限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

要リハビリ。

2009-05-11 03:23:28 | Band

 先日、Guppy and the Droppings の練習だったんだけど、3月の cat-o'-nine-tails の
ライブがアコースティックカフェライブだったために、ドラムセットに座るのは久しぶりと
なった。
 その練習の数日前、いくらなんでも全く練習せずにドラムを叩くのは、さすがにメンバに
対して申し訳ないと思って、ストレス発散も兼ねて個人練習に行ってきた。
 軽くウォーミングアップのつもりで特に曲を意識せず、好き勝手に30分くらい叩いていた
のだけど、ふと気がつくとそのパターンは、

こんなのだったり↓
 http://www.youtube.com/watch?v=wBmmG4AA7DQ

こんなのだったり↓
 http://www.youtube.com/watch?v=HBsxHIp-5vQ

こんなのだったり↓
 http://www.youtube.com/watch?v=nB3kQZJ2aLw

こんなのだったり↓
 http://www.youtube.com/watch?v=xtXN_EHPwSg

 LOUDNESS はともかく、どうも懐かしのアメリカン・ハードロック系のパターンが多い
ことに気がついた。アメリカンなもの以外では、

こんなのとか↓
 http://www.youtube.com/watch?v=dXO3OMGKPpw

こんなのとか↓
 http://www.youtube.com/watch?v=6YFxUBs9lsE

こんなのとか↓
 http://www.youtube.com/watch?v=dDL1iFX2Vm0

こんなのとか↓
 http://www.youtube.com/watch?v=JRbPWcLode0

ほかにも、別の系では、こんなのだったり↓
 http://www.youtube.com/watch?v=Yumfa3-WEXQ

こんなのだったりw(たぶんスネアが一緒)↓
 http://www.youtube.com/watch?v=V4-8GprsyOE

 ジャンルごった煮である。
 どれも極めていなくて、「なんちゃって○○系」である。
 どう見ても、今の Guppies や tails でやっているような系は、全く叩いていない。
 というか、叩けていない。
 個人練習で叩いていたような系のものは、嫌いなワケじゃないけど、今その系のバンドは
やっていないし、その系をバンドでやろうとも思っていないし、そもそも、モノによっては
何十年も聴いてすらいない系のものばかりだったりする。にもかかわらず、無意識に叩いて
いるフィルがこんなのばっかりになってしまっているってことは、如何にその時代にコピー
していたり聴いていたりしていたかということを物語っているわけで、つまるところ自分の
ドラムスタイルができたのがこの時代、それ以降ほとんど進化なし、ということでもある。
 今は、昔のように「常時ベロシティ127!」みたいなパワードラムはしていない。
 シンバル叩くときに、両手で左右のクラッシュを同時に叩くようなこともない。
 まして、スネア叩く前にスティック回したりもしていないし、全打オープンリムショット
というようなスタイルでもない。
 でも、なぜかタメが入ったり一拍目が食い気味だったりと、同じテンポで叩いているはず
なのに、後から聴いたらテンポにバラツキが(良く言えばグルーヴ感!)アリアリで。
 その上、ちょっと恥ずかしい懐かしの80年代っぽいカンジというのがとても痛い。
 ああ、確かに90年代以降は大して音楽を聴けてないし、ドラムも全く叩いていない。
 時間が止まっているのはわかっているのだけど、それでも Guppies と tails 結成後は、
それなりに色々と教わって、いろいろと聴いてきたと思っていた。
 でも、抜けないのよね、手クセ足クセは。

 まずは、↓こういったカンジのドラムの要素を自分に。
 http://www.youtube.com/watch?v=K9xOuM4FmoM
 http://www.youtube.com/watch?v=qQF9mRHn_X4

 これも↓
 http://www.youtube.com/watch?v=0d4IUa0pF70
 http://www.youtube.com/watch?v=FGyvko0DXzo

 これはやっぱり、思い切ったリハビリをして、叩く姿勢から変えていかなきゃならないの
かなとまで思っているんだけど、昔に比べて練習の絶対量が違いすぎる。今の2つのバンド
両方にしっくりとくるようなドラミングができるようになるのは、もうちょっと先かな。
 映画とか見てないけど、なんか、デトロイト・メタル・シティみたいな感じ?

