人間は暇である。

「人間は暇である。故に何かを始めることができる」をモットーにプラモ作ったり日常語ったりしてます。

GN-005ガンダムヴァーチェ ロールアウト

2007-12-28 22:06:28 | プラモデルレビュー
00ガンダムズ最後の一機、珍しい重量級ガンダム。ガンダムヴァーチェ。
放送初期からその形式番号が気になっていたのですが。成程、キャストオフ…いえいえ装甲パージしてGN-004ガンダムナドレでしたか。
確かに膝上と膝下などあまりにバランスが妙だったり。他の三機と違って腕の丸(クリアパーツ部)が変なトコにあるなー。とか違和感はあったんですけどね。納得。
そう考えるとなかなかいいデザインです。

では、レビューいってみよー。

フロント

リア

バストアップ


いいですね~重量級。重装備!も~最高!!!!!!!!

形式番号:GN-005
全高:18.5m
重量:66.7

どうやらこの外見でこの軽重量の原因はGN粒子の「重量削減効果」によるものらしいです…なんじゃそりゃorz
しかも電源offでもその効果は維持されるとか…
まあGN粒子自体ガンダムのGNドライヴから無限に放出されるビックリ物質ですしね。もう何でもいいっすよwwwwwwwww

可動範囲は…まあ大きくは無いですが重量機としては破格ですね。
肩の引き出し機構はデュナメス式。スイングして上にも動けるタイプ。

やはりガンダムナドレを意識しているようで一部内部フレーム(というかナドレ?)が再現されてます。
GNドライヴ

腕部


これはいい仕事。nice boat.

武装解説
GNバズーカ

まあ、バズーカ。重いです。腕が…上がらねぇ…
さらに胸のGNドライヴに直結してさらに強力な攻撃が可能。
といってもこのキットでは接続はできず、それっぽく近づけるだけ。
こう…
ヴァーヴァヴァヴァーヴァヴァ…

ブルアァァァァァ!!!!!!!!

ブルゥゥアァァァー!!!!!!

…失礼しました。

で、気になるのがこの際の砲身の変形。

コレが通常形態。ただしグリップ部は見やすいように後退させてます。
加速器部分に隙間があるのも気になりますね…


コレがバーストモード。
砲口が…ズレてる…
大丈夫なのか…?
まあいいか。

話を戻そう。

GNキャノン

バズーカより威力は落ちるもののそれでも十分対称を「蒸発」できる威力みたいです。
フレキシブルに動きます。
ナドレ形態では腕に持ってましたがヴァーチェでも持てます。
意外とカッコいい。

で、ナドレ初登場シーンよろしくGNキャノン交差撃ちを試してみたのですが…

チト苦しいですねwww

GNキャノンとGNバズーカで全力全開(壊)フルバースト


GNフィールド
脚部とGNキャノンのフタ(?)を開いて使用。シールドなんてこの重量機に持たせたらデッドウエイトこの上ないですし防御で耐え抜くタイプの場合若干不安ですからね。

GN粒子によるバリアです。そこのアーマードコア4を知る君ィ!プライマルアーマーってゆうなぁ!
まあ、その通りなんですけどねwwww

GNビームサーベル

膝裏のアーマー内に収納。ナドレでも使用するのかな?
短いので左手は添えてるだけ…
初めてのサーベルの刃ですね。


総評(介入戦隊ソレスタルビーング!)

☆☆☆☆☆
贔屓目でもなんでもなくて、いいです。
ま欲を言うならGNフィールド発生装置及びバズーカの黄色にシールが欲しかったかな?
どうせ塗るから良いんだけどね。
あ~でも強度的には4点かな?将来的に少し不安…
オススメです。

おまけ
重量級祭りってことでガンダムGP02Aと連携攻撃してみました。

は~いそこの「GP02Aは核攻撃機だから別に単機で十分」な~んて思った君はロマンがないですよ~wwwwww
別に良いじゃない。ガンダムだもの。

フリーダム乗ってても降参だわwwwwwww


ではまた
日記@BlogRanking

GN-003ガンダムキュリオス ロールアウト

2007-12-28 21:17:00 | プラモデルレビュー
ガンダム00よりガンダムキュリオスです。唯一の可変機。パイロットの人格も二形態wwww

まとりあえず見てきましょ

フロント

リア

バストアップ


フライトポジション フロント

同 リア



形式番号:GN-003
全高:18.9m
重量:54.8t

エクシアが近接格闘、デュナメスが遠距離狙撃、ヴァーチェが重火力砲撃と汎用性もヘッタクレもないソレスタルビーングにおいてもっとも汎用性が高い機体でしょう。
だからこそ変形できないと無特徴になっちまうワケですが。

肩のグレーも込みでほぼ全てのグレー部分が塗装です。かなりめんどくさい。
可動範囲はそこそこ。肩の引き出し機構はなぜかボールジョイント。肩口の接続もボールジョイント。いつか絶対ヘタれます。


変形機構
1、武器を外し、手首も外す。襟のアンテナを倒す。

2、股関節を専用のものに差し替え。肘を90°回す。

3、バックユニットを展開。肩ブロックをそれに合わせてロック。

4、用途不明のウィングをたたみ、主翼角度を調節。武器を取り付け、機首のアンテナを上げる。

んで完成、と。

上から見るとこんな感じ

シールドが無ければいい感じで戦闘機なんですけどね。

ちなみに裏から見ると顔が丸見えwwww


用途不明のウィングといい肩関節といい、とにかくユルいです。手首もまた然り。


上のようにテールユニットが接続できそ~なポリキャップはありますがテールユニットはついてきません。案にはあったのかな?

