13年3月2日、3日に再びT-MAX530をレンタルし紀伊半島を一周してきたので、
ここでもう一度T-MAX530のインプレをしたいと思う。
1日目 走行距離 320キロ 走行時間 5時間30分
2日目 走行距離 380キロ 走行時間 7時間40分
(先代よりも戦闘的になったデザイン、個人的には歴代T-MAXで一番好みのデザイン)
(レンタル車にはオーバーレーシング製のマフラーが装備されているため、ノーマルよりパワーと音量が強化されている)
(ベルトドライブ式に変更された駆動系)
(先代よりチープになったメータ類、ここは改善して欲しい)
(通常のバイクと比較すればその収納性は桁違い)
エンジンフィーリング・乗りごごち
とにかくなめらかに加速し、なめらかに減速する、
通常のビックバイクのような、圧倒的な加速性能はないが、
少しスロットルを回せば、スルスルと加速し、いつの間にか
結構な速度が出ている。
ふわふわとした乗り味で、まるで魔法のじゅうたんに
乗っているような感じだが、それでいてコーナーでは安定していて、
恐怖心を感じさせることはない。
わたし程度の腕なら、直線が続く高速道路を除くどのような局面でも、
愛車であるYZF-R1より、T-MAXに乗る方が速く走ることができるだろう。
高速性能
120キロでの巡航は当然として、120キロから140キロまでも楽に加速する。
もし法律が許すなら、140キロでの巡航も十分に可能であろう。
またウインドウプロテクションも高く、T-MAX以上の性能を持つのは
各メーカーの最上級ツアラーぐらいであろう。
超高速走行ができない日本の高速道路では、T-MAXは最良に近い
選択肢だろう。
燃費、快適性能
燃費はリッター21~22キロとミドルクラスのバイクとしては標準より少しよい程度、
シートは座面がひろく、小さなバックレストがついているため、ポジションを固定しやすく、
疲労に関しても、二日目の終盤に、多少お尻が痛くなる程度だった。
総評
今回このT-MAXについて改めて感心したのは、その万能性である。
今回は市街地から峠、郊外の国道、高速道路、酷道と呼ばれる悪路まで
あらゆる状況の道を走ったのだが、峠ではワインディングを楽しめ、
強風が吹く高速道路では、その強力なウインドウプロテクションで
快適に、狭く見通しが悪い悪路ではオートマのおかげで安全にかつ
疲労感が少ない走りができる。
もしこれから1ヶ月で日本を一周するのにバイクを選ぶとしたら、
このT-MAXが最適なのではないだろうか。
このようにツーリングをするための機体としてはほぼ完璧な
T-MAXだがあえて弱点を言うと、ビックバイクの1速のような
圧倒的な加速性能は楽しめないし、走り全体が優等生すぎて
刺激にかけるところだろう。
現在は逆輸入でしか購入できないが、たぶん今年中には国内仕様も
発売されると思うので、乗り出し価格が100万以内に収まるなら、
より魅力的な存在となるだろう。
スペック
エンジン
種類
4ストローク・水冷・DOHC・4バルブ
気筒数・配列
並列2気筒
総排気量
530cm3
内径×行程
68.0×73.0mm
圧縮比
10.9:1
最高出力
34.2kW(46.5PS)/6,750r/min
最大トルク
52.3N.m(5.3kgf・m)/5,250r/min
始動方式
セル式
潤滑方式
ドライサンプ
エンジンオイル容量
3.5l
燃料タンク容量
15リットル
燃料供給
フューエルインジェクション
点火方式
T.C.I(デジタル)式
1次減速比/2次減速比
1.000/6.034
クラッチ形式
湿式自動遠心
変速機構
Vベルト無段階自動変速
変速比
2.041(Low)〜0.758(Top)
車体
全長×全幅×全高
2,200×775×1,420(Low)〜1,475(High)mm
シート高
800mm
軸間距離
1,580mm
最低地上高
125mm
装備重量
217Kg
フレーム形式
ダイアモンド
懸架装置
前
テレスコピックフォーク
後
スイングアーム
制動装置
前
油圧ダブルディスク
後
油圧シングルディスク
ホイールトラベル
前
120mm
後
116mm
タイヤサイズ
前
120/70R-15M/C
後
160/60R-15M/C
