ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

風吹山に騙された

2010-05-26 05:00:00 | 田舎
滝への途中の道で見た風吹山の案内板、何故あのような場所にあったのか不思議に思ったのですが、あの案内板には風吹山がどんなところかは書いてあったものの、山への道順は書いていませんでした。

JRの紀伊有田駅の手前にあった案内標識は、吐生の滝とは反対方向に600mとありました。600mなら近いもの、標高300mと書いてありましたから、しれてますとばかりに、標識の方向へ歩きだしたのです。

             

串本有田病院という建物をはるか左手に見ながら進みます。

この大山口川という川、スタート地点では少量の水はあったものの、後は全く水が流れていません。どのようになって土石流が発生するのでしょう。

             

ここまで来て道なりに行けば左なのですが、右にも入っていけそうな道があります。
まぁ、普通道なりに歩きますよね。

             

ところが暫らく歩くと、道が二手に分かれます。どっちを行けばいいのやら、ここにも標識が必要ではありませんか。

             

まず右の道を選んでみました。でもすぐに行き止まり。間違ったと思って引き返してもそんなに時間はかかっていません。

             

でも左の道はというと、もっと早くに行き止まり。結局どっちにも進めなかったわけです。

             

右へと入っていけるかなと思った所まで戻って歩いてみましたが、どう見ても川底を歩いている感じなのです。

                  

ついにこんなところまでやってきました。コンクリートの函の上はJRの線路です。電車が走ってくるところを撮れればよかったのですが、昼頃で一番電車の少ない時間帯なので、待ってられません。

             

線路の下をくぐると左へと道がありますが、通常人が通るような道ではないでしょう。きっと駅前の風吹山の案内標識が間違っているのだと思いました。

             

最初の分かれ道の辺りからこのような潅木が見られ、先についてるのは蕾なのか実なのかと思って見ていましたが、どれをとっても花は咲いてないし、実もなってないのです。新たに葉が付きだしているだけでした。

これで有田でのお話は終わり、8時過ぎから12時ごろまでの間を11回に渡って、綴ることが出来ました。

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7 コメント

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荒れていますね (ちのと)
2010-05-26 06:25:33
森林の荒廃はどこも同じで、こうなることをこの山の植林を担った人や、山主は苗木を植えた時には思いもつかなかったことでしょう、うちのおじいちゃんもその一人。木は成長が遅い(遅すぎるので)、無理して植えても収入になるのは40年、50年先。それも今は外材に押されていますからどうなることやら。いまは 昔に植えたものを伐採したあとは、植える気も起らないのが実情です。

土石流の案内板、ぼんくらさんのいわれるように川の水が無いのに・・・と思いますが、地表の水と地下水が大雨で流れることだと思うので
まず山崩れで土石流(山津波)が起きて、それが川の形に沿って流れ下ってくるのではと私は思うのです。この川はきっと、土石流が起きると飲み込まれてしまい、流れは川とその周りを押し倒す・・・おお、怖い!それも山の荒廃の起因でもあり、そうなったから荒廃する・・という同じことの繰り返しで、山仕事をする人が少ない、山が荒れる、となるわけですね。

川底を歩いているようなところも、木が植わっていますから、昔は写真左下から上に向かって幅1メートル弱の谷でそれを他者との境界にしていたか、みれば同じような木の太さなので谷も含めて一人の持ち山だったのかもしれません。地面が明らかに岩の崩れた石のかけらなので、土砂として流れ、土を押し流したのかもしれません。

とにかく無事に戻られたのはよかったけど、役場に投書でもしたら?危うく迷子になりそうだったって。
投書もいいかもね (ぼんくら)
2010-05-26 08:17:55
こちらに帰ってからですが、風吹山に登る道が何処にあるのかとネットの地図で探してみたのです。風吹山はやはりもっと奥にある山で、吐生の滝よりは手前なのです。
地図では道は見当たらず、航空写真で見てみると、道は見えないのですが、頂上辺りに禿げた所があって、きっとそこが1mほどの大きさのお地蔵さんがある広場だと思うのです。

今日のちのとさんの記事中の写真のチラシにある『町道有田吐生線』の何処かから登っていく道があるのだと思います。

今の市場(ビジネス)の有り方については、さまざまな批判もあり、やがて変っていかざるを得ない状況も生まれてくると私は思っていますが、それが私たちが生きている間にやって来るのかは分りません。でもそういうこともあり得ると信じて、曾孫の代に木が価値を生めばいいというような長いスパンで考えて、山を持ってる方には木を植え続けて欲しいものです。ちのとさんの言うように、そのことが山を守り、水を守り、自然を守ることに繋がるのですね。
風吹山 (暖流)
2011-02-19 17:25:10
私風吹山へは20年ほど前に登った事があります。友達の案内で登ったので、今登れと言われても自信はありませんが、有田駅東寄りの、有田病院の辺りから登った事は間違いありません。そして吐生の滝の手前の標識付近からも登山口は有ると思いますよ。誰でも登れる低山です。眺望は良かったと言う記憶はあります。
風吹山登山口 (串本山行会会長)
2012-04-21 21:10:25
風吹山登山口は、吐生の滝の手前の標識からと有田病院手前右からの2箇所あります。ほとんどの方は有田病院手前右から登ってます。初心者はこのルートから登りましょう。私は吐生の滝の手前から入るルートが好きです。でもこのルートの入り口はわかりにくいし檜林の中は急坂です。国道371号線からも登れますが、これは登山道ではないのでやめときましょう。
ありがとうございます (会長様へ)
2012-04-28 07:15:36
吐生の滝へ行ったのが2年前ですから、吐生の滝の手前の標識も有田病院手前右と言われるところもあまり記憶にありません。

古座観光協会へ行った際、古座川町観光協会発行の『古座川町の山あるき』という小冊子を5冊貰ってきました。峯山・奥番・嶽の森・国王山・大塔山の地図と案内になっていました。

串本町観光協会に行けば、同じような串本の山を案内した冊子が発行されているのでしょうか?
風吹山登山口 (串本山行会会長)
2012-06-09 01:02:10
串本町観光協会には、山を案内した冊子は無いと思います。それと串本町観光協会の人は風吹山を知らないと思います。町道有田吐生線の滝への途中の道で見た風吹山の案内板、その正面が風吹山への登山口です。植林の中は、シダが茂って登山道が隠れてしまってます。峯山・奥番・嶽の森・国王山・大塔山、是非チャレンジしてみて下さい。嶽の森は手頃だし、2月頃の大塔山は雪山のようで別世界です。
ありがとうございます (ぼんくら)
2012-06-12 10:00:27
風吹山へはGWに帰省して5月8日に登っていて、5月23・24日付でブログの記事にしています。電車で行ったので帰りの電車まで時間が有りすぎて困ってしまいました。吐生の方へ降りる道を探しましたが、結局はよく判らず、来た道を下りました。天気が悪くて眺望が良くなかったのが残念です。
シダが茂って道が見えなくなっているのは重畳山から伊串への登山道と一緒ですね。

嶽の森山へは一度登っていますが、この時も独りで登ったので、途中迷ってしまいました。

いつもはハーフパンツにランニングシューズといった出で立ちで歩いているのですが、長袖、長ズボンとトレッキングシューズは必要だと言われました。用意して登りたいと思っています。

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