武装解説
GNサブマシンガン

銃口二つでビーム連射。小型ですね。もう少し大きいほうが良かったかもね。
変形時はグリップを外し専用パーツで取り付け。

GNシールド

シールド。エクシアとかと同等のもの。『細身だがガンダムマイスターなら問題なく使いこなせる』とかなんか取説妙に自身満々wwwwww
クロー状に展開可能。この際若干伸縮します。

で、バーサーカーモードである「ハレルヤ」が宇宙型ティエレン屠りながら「次は何だ?ママか?恋人か?今頃走馬灯でガキから人生やり直してる最中か!?」とまあいい感じで暴走しながら使用したブレイドも差し替えで再現。


GNビームサーベル

えー大変分かりにくいですがリアスカートアーマー裏です。柄だけですが。
ヴァーチェのサーベル流用してみました。

デュナメスといいキュリオスといい、エクシアよりサーベルが似合うwwwwwww


総評(逆立ち!)

(ちゃんと立ってますよ?)

☆☆☆・・
えーとね。可変機の宿命というかなんと言うか、剛性不足。あとは塗装の煩雑さ。
とにかく塗装箇所が多い。
もう少し灰色部分のパーツ増やせたんじゃなかろうか?
無理でもシール付けるくらいのサービスはして欲しかった。
プロポーションは相変わらず秀逸ですけどね。っていうかキュリオス自体格好いい。
だからこそちょっと残念。

ではまた
日記@BlogRanking

MSJ-06Ⅱ-Aティエレン地上型 ロールアウト

2007-12-19 22:40:11 | プラモデルレビュー
00の雑魚メカ人類革新連盟よりティエレン地上型。
形式番号はMS-06JザクⅡ地上型とそっくりです。

フロント

リア

バストアップ

額の白は私がノリで塗りました。
頭部はデザイン上固定。モノアイのみ可動。
そして驚きの推進器無し。クロムハウンズを彷彿とさせますね。
胸部のオレンジ、及び投光機部分をシールに依存。

形式番号:MSJ-06Ⅱ-A
全高:18.1m
重量:121.3t(重い!)

最近のポリキャップレス、ABS主体の流れに逆らって逆にABSレス。温故知新?
でも可動範囲は現代流。いい動きします。

暗いですが、このように肩部ブロックが丸ごと動くというなかなか面白い構造してます本機。

股関節も新構造を採用しており思いっきり脚を横に広げられます。


武装解説
200mm×25口径長滑腔砲

肝心の武器にピントが合ってない…
200mmの実体弾を連射可能。弾頭は「徹甲弾」、「離脱装弾筒付翼安定徹甲弾」、「榴弾」、「対空散弾」、「照明弾」、「ロケットアシスト弾」等々いろいろ撃てるみたいです。
やっぱりこの辺は「ガンダム」らしい強引さwwwwwww
同軸機銃として12.7mmの機関砲が主砲に設置されており、2000m前後の距離で主砲弾の弾道と同期するように設置されている。これによって着弾点を正確に知ることが出来る。
この辺は考えてるなwwwwwww
ドラム型マガジン(多分)は着脱可能。

30mm機銃

解りにくいですが左胸部の出っ張りです。
対人、対空、対MS牽制用。

カーボンブレイド

アングル変だし暗い…
「切る」、「斬る」、「kill」というよりティエレンの重量とパワーで「叩き割る」のが目的みたいですね。
っても冷静に考えればこの鈍重愚鈍な機体で格闘戦仕掛けるのは自殺行為甚だしいから障害物破壊用でしょうね。
かなりシンプルなデザインです。

あとはなぜか左膝にのみ搭載されたシールドか…
右利きが多くて左の防御がおろそかになるからでしょうか…?
でも慣れるとこれはコレで新鮮。

総評

☆☆☆☆☆
買え!!!!!!!!

量産機好き。ことに陸戦兵器好きならまず買うべき。そして技術があればウェザリングすべき。
キット云々にくわえて設定の勝利ですね。
MGで出たら速攻買うね。
ただ種しかり、量産機ってあまりMG化されないんだよな…


P.S
「クロムみたい」ってことでカスタム用兵装創り起こしました。
全部ジャンクです。(いいえ銀様そういうつもりでは…)
あとついでに軽くウェザリングとマーキング。


ちゃんと全部着脱可能です。
結構自信作♪
素人の意地です。


ではまた
日記@BlogRanking

GN-002ガンダムデュナメス ロールアウト

2007-12-19 21:58:53 | プラモデルレビュー
えー製作からアップまで随分と時間がたちましたが00シリーズの兄貴キャラ、ロックオン・ストラトスの駆るガンダムデュナメスです。
今回も今までどおり細部塗装+スミ入れで製作。

ま、とにかく見ていきましょう。

フロント

リア(画像サイズミスったぁ~!)

GNフルシールド搭載時 フロント


GNフルシールド搭載時 リア



形式番号:GN-002
全高:18.2m
重量(恐らく武装無し):59.1t

スナイパースタイルのMSは過去にいくつかありましたが「ガンダム」としてスナイパーはコイツが初でしょう。

胸から上、特に胸部と襟、頬のデザインがちょいと個人的にアレですがそれはデザインの問題でプラモのせいではないです。

ギミックはほぼ一通り再現。発売当時はまだフロントアーマー部のGNミサイル(鴉命名)は存在を知られてませんでしたから未再現。あとGNビームピストルも未再現。

ちゃんと額の射撃用魔眼(読み:「グラムサイト」。鴉命名)は再現。


解りにくいな…
差し替えではなく設定どおりアンテナを下におろすと顕現(?)します。
厳密に言えばこの際頭頂部装甲が若干上にあがるんですがね…

可動範囲も00レベル。よく動きます。
正座もOK


腰部後方の推進器はボールジョイントでグリグリ可動。なかなかうれしい配慮。
襟のアンテナはもちろん可動式。

塗装も…まあまあ。各部のグレーはほっとんど塗装です。っていうか全部塗装。
アンテナの赤、頬の白、そのぐらい。


武装解説
GNシールド
一番上の画像で左肩に装備してるちっこい方のシールドです。
エクシアとかと機能は同じ模様。
GNフルシールド
ぶっちゃけた話がGNシールドのデカい版。マントみたいで実は結構好き。
コントロールはハロが担当。
どうでもいいですが今作ハロは複数いますがメインはオレンジです。
機体前面に展開してもライフルを構えられるように前が開きます。