 そういえば、cat-o'-nine-tails の曲で去年の 11月に発表した「スナフキン」、PV がある
んだけど、ブログに貼ってなかった(と思う)。
 kuronekoさんが、MacBook と iMovie だけで作ってしまったという驚異の作品。
 カメラは内蔵のものだし、iMovie は標準でインストールされているソフトだし、凄すぎ。
 ちょっと季節外れになってしまったのと、ブログのエントリとは何の脈絡がないけど↓



 ちなみに高画質版は↓
 http://www.youtube.com/watch?v=A0sSz6wo_Ag&fmt=18



tails ドラム考。

2008-12-01 03:54:44 | Band

cat-o'-nine-tails の武器として(いやゲームではこれ自体が武器だとかの話ではなく)、
購入した ALESIS Performance Pad は、先日のエントリですでに書いたとおり「ノート
ナンバーの変更ができない」という(自分としては)ちょっと信じられないような仕様で
あったため、「外部音源を繋いでしまえば何とでもなる」という期待は脆くも崩れた。

それでも、内蔵音源だって何とか使い道があるかもと思って試してみたが、不幸にも随分
無理があり、どの音を選んでもバンドとして合わなかった。
よく言えば非常にパワフル、リバーブ全開の 80年代ポップスを髣髴とさせるその出音は、
思わず Power Station の Some like it hot なんてのを叩きたくなるくらいだった。
或いは、Phil Collins と Philip Bailey の Easy Lover とか。
以前のエントリにも書いたけど、エフェクト込みのサンプリング音らしく、エフェクトの
掛かり具合などを調整することすらできないため、常に大ホールで演奏している気分。
tails では重要な音となるクローズドリムショットも、なんかとてもパワフル。
スタジオの PA に繋ぐと、普通にスネアを叩いているような音として聴こえた。
これはこれで、そういうジャンルをやっている人には重宝する音源なんだろうけど。
売り決定。

そんなわけで、やはりここは SPD-S とか SPD-20 あたりをどうにかしなきゃダメかな、
それとも kuro さん言ってたようにカホンを自作するか、または何かアコースティックな
パーカッションを探すべきかなどと悩んでいたところ、偶然オークションにて ALESIS の
Control Pad を発見。これは、Performance Pad の音源無しコントローラという製品で、
音源がついていないので単体では楽器として使用することができない。主な用途としては
外部音源の MIDI コントローラとして使ったり、パソコンに繋げてドラムのソフトウェア
音源の入力に使ったりする。事前に、メーカーサイトでマニュアルのダウンロードをして
仕様的には十分なことを確認をしていたので、思い切って入札したところ、運良く落札。
定価の3割程度で入手、前オーナーが丁寧に使っていたのか、非常に綺麗だった。
付属ソフトである、FXpansion の BFD Lite も、ちゃんと Mac 版があるので少し期待。
さすがに、ライブに Mac 本体を持っていくことはできないから、使い道は限られてくる
だろうけど、それでもレコーディングには役に立つかもしれない。

そんな感じで、とりあえず本体の設定開始。
まずは「キット」として登録可能な 21個のメモリに、ノートナンバーを変えたセットを
いくつか登録。パッド8個にそれぞれ通常のドラムセットとして使うノートナンバーを
それなりの配置で設定したものや、ボンゴなどが鳴るようなノートナンバーを割り当てた
パーカッションキット。他にも「もしかしたら効果的かも」と、ピアノなどの鍵盤楽器を
想定した、C4 から1オクターブ分を割り当てたキットも。
これは実際の歌のキーに合わせるべきだけど、まだ使うか決まってないので暫定で。

