ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

清和源氏

2006-06-21 08:09:34 | 神戸にて
JR川西池田駅と阪急川西能勢口駅の間の歩道橋の下にこの像があります。
川西市の中心街でしょうか。

          

清和天皇の曾孫の源満仲が川西の多田盆地に移り住んだのが、源氏の始まりのように書いてあります。
確かに能勢電鉄に乗ると多田という駅があります。

1000年位前とありますから、紙は中国から伝わってたでしょう。
何か書き物でもあるのでしょうね。

しかし、何故この川西の地だったのか・・・
都は京都、そこからは遠いし、いっそのこと清盛のように海辺の福原に住むのなら納得もいくのですが・・・

天皇家の血筋を引く者が、武士になって天下を統一しようとする・・・そのことが私にとっては疑問なのです。
新しく世の中を目指した武士たちに、天皇とのつながりが何故必要だったのでしょう?

          

秦の始皇帝は皇族出身ではありません。そのことをバネに始皇帝は中国を統一したのでした。


天皇といえども人間であり、飯も食うし糞を垂れもするのです。
古の頃、豪族となっていった人たちの中で、権謀術数を駆使して頂点に立ったのが天皇家の始まりと私は考えているのですが、そのような系統が何故そんなに尊いものなのか?何故今も国民の税金を使って贅沢し得るのか?

源氏も平家もいつの間にか歴史から去っていき(源さんも平さんも姓としてはおられるのですが)、豊臣家も無くなって、天下統一を遂げた人たちでさえも、抹殺されるのが栄枯盛衰の浮世であり、300年続いた徳川幕府だって倒されてしまいました。

何故天皇家だけがのうのうと生き続けられるのか、一番目に頂点に立ったのか、二番目に頂点に立ったのか、三番目に頂点に立ったのか・・・調べようも無い遠い歴史の真実を確かめもしないで、いたずらに天皇家の御為に重い税金を納めているのが日本人だと言えませんか?

川西のことを書こうと思っていたのが、天皇家の話になってしまいました。

能勢電鉄に乗ってると、神戸電鉄で六甲の山裾を走ってるのと似た感覚に陥ります。



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