GNビームサーベル

腰部側面に格納。相変わらず持ち手のみ。ま、アストレイ(赤または青)のサーベルの刃が流用できますけど。
エクシアのそれより若干短いです。
射撃戦主体の本機にとっては補助兵装に過ぎませんがプラモのコイツに持たせてみると結構サマになってます。

平手はエクシアのグワッと開いたのを使用。
しかしこういうときフルシールドはハッタリ利かせられていいですね~


GNスナイパーライフル

ロックオンしか扱えないライフル。操作も専用の銃みたいなコントローラー使います。
個人的にはスナイパーとしてはちょいと短すぎる気も…
両手で構えても良し。

銃架を差し替えて伏せ射撃ポーズに…

はしないほうがいいですねwwww



短いと思ったなら長くしてしまえぃというワケで…

HGUCヅダの135mm対艦ライフルを流用してみました。

おぉ、これなら「なぜ宇宙用対艦ライフルに銃架が存在するのか?」なんて疑問を抱かずにすみますwwwww

結構…

良さげじゃないでしょうか?

そういえばデュナメスのあの空対地ならぬ大気圏内対大気圏外超超長距離狙撃用GNスナイパーライフル(鴉命名)はキット化するのかな~?
1/144でもすごい値段になりそうだ…

総評

☆☆☆☆・
若干塗装が面倒ですがまあHGならこんなもんでしょう。
ロックオンのアニキが好きなら買うべし。

そういえば画像アップのミスで全体図以降の画像のサイズがみんな統一されちまった…


ではまた
日記@BlogRanking

XXXG-00W0ウイングガンダムゼロカスタム(エンドレスワルツ版)、ロールアウト

2007-11-25 23:48:28 | プラモデルレビュー

あっちゃー。見せ場なのにピンボケだよ…。やれやれ。

私の中では「もっとも美しいガンダム」ですね、コイツは。
本当はMGのものが欲しかったんですが資金的に1/144で我慢。
でもプロポーションはよかったんで安心です。

全高:16.7m
重量:8.0t(←なにかおかしい…)
装甲材質:ガンダニウム合金
ジェネレーター出力:3732kw
スラスター出力:88150kg

フロント


リア


バストアップ


じつはガンダムWシリーズは全くの門外漢で、コイツがなんなんだかハッキリ言って上手く説明できません。いいんです。美しいから。
今ちょうど無印Wの再放送観てるんで頑張って知識つけますね。

しかも取説の説明文写そうにもそれ自体が存在しねぇでやんの…
すいません無知ですいません。ちゃんと勉強します。


まー何はともあれ美しいですよね。カトキさんGJ。
ガンダムにマジで羽根生やしちゃうんだからな。

流石に古いキットですんで可動範囲が狭いのは否めません。ですがやりたいことはできる程度は確保されてます。

大気圏突入モード

羽根を前面に展開して完成。後翼で姿勢制御。
この状態だとバスターライフルもてませんがその辺どうなんでしょう…?

武装解説
ツインバスターライフル

ここでは一丁モードで貼ってます。
バスターライフルの二倍の威力で連射可能な化け物。
無印に登場したカスタムじゃない「ゼロ」はコレ一撃でコロニー消し去ってました…
しかも「貫く」じゃなくて「飲み込む」…
それを連射て…マジすか?
その割りにメリクリウスとかヴァイエイトに当てたときは機体より小さい直径の光流でしたけど…やっぱ気にしちゃマズイ?

ビームサーベル

ちょっと短すぎますね。うん。

肩部マシンキャノンは未再現。

コイツにはオプションパーツで「胴体アクションパ-ツ」なるものが付属しており、劇中の名シーンを再現できるようになってます。
こんなの(手前)


で、コレを組み付けると

こんな感じのポーズになりまして


スターライト…もといファイナルシューティングを再現可能。

このポーズしかとらせられないのがネックですが、逆にこのポーズをしっかり再現できるのはうれしいですね。


総評
ゼロカスとヘルカス、天使と悪魔(いや、「悪魔と死神」かな)。

☆☆☆☆・
古いものですので塗装、可動範囲で考えると二点ないし三点ですが、いかんせんカッコよくて美しいもんでつい一点加算。
やはりこの機体はいいものですよ。
がぜんMGのものが欲しくなって参りました。

いや、本音を言えばパーフェクトグレードの特別版(パールコーティング)のほうが欲しい…ってムチャ言うな。
置く場所も無ければそもそも金が無い。
2万オーバーはキツいっしょ。

でもあの機体の輝きは是非手に取りたくなる…ほぁ~~~~~☆(風子モード)

ではまた
日記@BlogRanking

MSM-03Cハイゴッグ、ロールアウト

2007-11-25 22:38:13 | プラモデルレビュー
簡単に言えばMSM-03ゴッグの強化型。とはいってもその外見は大きく違う。
そんな感じ。

フロント


リア



全高:15.4m
重量:54.5t
全備重量:79.2t

バストアップ

モノアイは見えないけどクリアパーツ。
え~、はっきりいってマイナーでしょう。けっこう異色なプロポーションですし。
でもこの怪獣然とした外見は好きです。

腕の蛇腹構造もちゃんと各関節ごとに可動

ただちょっと動かしづらいんですよね。
長くて好きですけど

写真はありませんがどう考えてもろくに動けそうに無い脚部(コントラクティブル・レッグ)は努力は認めますが、ま、そんなもんです。

巡航形態にも変形可能。


各部についているオレンジ色のパーツは背面部が水中ジェットパック両腕のがハンド・ミサイル・ユニットのカバーです。


武装解説

ビーム・キャノン

その名の通り読んで字の如し。ビームキャノン。

ちなみにツメはバイスクロウ。抜き手も出来るしけっこういい動きします。

ハンド・ミサイル・ユニット

キャノンの砲口に差し込みます。
コレがあると主兵装のキャノンは使えず、また待機状態ではカバーがかかってしまうのでバイス・クローさえ使えなくなるという面倒な兵装ですね。