そして、使う外部音源は、手持ちの Roland SD-80
これは本体にパッチセット等を記憶させることができないのでちょっと不便なんだけど、
ドラムの出音は気に入ってる。なんといっても、tails で使えなきゃ意味が無いわけで、
そうなるとドラムセットよりもパーカッションの類中心で考えなければならないのだが、
SD-80 は結構パーカッションも良音が充実しているので何とかなりそうだ。
ちなみに、この音源でのドラムは今まで MIDI 打ち込みでしか鳴らしたことが無いので、
実際に叩いて音を出すというのは初めてだった。なんかとても不思議な気分。
昔、大学時代に使っていた SPD-8 もそうだけど、この Control Pad もベロシティが少し
大雑把で、さらにパッド自体の感度もあって、細かいフレーズは「それなり」。それでも
数値で入力された「絶対にテンポがずれないドラム」に比べたら、この方がいいカンジ。
いくつか音を変えて確認しながら、最終的に4つのキットにした。

あとは、実際に合わせてみてどうか、かな。



期待はずれ。

2008-10-26 00:13:50 | Band

残念ながら、色々と使い方を模索していた Performance Pad を手放すかもしれない。
少なくとも、26日の cat-o'-nine-tails 練習後に。
まだ購入後数回しか使ってないので、殆ど新品なんだけど仕方ない。

そりゃ確かに商品の特徴を正確に把握せずに購入したことや、パッドコントローラーと
いう商品への思い込みが原因なのはわかっているんだけど、それにしても残念だ。

つまり、この ALESIS Performance Pad というモノは、「内蔵のドラム音源を鳴らす」
楽器であって、外部 MIDI のコントロールと言えば同期くらいだということ。
8つあるパッドに、内蔵の 233種類あるスネアやタムの音をそれぞれ自由に割り当てる
ことは可能だが、パッドそのものにノートナンバーの指定ができない。

もうちょっと具体的に書くと、まず GM(General MIDI)フォーマットにおけるドラム
は、キックが C1(ド)、スネアが D1(レ)…というように、各ノートナンバー別に
それぞれ名前が割当てられていて、例えば「 Pop Drum Set 」という音色のセットを
選んで「ドレソ」と演奏すると、Pop Drum Set の音で、キック、スネア、タムが順に
鳴るという仕組みだ。
ピアノだと一番下から一番上の鍵盤まで全部ピアノの音だが(当たり前だ)、ドラムは
特別で、一番下から一番上の鍵盤まで全部違う音が鳴るようになっている。
で、今まで知っているパッドコントローラは、そのパッドにこのノートナンバーを各々
好きに割当てられた。1番のパッドは C1、2番のパッドは D1、といった具合に。
もちろん、SPD-S もパッドごとに好きなノートナンバーを割り当てられる。
ところが、Performance Pad にはその機能が無い。
パッド1~8番まで、どういうわけかノートナンバーが固定でセットされている。
ということは、パッドに割当てられているノートナンバー以外の音は出せない。
C4 以上に割当てられているコンガやアゴゴ、C1 以下に割当てられているスクラッチ音
などは勿論のこと、そもそも 127個も設定できる音色があるのに、パッドに設定された
8個の音色しか出せない、ということだ。
MIDI インプリメンテーションチャートには、SEND の項目にノートナンバーが 0~127
とあったので、各々好きに設定できるものだと思い込んでいた。

それだけじゃない。
例えば、叩きにくいから一番右のパッドの上下を入れ替えよう、と思ったとする。
Performance Pad だけ使ってる分には、各パッドの音の割り当てを変えればよいので、
実現できる。が、これを外部 MIDI 音源に繋げたとしても、入れ替え前の音になる。
なぜなら、本体で鳴る音が入れ替わっていても、ノートナンバーは変わらないから。
やるなら、外部音源の方をエディットして、Performance Pad で各パッドに割り当て
られているノートナンバーに、必要な音色をセットしてやる必要がある。
つまり、独自にエクスクルーシブを設定してやらなければならないということになる。

