〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

スウェーデンボルグ『天界と地獄』

2006-06-27 | Weblog
じめじめと蒸し暑いですね。 しかもこのあとおそらく近年の温暖化による長い酷暑の夏が待っていると思うと、 若干気が滅入るというものです。 どうでもいいのですが、冬が好きです。シベリアとかスウェーデン並みの寒さでいいので、はやく冬が来ないかなと思います。 スウェーデンといえば、環境問題からは外れるのですが、以前買ってあったスウェーデンボルグ(スウェーデンボリ)という18世紀の人の『天界と地獄』(邦訳 . . . 本文を読む

劣等感の再生産、ならぬほんとうの反省を

2006-06-25 | Weblog
いつもながら私事ですが、かつてかなり自信がなく落ち込み癖があって、そのことを何とかするために臨床心理学系の授業に出、本を読み、そしてかなり幸運にもサングラハ教育・心理研究所での学びにたどりつき、いまでもそれを継続しています。 ありがたいことにかなり自信も回復し、元気になったのを実感しています。ちょっと前に較べてもずいぶんマシになったような気がします。人からそういわれることもあるので、多少は客観性 . . . 本文を読む

熱き気合いと冷徹な現実主義

2006-06-22 | Weblog
寝る前にがんばって一言、というべきところですが、 明日(じゃなくて今日)は早番にもかかわらずぜんぜん眠くなくて逆にやばい。 それはそうとさっき、NHKで「そのとき歴史は動いた」という番組で 幕末の「薩英戦争」の特集がやっていたので 半年ぶりくらいでテレビのアンテナをつなぎ見たのですが、 いや、とても面白かったです。 あの時代、最強の英国艦隊相手に勝負しようということそれ自体が無謀すぎて、 これ . . . 本文を読む

にもかかわらず漫然と書きました

2006-06-17 | Weblog
またまた寝る前にせめて一言を。 自分の経験を一般化するようですが、しかしふつうの人間の意識がひじょうに強く習慣に縛られたものであるのは確かだといっていいのではないでしょうか。 ひじょうに習慣化しているために、ちょっとは真剣に自分を変えようと思っても、当初の向上心はすみやかに流れ去り、けっきょく元の木阿弥ということになっているような気がします。 いわゆる、「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」というや . . . 本文を読む

種子としてのことば

2006-06-15 | Weblog
いつもながら寝る前に一言。 しつこいようですが、寝る前に考えることは(寝る前に限らずですが、とくに、ということで)いわば無意識への“種子”になるということで、あだやおろそかにはできないとのことです。 これは自戒。 種子といえば、自分にたいするだけではなくて、もしこれを読んでもしそのとおりに「そうか」と思ってくれる方があったとすれば、少なくとも読んでいただいたその時点で、言葉はその方の心にとって . . . 本文を読む

何が現実か

2006-06-11 | Weblog
きょうは休みで、さあ坐禅をやろうと思ったら、鼻水が出て出て止まらず、できていません。いちおう、言い訳ではないつもりです。 明日も休みの予定でしたが、営業所から電話あり、残念ながら公休出勤と相成りました。ここは稼ぐとしましょう。DVDドライブとMP3プレーヤーがもう一個、欲しいんだわ。 それはそうと、身近にちょっと困った人がいて、そういう人と接して、できればもうちょっとまともな生活に改めてもらう . . . 本文を読む

崖っぷちに向かうバスの中で

2006-06-11 | Weblog
環境問題というのは、ほんとうに大きく根深い問題だと思います。 現在読んでいるテキスト、小澤徳太郎氏の『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』(朝日新聞社)によれば、われわれの社会の存続すら危ぶまれるようになるまでに至った環境危機に対して、この日本で採られている対策というのはじつに手ぬるく、本質を見失ったものであることがわかります。 つまり、巨大化した社会全体の大量生産・消費・廃棄の経済活動それ . . . 本文を読む

不全感

2006-06-08 | 環境問題
いよいよ首都圏も梅雨入り、いろいろな意味で気分もじめじめする季節です。 いま環境問題関係のホームページとかブログを調べています。ネット上にはこのことに関する情報があふれかえるほどあり、サイトからサイトへわたっているだけでも日が暮れてしまいそうです。 目的を見失うと、その表面をなぞるだけになってしまいそうです。環境問題に関して、我がこととして危機感を持っている人、本気で何とかしたいと思っている人、 . . . 本文を読む

寝るほど楽はなかりけり、南無南無・・・

2006-06-08 | Weblog
さてさて、また寝る前に一言。いつもながらやっつけですが… いまから寝ると睡眠3時間くらいでちょっとキツイですが、しかしそれほどでもない。 もちろん長く寝れるに越したことはないですが、しかし「一日6時間以上寝なきゃ、ヤバイ!」というようなビリーフがあると、逆にかえってつらくなるように思います。 坐禅の修行では、一晩寝ずにぶっ通しで坐ることもやるようです。気合が入っていればそれも楽勝ということなので . . . 本文を読む

思考は現実化するかも

2006-06-03 | Weblog
すごい夜中に書いていますが、明日は遅番で昼から出ればいいので楽勝です。夜更かしは好きです。 しかしちょっとさびしいので音楽で紛らわせます。「加藤隼戦闘隊」です。じつに勇ましい。 戦闘機といえば、かつてドイツ空軍(Luftwaffe)にはメッサーシュミットBf109と、フォッケ・ウルフFw190という二系統の主力戦闘機がありまして、その開発と変遷-進化の物語がなかなか というような無意味な話はやめ . . . 本文を読む

状況は絶望的、らしい。しかし希望はある

2006-06-01 | 環境問題
6月に入りました。こうしてブログをやっているととくに感じるのですが、時間がたつのはほんとうに速いですね! 一刻もむだにせず、言葉だけでなく実際に、よい人間になれるようがんばりたいものです。 なのですが、例によってついつい安易なほうに流れてしまいます。まさに凡夫の性ってやつですね。それを言い訳にしていてはなりません! ・・・というわけで、強烈な戦争映画というので評判の「炎628」(85年、ロシア . . . 本文を読む