのレコーディングが終わり、
バラシの作業が始まりました。

仕込みやバラシの時には特に、大学で習った知識が役に立ちました。

その中でもケーブルの八の字巻きが一番役に立ちました。
その他のでも勉強した事は思わぬところで繋がっていて、
それに気づく度に嬉しくなり、もっと知りたいと意欲が湧きました。

21時50分頃、今日の全ての作業が終了しました。

インターンシップも残り1日。最後まで精一杯頑張ります。

インターン生 T.Mの日記(その9)

2016年10月28日 06時44分14秒 | Daily Life
インターン9日目。

本日は彩の国さいたま芸術劇場で、
バイオリンのsonataのレコーディングを行いました。

朝集合してから今泉さんのお手伝いをしました。

私は録音を聴くスペースを作る作業を行いました。

今回は他の大学の学生の方も来ており、
一緒に作業したため、1人で行うより早く終わりました。

レコーディングが始まり、何度かホール内で聴かせていただけました。

やはりスピーカーの音とは違い、
ホール内で聴くと音の響きや迫力がとてもありました。

CDで聴くより断然に生の演奏が良いと感じました。

また、私は昔ピアノを習っていたので
あんなに弾けたら気持ちいいだろうとも思いました。

最後の片付けも前回より人が多かったのもあり、
あっという間に片付けられました。

とうとう明日が最終日です。

始まる前は10日間長いなと思っていましたが、
あっという間に過ぎてしまい、少し寂しさを感じています。

最終日は力を使い切る勢いで、
変わらず精一杯頑張りたいと思います。