パッドに SFX などを割当てたりして曲の効果音的に使うとか、将来的にサンプラーに
繋いだ時に、曲中ずっと鳴っているような SE をサンプリングして割り当てて使おうと
思っていたので、この仕様は非常にがっかりだ。
音源無しのコントローラーだと、ノートナンバーは自由に割り当てられるのかな。
というか、そういう仕様のパッドじゃないと、とても使いづらい気がする。
サンプラーが手元に無い今、コントローラだけのパッドを買う気にはならない。

そんなわけで、cat-o'-nine-tails にとって、本体内蔵の音源が十分使える音であるとは
言えないため、Performance Pad は売って代替品を探す方向で進めたい。



Pad の使い方。

2008-10-24 01:40:07 | Band

先日、初期不良で交換してもらったALESIS Performance Pad
その後は問題なく動作しているんだけど、やっぱキック用のトリガだけでも早く何とか
しないことには、使い勝手が悪い。
BOSS の FS-5U なら SPD-8 に使ってたのであるはず、と思って探してみたんだけど、
手元に無いところを見るとやはりここに引っ越してきた時に実家に送り返したか。
まさか社会人になってバンドができるなんて夢にも思っていなかったので、楽器の類は
全部実家に送り返している。仕方ないので、実家にいる弟に探してもらおうと頼んでは
みたのだが、弟も暇ではないのだろう、今のところ何の音沙汰も無い。
ダンボール数十個の中から、たった 10cm 四方ほどのスイッチを探して欲しいと頼んで
いるのだから、まあすぐに見つかるとは思っていないけど。

何が不便って、キックに相当するパッドは左手で叩くことになるため、ドラムセットと
全く感覚が違ってくること。脳が、左手でキックを鳴らすことに違和感を覚えてる。
次の cat-o'-nine-tails の練習は 26日だから、せめてその日はなんとか凌ごう。
キックはその後、改めて考えよう。
スタンドも買ってないから椅子に置いて叩いているんだけど、これも座りが悪い。
バイトの回数を増やして、キックトリガと共に買ってしまおうかと。

気になる出音だけど、「高音質」を謳ってるのは良いが、どれも所謂「パワフル」で、
「ロック向けにチューニングしてます」感が溢れてる。
初期状態ではどれもリバーブが深めで、広いホールとかでコンサートでもやってそうな
「ドーン」「バーン」ってカンジの音なんだよなこれが。
対してノンリバーブに近い音はというと、DTM 黎明期の PCM ドラムっぽい音ばかりで、
どうも思ったようなアコースティックサウンドが無い。
いまどき巷に出回っているような「エフェクタを通して音を変える」音源とは違って、
エフェクト込みのドラムサウンドのため、掛かり具合を変えることができない。
「 High Quality Drum Pads with a Classic Drum Machine 」とあるので、ある程度は
仕方ないかもしれないが、エフェクトを含め、もう少し音のパラメータを弄れるように
して欲しい気もする。

これはちょっと早まったかな、音源無しのパッドコントローラの方にして、音源は別に
用意したほうが良かったかなとか思ったけど、同じ ALESIS で見ても音源無しのものは
実売価格でも2万弱するので、「ただのハコ」には高すぎる。
とりあえずこの音源はこの音源として、外部音源、とりわけ安価なサンプラーあたりを
探して繋げば用途は広がるかな、と安易に考えて Web ショップやオークションを回る。

で気がついたんだけど、最近はハードウェアサンプラーというと DJ 用なのか。
昔から AKAI の MPC シリーズは有名だけど、求めているのはそっちではなく、例えば
AKAI の S1000、E-mu の e64 みたいな、ハードウェアサンプラー。
ラックマウントするような大げさなものではなくて、コンパクトなのがあるだろう、と
思って探してみてたけど、意外にも無い。考えてみたら、いまどきサンプラーと言えば
ソフトウェアだろう、と。いちいちメモリにロードしたり、エクスパンションボードを
何枚か増設してそれ以上は拡張不能なんていうハードウェアが廃れていても仕方ない。
ライブをやるときにパッドと一緒に持ち歩いてステージ上でセッティングができること
というのが目的なので、いくら名機が安いからと言っても、ラックマウント型の大きな
本体に、今じゃ貴重な FD 何十枚とか持って歩くのも如何なものかと。

