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ラバージ・錠剤・夜間飛行。

2007-11-12 04:06:15 | Self Liner Notes:

Guppy and the Droppings の、9ヶ月ぶりの新曲がついにリリース。
これは、今年3月の dress tokyo でのライブで一度演奏をしているんだけど、その後いろいろと
アレンジを練り直して、このたびやっとリリースとなった。
曲は、グッピーズのキーボード兼ミックス担当の Grand_port さん。
歌詞はボーカルの kuroneko さん。

いつもはドラムもハードディスクレコーダーで録音した後は Grand_port さんに任せっきりで、
ファイルを弄る事なく好き勝手な意見だけ言ってたんだけど、今回は自らエディット。
とはいえ、4ch パラで録ってるものをある程度ループ化してバランスを取っただけで、結局は
音質やエフェクトは Grand_port さん任せだったような。
4ch パラの内訳は、まあ定番なんだけど、
  ・キック
  ・スネア+ハイハット
  ・オーバーヘッド左
  ・オーバーヘッド右
です。
この構成で録音するのって、いつ以来だろう。大学時代以来かな。
昔のような我が儘セッティングではなくて、スタジオのデフォルトセッティングで叩いている
ので、オーバーヘッドはシンバルを叩く強さだけ調節すれば、それなりに良いバランスになる
ことはなるんだけど、実は今回のはシンバルだけ別トラックで鳴らしてたりする。

さらにぶっちゃけると、このドラムの録音は去年12月、まだ歌詞も出来てなくて「ラララ」で
歌ったデモ版を聴いて録ったもの。「淡々とした」というイメージは持ってたけど、まだまだ
それ以上がイメージできていない段階のモノだ。
他のメンバも言ってるけど、この曲は歌詞が出来て一気に方向が定まり、全員がそのイメージを
持ってレコーディングしたために非常に統一された方向で完成した気がする。
それだけに、そのイメージの無いまま録音されたドラムを、良くあそこまでイメージ持って行く
ことができるなぁ、と、またもミックスの魔術師の仕事に感動。
浮遊間、というか、不安定さというか、とにかく kuroneko さん独特のグッピーズワールドを、
是非、歌詞から感じて欲しい1曲である。

ちなみに、録音した去年12月は、グッピーズ結成の初練習からまだ6ヶ月。
「12年ぶりにスティックを持った」なんて事を言ってから、まだ数回目の練習のときだ。
その後、今年3月のグッピーズライブ、ガレフェスでのグッピーズ、nine-tails、Telepaths の
3バンドのライブ、およびそれに伴う練習、と、ドラムを叩く回数は飛躍的に増えてきている。
それだけに、ボツにしたトラックのヘタさ加減には自分でもうんざりするんだけど、こんなに
曲のイメージになじんだミックスにしてもらえて、ファイルを切り取る部分を厳選した甲斐が
あったなぁとつくづく思った。
いやそんなことではダメで、丸々ワンテイク全部そのまま使えるくらいにならなきゃダメだと
思ってはいるんだけどね。一応。

というわけで、↓から聴いてください。アートワークをクリックすれば曲が始まります。

 「夜間飛行」 Guppy and the Droppings

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