ここでもう一度T-MAX530のインプレをしたいと思う。
1日目 走行距離 320キロ 走行時間 5時間30分
2日目 走行距離 380キロ 走行時間 7時間40分
(先代よりも戦闘的になったデザイン、個人的には歴代T-MAXで一番好みのデザイン)
(レンタル車にはオーバーレーシング製のマフラーが装備されているため、ノーマルよりパワーと音量が強化されている)
(ベルトドライブ式に変更された駆動系)
(先代よりチープになったメータ類、ここは改善して欲しい)
(通常のバイクと比較すればその収納性は桁違い)
エンジンフィーリング・乗りごごち
とにかくなめらかに加速し、なめらかに減速する、
通常のビックバイクのような、圧倒的な加速性能はないが、
少しスロットルを回せば、スルスルと加速し、いつの間にか
結構な速度が出ている。
ふわふわとした乗り味で、まるで魔法のじゅうたんに
乗っているような感じだが、それでいてコーナーでは安定していて、
恐怖心を感じさせることはない。
わたし程度の腕なら、直線が続く高速道路を除くどのような局面でも、
愛車であるYZF-R1より、T-MAXに乗る方が速く走ることができるだろう。
高速性能
120キロでの巡航は当然として、120キロから140キロまでも楽に加速する。
もし法律が許すなら、140キロでの巡航も十分に可能であろう。
またウインドウプロテクションも高く、T-MAX以上の性能を持つのは
各メーカーの最上級ツアラーぐらいであろう。
超高速走行ができない日本の高速道路では、T-MAXは最良に近い
選択肢だろう。
燃費、快適性能
燃費はリッター21~22キロとミドルクラスのバイクとしては標準より少しよい程度、
シートは座面がひろく、小さなバックレストがついているため、ポジションを固定しやすく、
疲労に関しても、二日目の終盤に、多少お尻が痛くなる程度だった。
総評
今回このT-MAXについて改めて感心したのは、その万能性である。
今回は市街地から峠、郊外の国道、高速道路、酷道と呼ばれる悪路まで
あらゆる状況の道を走ったのだが、峠ではワインディングを楽しめ、
強風が吹く高速道路では、その強力なウインドウプロテクションで
快適に、狭く見通しが悪い悪路ではオートマのおかげで安全にかつ
疲労感が少ない走りができる。
もしこれから1ヶ月で日本を一周するのにバイクを選ぶとしたら、
このT-MAXが最適なのではないだろうか。
このようにツーリングをするための機体としてはほぼ完璧な
T-MAXだがあえて弱点を言うと、ビックバイクの1速のような
圧倒的な加速性能は楽しめないし、走り全体が優等生すぎて
刺激にかけるところだろう。
現在は逆輸入でしか購入できないが、たぶん今年中には国内仕様も
発売されると思うので、乗り出し価格が100万以内に収まるなら、
より魅力的な存在となるだろう。
スペック
エンジン
種類
4ストローク・水冷・DOHC・4バルブ
気筒数・配列
並列2気筒
総排気量
530cm3
内径×行程
68.0×73.0mm
圧縮比
10.9:1
最高出力
34.2kW(46.5PS)/6,750r/min
最大トルク
52.3N.m(5.3kgf・m)/5,250r/min
始動方式
セル式
潤滑方式
ドライサンプ
エンジンオイル容量
3.5l
燃料タンク容量
15リットル
燃料供給
フューエルインジェクション
点火方式
T.C.I(デジタル)式
1次減速比/2次減速比
1.000/6.034
クラッチ形式
湿式自動遠心
変速機構
Vベルト無段階自動変速
変速比
2.041(Low)〜0.758(Top)
車体
全長×全幅×全高
2,200×775×1,420(Low)〜1,475(High)mm
シート高
800mm
軸間距離
1,580mm
最低地上高
125mm
装備重量
217Kg
フレーム形式
ダイアモンド
懸架装置
前
テレスコピックフォーク
後
スイングアーム
制動装置
前
油圧ダブルディスク
後
油圧シングルディスク
ホイールトラベル
前
120mm
後
116mm
タイヤサイズ
前
120/70R-15M/C
後
160/60R-15M/C
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