インターンシップ8日目。
今日は事務所に10時に集合でした。
いつもの通り清掃を済ませると、内職作業をしました。
クリスマスツリーにつける装飾品を袋に詰める、というものです。
装飾品は装飾品でも藁で出来ている、ノルウェー伝統のものでした。
日本ではあまり見かけませんが、集めたくなるような可愛さがあります。
13時15分に事務所を出発すると、
王子にある東京書籍に打ち合わせに向かいました。
14時から打ち合わせが始まりました。
今回の打ち合わせも、自分の考えを発言させて頂ける場面がありました。
その一つに、今吹奏楽は盛り上がってきているのに対し、
合唱は落ち着いている、その理由は何か、という話がありました。
私は最初、歌は誰でも歌う事は出来るが、
楽器を弾くには抵抗がある人が多いので、
一種の憧れのようなもので違いが生まれるのではないか、と考えました。
しかし、その後思い返して考えてみるともう一つ考えが出てきました。
それは、表現出来るジャンルの違いです。
吹奏楽はポップスやジャズや吹奏楽曲など表現出来るジャンルがいくつもあります。
それに対して合唱は、ある意味「合唱」として表現すべき形があるように感じたのです。
それが固定概念として皆の中にあるのではないか、と思いました。
やはりそうでは無い方が時代に乗り易く、盛り上がりやすいのではないかと考えました。
他にもCM曲に昔の曲が多いのは何故か、
昔流行ったものが現代もう一度流行るのは何故か、という話にもなりました。
自分の意見を発言したり、
自分より遥かに知識のある人の話を聞くのはとても楽しく、勉強になりました。
16時に打ち合わせが終わり、国立演芸場に向かいました。
竹本駒之助先生の女流義太夫演奏会のレコーディングの
お手伝いをさせて頂ける事になっていたからです。
義太夫とは、浄瑠璃の一流派で、歌と三味線で語られます。
竹本駒之助先生は人間国宝に指定された方です。
その方の義太夫を舞台裏から観られる機会は
一生に一度になるかもしれない経験であり、緊張しました。
演目は『箱根霊験記』で、三味線は鶴澤津賀寿さんでした。
演目が始まる直前から息をするのも憚られる程、空気が引き締まっていました。
レコーディングはリハーサル無しで行われました。
坂元さんが以前、竹本駒之助先生と鶴澤津賀寿さんの間には
不思議な距離を感じる、とおっしゃっていたのを思い出しました。
寄り添うようであり、一種の壁のようなものも感じる、
という言葉の意味が分かる気がしました。
迫力、という言葉だけでは足りない圧を感じました。
演目が終わって分かったのですが、体が強ばっていたようでした。
それほどにエネルギーを感じる経験をさせて頂きました。
今日は事務所に10時に集合でした。
いつもの通り清掃を済ませると、内職作業をしました。
クリスマスツリーにつける装飾品を袋に詰める、というものです。
装飾品は装飾品でも藁で出来ている、ノルウェー伝統のものでした。
日本ではあまり見かけませんが、集めたくなるような可愛さがあります。
13時15分に事務所を出発すると、
王子にある東京書籍に打ち合わせに向かいました。
14時から打ち合わせが始まりました。
今回の打ち合わせも、自分の考えを発言させて頂ける場面がありました。
その一つに、今吹奏楽は盛り上がってきているのに対し、
合唱は落ち着いている、その理由は何か、という話がありました。
私は最初、歌は誰でも歌う事は出来るが、
楽器を弾くには抵抗がある人が多いので、
一種の憧れのようなもので違いが生まれるのではないか、と考えました。
しかし、その後思い返して考えてみるともう一つ考えが出てきました。
それは、表現出来るジャンルの違いです。
吹奏楽はポップスやジャズや吹奏楽曲など表現出来るジャンルがいくつもあります。
それに対して合唱は、ある意味「合唱」として表現すべき形があるように感じたのです。
それが固定概念として皆の中にあるのではないか、と思いました。
やはりそうでは無い方が時代に乗り易く、盛り上がりやすいのではないかと考えました。
他にもCM曲に昔の曲が多いのは何故か、
昔流行ったものが現代もう一度流行るのは何故か、という話にもなりました。
自分の意見を発言したり、
自分より遥かに知識のある人の話を聞くのはとても楽しく、勉強になりました。
16時に打ち合わせが終わり、国立演芸場に向かいました。
竹本駒之助先生の女流義太夫演奏会のレコーディングの
お手伝いをさせて頂ける事になっていたからです。
義太夫とは、浄瑠璃の一流派で、歌と三味線で語られます。
竹本駒之助先生は人間国宝に指定された方です。
その方の義太夫を舞台裏から観られる機会は
一生に一度になるかもしれない経験であり、緊張しました。
演目は『箱根霊験記』で、三味線は鶴澤津賀寿さんでした。
演目が始まる直前から息をするのも憚られる程、空気が引き締まっていました。
レコーディングはリハーサル無しで行われました。
坂元さんが以前、竹本駒之助先生と鶴澤津賀寿さんの間には
不思議な距離を感じる、とおっしゃっていたのを思い出しました。
寄り添うようであり、一種の壁のようなものも感じる、
という言葉の意味が分かる気がしました。
迫力、という言葉だけでは足りない圧を感じました。
演目が終わって分かったのですが、体が強ばっていたようでした。
それほどにエネルギーを感じる経験をさせて頂きました。