あと、顔(?)周りの四つの黒丸は魚雷発射口。不思議なことに対地、対空ミサイルとしても使用可能みたいです。
宇宙戦艦ヤマトといいアビスといいコイツといい…魚雷じゃなくてそりゃ水中用ミサイルって書くべきだろ…

そいで腰部の銃口が120mmマシンキャノン。
この機体が開発されたのが一年戦争後半ってことを考えるときっとザクマシンガンと弾丸は共用でしょうね。



総評(サキエル~)

☆☆☆☆・
なかなか良作です。
ただ知名度がね…現に私も数年前キットを始めて見て存在を知りましたしね。
でも見た目買いの価値はありますね。

ではまた
日記@BlogRanking

MS-06JザクⅡ ロールアウト

2007-11-20 01:26:28 | プラモデルレビュー
とりあえず宇宙世紀のモビルスーツ史の創世記を飾る傑作機、ジオン公国軍主力モビルスーツザクより地上戦用J型の登場。
十年ほど前にマスターグレードシリーズの先駆けとしてF型(J型とコンパチ)がリリースされましたのでコイツはVer.2の扱いですね。
現在の目で見ればVer.1のザクははっきり言って見るに耐えない完成度ですが、あの当時ボディだけでも内部フレームを搭載したことは革命だったんです。
さて、リアルロボットというジャンルを日本のサブカルに築き上げ、またマスターグレードの始まりを告げた、という「始まり」の血を引くザクですが、この「Ver.2」は歴史をまた創り出したのでしょうか…?

では、レビュー、いってみよー☆

フロント

リア


MS-06JザクⅡ(地上型)
全高:17.5m
重量:54.2t
全備重量:74・5t
ジェネレーター出力:976kw
装甲材質:超硬スチール合金

まあ、コイツのストーリー的な解説を始めるとそれだけで記事一つ書けてしまうのでやめといて、プラモとしてのレビューをしていこうと思います。
プロポーション、ちょっとヒロイックすぎるかな?スカートアーマーが短め小さめで、ちょっと脚が長すぎる気がします。
泥臭いほうがカッコイイ「ザク」の、しかも地上戦型なんだから、もう少しドッシリした威圧感を与えたほうが良かったんじゃないかと。
ただ、製作してて楽しいのは確かですね。何せ装甲、フレームに合わせ目が全く露出しないんですから。そりゃあ楽しいですよ。他にも

脚部動力パイプのランナーなんですが、ガンダムVer.1.5と同じく多色成形ならぬ多重ランナー。簡単に言えば複数枚のランナーが既に組み合わさった状態で、切り出せばそれで組み立てが終わるというもの。今回は動力パイプに使用されてます。各パイプを切って、スライドさせればもう芯に通ってるというもの(ちょっと分かりにくいか…?)
このパイプ、Ver.1では軟質樹脂→スプリング→パイプといった脅威の三重構造だったんですが、今回は脚部のみスプリング→パイプ、それ以外は軟質樹脂→パイプでした。前作と違って可動範囲が格段に向上してるため、それを妨げないようにとの配慮でしょうが、やはりスプリングは通してほしかった…
リアリティが増しますからね。

んで、こちらがフレーム


もう二度としません。装甲が割れないかとハラハラ…
残念ながら早速一枚犠牲になってしまいました…反省。
でまあ、ちょっと凝りすぎてるくらいのフレームですが、ふくらはぎとか胴体は二重構造だったりします、さりげに。
あと律儀に~も剥ぎ取られた装甲板の裏にもトラス状のモールドが入ってます。
まあ…それでも今のマスターグレードはこれくらいないと、っていう感じもしますし、「ま、こんなもん」感は否めません。ただ左肩ショルダーアーマーのインナーフレームはいい仕事だと思います。
最近のマスターグレードがどれも高品質なわけであって、決してコイツが「プラモ全般」から見て普通ってワケじゃありませんよ?マスターグレードの目指すものが高い、全体のレベルが高いから普通に見えてしまうんです。
ちなみに、下腹部にはミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉がしっかり再現されてます。

横に同スケール(1/100)の人形立たせれば分かりやすいんですが忘れましたすいません。大体高さが人間と同程度という、脅威の核融合炉です。

可動範囲はご覧の通り


秀逸。この一語に尽きる。
樹脂も改良されてきて、そうそうヘタレそうにありませんし。
腕部はこんな感じ

写真ではこんなもんですが実際は完全に肘を折りたためます。
指は親指、人差し指、残りでくっついてたんですが、切断して五指全可動に。さらに親指以外の指は第二関節まで曲がります。これは素晴らしい。
で、気になるのが手首の第一節の微妙な可動ポイント…
何が目的で…?
ま、面白いから全然OKですけどねwwww

あと、オプションで指揮官用のブレードアンテナが二種類付属してました。
テレビ版

リアル版(私はこっちが好み)


兵装解説
ザクマシンガン

言わずと知れたザクの主兵装。120mmの弾丸を射出する。弾頭にも通常弾、徹甲弾、ホロチャージ弾などいろいろあった模様。
ちゃんと弾倉内には弾丸がありました。こりゃうれしい。

