にゃんちくる!

だいたいまんまと猫

さぬきうどん行脚

2008年10月12日 | ぐるぐるグルメ
瀬戸大橋の通行料が高いので滅多に行けませんが
四国は香川へ行ってきました。

午前中には現地に到着したいので
早起きが苦手だけど頑張って起きましたよ。
なぜ午前中に着きたいのかというと
大体のうどん屋が昼過ぎには閉まってしまうからです。

そうです。
今回は、常々実行したいと考えていた
『うどん屋巡り』をしてきました。

皆様、昨今の讃岐うどんブームで薄っすらとご存知とは思いますが
香川県には恐ろしい数のうどん屋が存在しております。
そしてそのうどんが激しく美味いというのです。
しかもお値段リーズナブル!
なので、数軒回ってもお財布に優しいうどん屋巡りなのです。

さぁ、それでは一軒目に行ってみましょう。

<彦江うどん>

見なさい。看板も何もありゃしない。
ここへ辿り着くのに右往左往してしまいました。
やっと見つけた彦江へ行く方法の看板を頼りに路地に入り
彦江の駐車場を見つけてホッとしました。
駐車場に『彦江うどん左へ60m右角』と看板があったので
左に行ってみると、このお店があるのですが
私がここが彦江だとわかったのは、彦江と書かれた軽トラックがあったからです。
トラックがなかったら、通り過ぎてしまうシンプルな店構えじゃありませんか。
「本当に入っていいのだろうか、、、」と不安がよぎります。
さっきの軽トラックから降りてきたおじさんが
「いらっしゃい。」と声を掛けてくれたので
安心して店内に入ることができました。

店内はうどん屋というより作業場。
おばさんがグワングワンとでかい釜を前にうどんを茹でていました。
奥の作業場では麺を作っているおばさんがいました。
店内でも私は「どうすりゃいいの?」と右往左往。
よくあるセルフうどん屋とは全然勝手が違うのです。
それを見かねた茹で係のおばさんが
「どんぶり持ってこっち来て。うどん入れるから。」
私が小のどんぶりを持っておばさんのところへ行くと
うどんを一玉入れてくれ
「あったかいのがいいなら、そこで温めて。」と
指差されたところは、グワングワンとうどんを茹でている釜。
そこで自分で網杓子にさっきもらったうどんを入れて釜につけて温めます。
「かけにするならスープはそこから注いで。」と言われた先に
ステンレスの給湯ポットが置いてあったので
好きなだけどんぶりに注ぐのです。
そして好みで葱や生姜おろしを自分で乗せます。
天ぷらやお揚げのトッピング置いてあるので好みで乗せます。
でも、彦江のトッピング類は他の店よりかなり少なめ。
店構えと同じく、シンプル。

私はお揚げを一枚乗せました。
うどん(小)140円。お揚げ一枚60円の200円です。

う、、美味い!すごい美味しい!
今までさぬきうどんはたくさん食べてきたけど、
全てが吹っ飛ぶような美味しさ。
もう一杯食べたい。
だけど、うどん屋巡りはまだ一軒目。
次があるので我慢しなくては。

彦江の精算方法は、自分で申告します。
レジもなにもありゃしないので誰にお金渡すのかわからなくて
またまた店内を右往左往。
作業場で麺を作っているおばさんに「すみませーん」と声をかけて
「小とお揚げを食べました。」と申告してお金を渡す。
天ぷら食べても黙ってたら分からないじゃないか。
更に、狭い作業場はすでにお客さんでごった返していたので
お金払わずに黙って出て行ってもわからなかったんじゃないか。
なんてアバウト。

さぁさぁ、2軒目に行ってみましょう。

<がもう>

田んぼに囲まれたのどかな場所にありました。
派手に看板とか出していないけど、人だかりですぐに分かりました。
田んぼの先にやたら車がとまっていて、人がたくさんいるので嫌でも目立つのです。
がもうはとても小さなお店なので、行列はあっという間に外にあふれます。
私が行ったのは11時半頃だったので、
早めのお昼休憩のサラリーマン達が行列を作っていました。
ここのシステムはよくあるセフルのシステムと同じで
うどんをどんぶりに入れてもらい、トッピングを選んで乗せてそこで精算。
私は、「小のぬくいの」をかけにしました。
次があるので、トッピングは無し。130円?(だったと思う。)

美味しい~。讃岐うどんらしいコシのあるうどん。うめぇ、うめぇよ!
がもうの店はとても小さいので、外で食べるのが普通のようなので
私も外で田んぼと山を眺めながら食べたのですが
それも美味しくなる要素だったような気がします。

2杯目完食。まだまだイケる。
さぁさぁさぁ、3軒目に行きますよぉ!

<山越>

来ましたよ!キングオブ讃岐うどん!
讃岐うどん店では常にトップランクに位置する有名店。
ちょうどお昼時になったので行列覚悟で行ったのですが
さすが有名店、流れ作業で回転がものすごく速い。
あっという間にツヤツヤのうどんが私の手の中に。
山越はかまたまが有名なので
私は「かまたま(小)にちくわ天ぷらをひとつ」で300円。

つるつる!つるしこ!とても綺麗なうどんなんですよ。
玉子をからめてつるつるっと、あっという間に完食です。
ちくわの天ぷらも美味しかったなぁ~。

朝からうどん3杯。
なのに、お腹は全然余裕。まだイケる。
まだイケるんだが、そろそろうどん屋タイムリミット。
大体の店は昼1時頃には閉まってしまうので
一旦ここで休憩をとることにしました。

郊外のショッピングセンターなどをウロウロして時間を潰し、
陽が落ちてきた頃に、最後の一軒へ参りましょう。

さぁさぁさぁさぁ、4軒目へ行きますよぉー!

<うどん本陣 山田屋 本店>

最後の1軒のうどん屋さんは、晩ご飯ということもありまして
セルフではない、うどん一玉300円以上するうどん屋さんへ。
ここでは、少々贅沢に『焼鯖寿司定食』を頂きました。
天ぷらと焼鯖寿司にわかめうどんがついております。1100円。

うどんは間違いなく美味しゅうございました。
そしてこういう定食ものでは、
天ぷらや寿司が手抜きだったりすることが多い昨今、
どちらの料理も手抜きなく、美味しかったのでございます。
山田屋さんは、門構えといい店構えといい、とても立派だったので
自然と口調も丁寧になるのでございます。
全部平らげましたとも、えぇ。

という訳で、つるちゃんのさぬきうどん巡りは4軒でした。
しかしですね、
「まだまだ食えたな。」と言うのが正直なとこでして
次回はもっとディープな店を求めて6,7軒は回りたいと思っています。

ちなみに、今回まわった4軒の中で
私が一番美味しいと思ったのは

『彦江』でした!

彦江さんには、
後日『つるちゃんモンドセレクション、金賞」をお贈りしたいと思います。

そんな賞はないので、送りません。



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