サダム・フセイン絞首刑 (各紙)

サダム・フセイン元イラク大統領が、バグダッド北部のイラク軍基地で現地時間30日午前6時前に絞首刑になった。69歳だった。
サダム・フセインは目隠しを拒否し、穏やかに死を受け入れた。

サダム・フセインの処刑が、混乱を極める今のイラクの状況に拍車をかけることになるのか、それとも大した影響を持たないのか…。
サダム・フセインの死は、むしろ周辺諸国への影響の方が大きいかもしれない。彼の死を最も喜んでいるのはイスラエルだろうが、落胆しているのは? 以前、パレスティナではサダム・フセインは英雄だったが、今はどうなのだろう?
アラブ世界は、今の困難をどうのように克服していくのか? 国際社会はどういう方法で彼らに手を貸すべきなのか? これまでの中東との関わり方を反省すべき時に来ている。