さらにマシンガン本体も実銃のように分解できました。


バズーカ


随分と大型化されて格好良くなってます。スコープ部にはフタがあって開閉可能。
さらに腰部にマウント可能。

ヒートホーク

こちらも随分大型化。
色は本来ならば紫ですが、こっちのほうが私は好きです。ラッチを介して腰部にマウント可能。

脚部ミサイルポッド

ミノフスキー粒子によってレーダーが使用できないからこそ開発されたモビルスーツになぜか搭載されているレーダーでロックオンしなきゃ使えない兵装。
脚に引っかかってるだけなのですぐに外れてズレちゃいます。
あと脚にあっても絶対発射直後に障害物にぶつかる気が…



総評

☆☆☆☆・
ちょっと辛口につけました。ガンプラを多く造った身としてこの点数ですから、普通の人々には十分満足のいく出来かと。
全体的には非常にいいんですが、本当に細かいところで詰めが甘い。
それこそミサイルポッドの接続、あと手持ち武器を手にあるダボで接続するんですが、ザクマシンガンとの相性が悪く、上手く持てません。
あと、これは最近のマスターグレード全てに言えるんですが、説明書の機体解説が雑すぎる。昔は「頭部」「腕部」「武器」とか、その部分を造る前にその部分の説明書きが入ったんですよ。それもかなり詳しいやつ。それが無いんですよね。これはやめてほしい。もともとヘビーユーザー向けなのに甘すぎる。
なんか最近のって子供も対象みたいな設計なんですよね。ウィングの基部にビスが無ければアンテナのエッジは立ってない。もともと対象年齢15才以上なんだからACVIぐらい思い切っちゃっていいんですよね、絶対。
ま、そんなわけだから私は大型バックユニットがあったりする機体は原則買いません。絶対と言っていいほど確実に強度欠陥があるんですもん。
話を戻そう。
ま、そんなこんなでコイツもあと一歩踏み込めるんですけどそれがバンダイにはできないから評価が下がってしまうんです。非常にもったいない。
ま、バンダイは玩具メーカーですから仕方がないといえばそうなのかもしれませんね。
それにしても…なぁ
ランスロットとかアルティールは刺さるくらいのエッジだったのに…
やれば出来るんだからやろうぜバンダイ。応援してるからさ。頑張れよ。

次のマスターグレードはユニコーンですね。アイツは即買いです。


ではまた
日記@BlogRanking

チトやりすぎたか…

2007-11-13 23:21:30 | プラモデルレビュー
とりあえずインパルス仮組み(?)できました


とりあえずこんな感じ。

んで、これを半田ゴテでじゅわぁぁぁぁっと溶かすんですが…






じゅわぁぁぁぁっ

ちょっと見づらいかな…?
まあいいや

んで、これにバーントアイアンをバーッと塗って、乾く前にサッと拭き取ったら



こんな感じになりました。
案外もう少しやっちゃってもよかったかな…?
流石にシールドはこんなもんにしときますがねw

あとはウェザリングとトップコート。おっ、勉強しなけりゃ期末考査前には終わりそうだwwwwww


ではまた
日記@BlogRanking

製造再開

2007-11-02 00:42:04 | プラモデルレビュー

ソードインパルス製造再開しました。とりあえず脚以外をスミ入れ。足首装甲を接着。
またこれで当分乾かすので、その間にゼロカスでも造ろうかと考えてます。

ではまた
日記@BlogRanking

INTERIOR UNION Y01-TELLUS

2007-11-02 00:35:32 | プラモデルレビュー
連続レビューは疲れるぜ。ネクスト第二弾、インテリオルユニオン製ネクスト「テルス」。
まず目を引くのはそのボリューム。パッと見重量級かと思ってしまうくらい。
アセン的にはセーラ・アンジェリック・スメラギの「THE BLUE NEXT」あたりでしょうか?カラーは違いますが(セーラ機は蒼一色)。彼女は電ホビの連載小説のメインキャラだったんですが、意外とカワイイキャラしてました。13歳だったかな?

ま、とりあえず
フロント

リア

バストアップ

とにかく見た目の迫力が凄い。でも結構リーズナブルwwww
アーリヤより安いですもんねwwwww

企業説明
『INTERIOR UNION』
欧州二位の規模を誇るハイテク系軍事企業のレオーネメカニカを盟主とし、メリエス、アルドラの三社による連合系欧州系グループ。レーザーライフルなどのエネルギー兵器の開発には定評があり、他企業の追随を許さない。又、レイレナードとはノーマルAC開発の初期段階から提携を結んでいる。
「メリエス」
インテリオル・ユニオンの一員。
ハイテク分野に強く、レーザー技術やロケットエンジン技術で専門性を発揮する。
特に前者については、圧倒的なリーディング・カンパニーである。
「アルドラ」
重工業系軍事企業。インテリオル・ユニオンの一員。
アクチュエータ複雑系の開発元であり、現在でも同技術に高い専門性を発揮している。「エネルギー系」のイメージの強い欧州、インテリオルの中では、比較的「実弾系」のイメージが強い。
職人的精巧さのある重兵器に定評のある「硬い」企業である。

フレーム解説
HEAD:H01-TELLUS
低消費ENながら頭部最高のEN防御を誇り、APや実弾防御も高水準の優秀なパーツ。
CORE:C01-TELLUS
最高のEN防御と優れた実弾防御と高APを誇り、消費ENも少ない優秀なパーツ。
ARMS:A01-TELLUS
EN防御とEN武器適正が腕部中最高となっている。比較的軽量で低消費EN、APも高い優秀なパーツ。
LEGS:L01-TELLUS
全脚部中二番目に高いEN防御を誇り、低消費ENでAPも高めと、非常に高性能な中量脚部。

こう見るとインテリオル製ネクストの特徴は「機体を省エネにしてあまったエネルギーを武器にまわす」ですね。かなり顕著。

オーバードブースター開閉



フレームの色分けパーツ分けは言わずもがな(いい意味で)。武器の色分けも言わずもがな(悪い意味で)。
なんで毎度毎度武器が単色かなぁ?コイツは武器がツートーン二色成形なんだからそのへんしっかりして欲しい。何か考えあってのことなんだろうけどそれ無駄だよヤメテよコトブキヤ。
可動範囲は普通。バンダイと比べたらだいぶ見劣りしますがそれはバンダイが専門分野だから。このシリーズ、特にネクストとしては十分な可動範囲です。


武装解説

レオーネメカニカ製レールガン、「RG01-PITONE」。スナイパーライフルの強化型といえる特性を持ち、最高の弾速と射程距離が特徴の狙撃武器。
逆手持ちっていう斬新なデザインの武器。長くてカッコイイです。

メリエス製レーザーライフル、「LR02-ALTAIR」。出力を高め、攻撃力を重視したレーザーライフル。
結構大きめの武器だが、コイツに持たせると急にハンドガンに見えてくる…
画像暗くて申し訳ない。

メリエス製ハイレーザーキャノン、「HLC02-SIRIUS」。攻撃力とPA貫通力が非常に高いうえ、弾速が速く、リロード時間も短め。
折りたたみ可能です。
コイツも結構長物なのに機体の迫力のせいでリニアガンにしか見えない…


レオーネメカニカ製ASミサイル、「BM03-MEDUSA」。ミサイルでは最軽量。ロックオン無しでも自動追尾するASミサイルのため、FCSのロックオン速度を気にせず運用できる。
ミサイルハッチの開閉を再現。


レオーネメカニカ製ASミサイル、「SM01-SCYLLA」。ロックオン無しで自動追尾するASミサイルを四発発射。
コイツもハッチの開閉を再現。

しかし…こう見るとこの機体重量が右に偏りすぎてる気が…


ちなみにサイズ比はこんな感じ

デカイです。肩武器が馬鹿デカイんでよりいっそう大きく見えます。


総評

☆☆☆☆・
全ては武器の色!これに尽きます。非常に惜しい。
細かいパーツも少なめですし、「上級者」にはオススメですね。
っていうかそもそもAC自体が上級者向けなのか。
この調子で各企業のネクストをちゃんとリリースしてほしいところ。
ローゼンタールはノブリス・オブルージュを、GAグループは地味な色で。

ではまた
日記@BlogRanking

RAYLEONARD 03-AALIYAH

2007-11-01 23:46:06 | プラモデルレビュー
随分前に造ったのですがアップする機会を逃してました。テルス完成に便乗してレビューします。
ACVIシリーズのネクスト第一弾。レイレナード製ネクスト、03-AALIYAH。まさに順当なリリースでしょうね。コイツネクストの代名詞的存在ですから。
本来ならばリンクスナンバー01「ベルリオーズ」の乗機「シュープリス」とすべきなんでしょうが、肩武器なしでのリリース。あの変形は問題があったか…?
ま、それでもセレナに匹敵する値段でしたけどね。

フロント

リア

バストアップ1(やべ、小さい)

バストアップ2

軽く企業の説明でも
『RAYLEONARD』
新興企業のレイレナードだが、発想の柔軟性と最先端テクノロジーの積極的転用によって、既存機体とはまったく異なるアプローチによる独自の機体を生み出した。通常装甲よりもPA(プライマルアーマー)による防御性能を重視する事で機体重量を軽減。超高速での急速接近からレーザーブレードやプラズマキャノンで敵機を沈黙させる。

とまあこんなかんじの考えをもつ企業ですが、不思議なことにこの機体はオール実弾。まあ確かにある程度企業の枠をこえたアセンをベルリオーズは許されているとはいえ、ここまで無視するのもどうかと…?
十分強いですけどねwwwwww

フレーム解説
HEAD:03-AALIYAH/H
PA関連能力に優れた高機動戦闘用パーツ。メインカメラに独特の複眼を採用。
CORE:03-AALIYAH/C
高機動戦を意識しつつ、PA関連能力に特化した軽量パーツ。
ARMS:03-AALIYAH/A
機動戦向けの戦闘パーツ。軽量機の構成に使いやすい。
LEGS:03-AALIYAH/L
PA能力に優れた中量級パーツ。防御力よりも機動性を重視している。

フレームの完成度は相変わらず。色分けは文句なし。むしろやりすぎってくらい。米粒より小さいパーツを平然と作ってしまうのがブキヤクオリティ。ただ、特徴的な頭部の「複眼」を未再現、これはつらい。塗装で対処しました。
ただ、可動範囲はイマイチ。膝がまったく曲がらない。ま、正直コイツはホバー機動時の腰を落とした姿勢が出来れば十分なんで必要最低限度のものですね。手首のはまりが最悪で、はまりますけどちょっとでも外力がかかると落ちます。腕自体もちょっと可動範囲は小さめ。
武器のほうは毎度の如くなぜか一色成形。べつにいいけどこのなんともいえない水色はやめてほしかった。

ギミックとしてはオーバードブースト再現ぐらいですかね。





各武装解説

BFFグループ製ライフル、「051ANNR」。基本設計から見直されたライフル。なかでも射撃精度に優れている。

レイレナード製ライフル、「04-MARVE」。攻撃力の高い突撃型ライフル。装弾数も多く、使い易い。
ちなみにプロモ映像のような格闘能力は付加されていません。念のため。

GAグループ所属有澤重工製グレネードキャノン、「OGOTO」。大口径のグレネードキャノン。同系統武器を大きく上回る威力を有する。
展開して砲撃形態に移行可能。
砲身はスライド金型を豪快に活用して一体成形。完全に筒です。
『有澤重工』
環太平洋経済圏の主要国家の1つ日本を本拠とする、伝統ある重工業系総合企業。
兵器の分野では軍用車輌および炸薬に専門性を発揮し、堅牢さに一定の評価が与えられている。
形式上は独立企業だが、実質的にはGAファミリーの一員であると言ってよい。


総評

☆☆☆・・
可動に関して少し欠点が多すぎますね。あと武器の成形色も問題。本来ならば☆二つくらいの完成度ですがフレームのパーツ分けが秀逸なのでその分加算で☆三つ。実際は☆二つと五分の三くらいですかね。
ただ飾っておく分には非常に流麗、美麗、繊細なプロポーションなので問題ありません。
ただ、重量級並みの値段とその造りにくさ(パーツ小さい上にハマリがよろしくない)から、玄人向けのキットですね。
造る方は各部のエッジにご注意あれ。胸の先端なんかとんがってるくせに頑丈で、やすやすと肌を貫通してくれます。

ではまた
日記@BlogRanking

インパルスの実験台、交戦し被弾、のちに大気圏突破、機体溶解。

2007-10-28 00:57:23 | プラモデルレビュー
にょろーん

元GAT-X105ストライクガンダムです。現残骸。
えぇっとぉ、こう、なんつうの?ソードインパルスでビームライフルによる擦過傷とか創りたいワケですよ。んでそれの実験台に華々しく散ってもらいました。
どうしたかっつーと、こう、ハンダゴテでぶじゅぅぅぅっとね。
こう

ぶじゅぅぅぅぅぅぅぅっっっと。
ハマりますよ、コレ。プラスチックがどんどん溶ける。みるみる溶ける。
とりあえずコレで表現できるのはビームライフル、ビームサーベル等「溶断性の武装」による傷と、あとは摩擦熱等純粋な熱による溶解ですね。
リアルにできますよぉ。実際に溶かしてるわけだから。

機体前面はこんなカンジ

もうドロッドロ。簡単です♪

ただ、慎重にやらないと貫通してしまうんですよね。それだけが注意点。あとはお好きにwwwwww

ただし、猛烈にクサいです。
電子工作でコードの皮膜焼いたときのあのニオイ、タイヤ焼いたときのあのニオイです。
「目が、目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ」
ってカンジですごい目に染みます。

さて、いつになったら製造再開できるやら…テルス造ってゼロカス造ったらもう修学旅行だろ…。
ま、今年中になんとか
ではまた
日記@BlogRanking

Y01-TELLUS製造開始

2007-10-28 00:43:26 | プラモデルレビュー

ACVIシリーズ、ネクスト第二弾。インテリオルユニオンよりY01-TELLUSです。
とりあえず製造開始。

製造風景(つーか製造開始直前の風景)

ランナーはA~N、とPC(ポリキャップ)五枚。ただしAが2枚に分割されているのとB、D、G、I、J、Mは二枚ずつなので総ランナー数は26枚。若干多いですがまぁこんなもんでしょう。
ただPCパーツ五枚は驚いた…
ブキヤにPCパーツは割れるからなぁ…あまり多くないほうが好ましいんですが…

んで、腕。

相変わらずのクオリティは腕部組んだだけで分かる。塗装の必要、皆無!もともと表面特殊加工されてるんでしませんけど。スミ入れ、勘弁してくださいorz
白基調なんで入れたほうがいいんでしょうけど…ムリっす(汗)

明日は脚部でしょうかね?場合によってはコアまでいきたいところ
ではまた
日記@BlogRanking

SVMS-01ユニオンフラッグ ロールアウト

2007-10-28 00:24:07 | プラモデルレビュー


ガンダム00よりインテリオルじゃなかったユニオンの量産型モビルスーツ「フラッグ」です。ちなみに第一印象は「無気力」第二印象は「サンマ」第三印象は「ツバメ」です。
全高:17.9m 重量:67.2t
ユニオンの最新MS。VMS-15ユニオンリアルドの後継機であり、その完成度の高さからAEUがAEUイナクトを開発するときに参考にしたといわれている。それまでの飛行対応型MSが、装備換装によって飛行を可能としていたのに対し、本機は作戦行動中の変形にも対応している。頭部の顔にあたる部分は、センサー素子で埋め尽くされており、特定の発光パターンを表示することも出来る。なお、メインカメラは、顔と頭部装甲の隙間に位置している。飛行に使われるのは四機の水素プラズマジェットだ。燃料となる水素は、カーボン製の機体フレームを構成する炭素分子結合体の中に分子レベルで注入されており、爆発などの危険性は無い上、燃料タンクとしての余分なスペースも必要としない。本体は、上半身と下半身に分離が可能であり、下半身には予備のコクピットの存在する。ただし、分離飛行からの合体などはできない。

まあ…良くも悪くもガンダムらしいムチャな設定のMSですねぇ…
文面見る限りはコイツが始めての可変飛行型機みたいですが、じゃあヘリオンはどうなるのだろうか…?とか、『カーボン製の機体フレームを構成する炭素分子結合体の中に分子レベルで注入』ってマジかよっ。とか、『分離飛行からの合体などはできない。』にいたっちゃされてたまるかっ!ってカンジwww

バストアップ(ふおっ、ピンボケ)

飛行形態



基本的なことしかしてませんね。あえて手を加えたといえば、翼端灯をつけたり、肉抜き穴をランナー切って貼って塞いだり、デカール貼ったり、そんなもんです。
デカールは実は結構凝ってます。ただ、飾り目的なんで「注意書きとは思えないくらいデカい」とか「ユニオンなのになんでEFSF(地球連邦宇宙軍)なの?」とか「なんで装甲がストフリと同じVPS装甲(ヴァリュアブルフェイズシフト装甲)なの?(写真では見にくいですが副翼左)」とかは気にしないでください。

翼端灯(見にくっ)

翼四枚、垂尾(?)二枚、アンテナ頭頂部につけてます。とりあえずケガいてシルバー塗って上からマッキーの赤と青で塗ったら意外といいカンジになって喜んでいたら、友人に「翼端灯は赤と緑」って指摘を受けて撃沈…orz

変形機構(左上から)

単純な変形ですがキッチリ保持します。
簡単に過程を書くと
胸部を腰部後方にスライド、頭部を下げてロック
脚部を後ろに回し、垂尾(?)を立てる
ライフルを機首に取り付け、腕を一度後ろにまわす
両翼を展開
腕を戻し、脚部とロック(この際肩を引き出すのだが、ややこしいので私はやりません)
ただ、ウィング基部、垂尾可動部がどちらもPS樹脂(フェイズシフトではなく、多分ポリスチロール)なので、ヘタります。私はティッシュペーパー挟んでなんとかやり過ごしました。
残りの可動部はだいたいABS樹脂ですんでOKですね。近年はバンダイのポリキャップレス指向に磨きがかかってて、ABS樹脂の粘り気が絶妙なんですよね。ちょっと前のF91あたりはすぐにスカスカにヘタったり、カタくてネジ切っちゃったりしたのにねぇ。素晴らしい。
ただ、肩関節のボールジョイントがハマリが浅いといいますか、取れやすいですね。

武装解説(このぉ~手ぇ~をはぁ~なぁ~すもぉぉんか、真っ赤なちかぁぁいっっっ

左上から120mmリニアライフル、デフェンスロッド、ソニックブレイド(プラズマソード)。あと写真載っけてませんけど左腹部に20mm機銃。
まあ順当な装備でしょうね。リニアライフルってのはいい。ディフェンスロッドも重量対策としてプロペラみたいに回して跳弾はナイスアイディア。実用性は別にしときましょうwwww
ソニックブレイドは、もともとは高周波振動で対象を切断するナイフ。プログナイフと言えばオタクなら通じる。んで、そいつがプラズマ流を刃の周囲に伸展させることでプラズマソードにランクアップ。意味あるのか!!?ちなみに「プラズマの刃が長すぎて超近接戦闘時に使えない」ってのはプラズマの長さを変えられるんでなっしで~す。
恐らくアレでしょうね。プラズマ流は所詮「プラズマ」であるため、もつれ合いなどの格闘戦時に鍔迫り合いが出来ないから、一応実体であるナイフを付けたんでしょうね。


総評

☆☆☆☆☆
いい仕事しますねバンダイ。いやぁ好キット。
買いですかと聞かれたら「気になってるなら買え」ですね。コレは。
値段も1000円するかしないかですし。お勧めです。

なにやらグラハム・エーカー専用機がキット化の噂が流れてるんで、そのときは主翼、副翼のパイロンに取り付けるミサイルも作り起こしてほしいですね。
日記@BlogRanking

GN-001ガンダムエクシアロールアウト

2007-10-15 01:46:24 | プラモデルレビュー
GN-001ガンダムエクシア
全高:18.3m
重量:67.2t
ソレスタルビーングの所有するガンダムの一機。機体中央の搭載された「GNドライヴ(太陽炉)」から発生するGN粒子により、無限に近いエネルギーと、驚異的な機動性能を実現している。また、空間に放出されたGN粒子は、電波障害を引き起こし、通信、及び通常レーダーの使用を不可能にする。装甲材にEカーボンを採用するなど、現用MSとの共通点もあるが、ビーム兵器を携帯可能にするなど、飛躍的に高い技術が多数導入されている。エクシアは、格闘戦用の武器が中心になっており、各部に装備された七本の剣は、ミッションの応じて使い分けが出来るようになっている。

というわけで、ガンダムエクシア。さくっとレビュー、いってみよー。
フロントビュー

リアビュー

バストアップ(ふぉっ、ピンボケ)

今回はストレート組みに細部塗装、スミ入れで製作。あと若干修正。合わせ目消したりなんなりは厄介極まりないんでしばらくこれがスタンダードですかね。
若干胴が長い印象を受けますがそれでも非常にスリム。
胸、脚部等の丸い部分はクリアパーツ。これはありがたい。ただそのせいかビームサーベル、ビームダガーの刃のクリアパーツがオミット…
モールドも、設定画より少し多めに加えられてますね。写真には撮ってませんが背面部のGNドライヴの白いパーツ外した下にもモールドが彫られてます。
ちなみに肩のアンテナは可動式。頭部等アンテナを削り込んでシャープ化するのはは私の定番改造。



少しでも軽くするためにこういうところは小さめでw
可動範囲は良好。膝、足首関節は脱帽もので、コサックダンスできましたwww
ですが、ちっこいくせにイッチョマエに動くフロントアーマーがものすごく邪魔。内側を少し削って可動範囲を確保してます。
そして驚いたのが肩関節。
引き出し機構は当然なのですが、ついでに胸部パーツも可動するっていう芸の細かさ。う~ん、気合入ってるねぇ。
ちなみに肩のベルトは軟質樹脂です。フニャフニャ。

武装解説
GNソード


エクシアのメイン武装。フロントビューのライフルモードから、刃を展開して使用。さらに普通の剣のような持ち方も可能(下段)。
こういう兵装はなかなか無かったんで斬新ですね。全形態でキッチリ保持できます。

GNロングブレイドとGNショートブレイド

GN粒子で刃を包んで切断するみたいですね。一番開発に時間がかかったって話だが、じゃあGNソードはどうやって対象を切断してるんだろうか…?
正直、デザインが好みじゃありません。

あと残りの武装は
GNビームサーベル(肩部後方)
GNビームダガー(腰部)
GNバルカン(両腕)
GNシールド(左腕)
とまあGNだらけwwwwww
これきっと2クール目後半あたりでアンチGN粒子っぽいの登場するんじゃないでしょうか?
ただ、純粋なビームであるGNビームサーベルが大気圏内では拡散しやすいって設定はいいですね。

総評

☆☆☆☆・(五点満点)
全体的にはすばらしい出来なんですが、ちょっと詰めが甘い。フロントアーマーの可動範囲の問題や、シールドが青一色であること、あとダガー基部、ブレイド基部がユルユルであることを考慮して減点1としました。
買いですか、と聞かれれば買いですね。値段も手ごろですし。
00の主人公機があと三機控えていますが、その完成度にも期待できそうですね。