仕方ないので DJ 用みたいなパッド付きでも良いからと思って探していると、そこそこ
良さそうなのが Roland SP-404。サイズも小さいし、サンプラーとしての機能は当然、
十分満たしてる。ライブで使う場合は、いざとなれば SP-404 のパッドも使えるので、
いろんなことができそうだ。見た目も悪くない。

と思って価格を調べてみると、大体 35,000円前後。
あれ?パッドと合わせたら6万弱?もともと本命だった Roland SPD-S はパッドが1つ
多くて9個なので、もしかして SPD-S 買うのと変わらない?しかも本体1つで済むし。
なんか、とっても無駄というかやっぱり早とちりした気がしないでもない。
とりあえず、パッドと別でそれ単体で十分楽器として成立していることをメリットとし、
かつ SPD-S よりも少し安いことを妥協点として SP-404(または相応の音源)買うのを
視野に入れるか、SPD-S 購入を目指して地道に頑張るか。

オークションには、すでに生産終了してるけど ZOOM の ST-224 というのがあった。
最も高音質で 32kHz/18bit なのでちょっと物足りない気もするけど、それ以上にした
ところで人間の耳では区別つかないし問題ないだろう。最大サンプリング時間が 30秒と
若干短い気もするけど、つなぎの機械としては及第点な気がする。
値段がピンキリなので、1万以下ならタイミング見て入札してみるか。

というカンジで、まだ使い方探り中。

モノは届いたが。

2008-09-26 21:46:46 | Band

先日、注文したけど間に合わないかもって書いた ALESIS の Performance Pad
配送のタイミングが良かったみたいで、本日到着。
早速開けて、まずはデモソングでも聴いてみようと AC アダプタ繋いで電源 ON。
再生ボタンを押してヘッドフォンをすると、いわゆる電子ドラムの音が。
結構使えるかな、なんて思いつつ聴いていたが、30 秒もしないうちに急に電源が切れる。
というか、押し込み式のスイッチなので、勝手に電源が切れるはずは無い。
が、アダプタを繋ぎ直しても電源を入れ直してみても、まったく通電する気配がない。
AC アダプタを触ってみると、たった数分のことなのに非常に熱くなっている。
もしかしたら、AC アダプタの故障かもしれない。さすが中国製。
代わりのアダプタを探してみたけど、9V 820mA という規格のものは持っていなかった。
最悪、AC アダプタ不良から過電流が原因で本体も故障、というシナリオが浮かんだけど、
確認する術も無いしこれ以上どうにもならないので、箱に戻した。

いきなり初期不良。最近、そんな商品に出くわしたことが無かったので、ちょっと凹む。
まだ、1打も叩いていないのに。
しかも、楽器屋から送ってきた二重梱包の外箱は、すでにバラしてしまってゴミ箱だ。
何とか cat-o'-nine-tails の練習に間に合ったと思ったのに、もう完全に間に合わない。
ツイてないなぁ。



電子パーカッション考。

2008-09-22 21:02:49 | Band

少し前のエントリで、アコースティックライブ用にドラムをどうするか、書いた。

で、そのときは Roland の SPD-S が気になっていたんだけど、何せ高い。
本体+専用スタンドで、最も安いところでも8万。標準的な楽器店では9万にもなる。
9万ていうと、YAMAHA の電子ドラムセットのエントリーモデルが買えてしまう値段だ。
巷の噂では YAMAHA の DTXPLORER シリーズはあまり評判が良くないみたいだけど、
それを言っていては結局、最上級のものを買わない限りは何らかの不満は多かれ少なかれ
出るわけで、値段相応と思えば妥協点も見えてくる。

がしかし、今回はこんなセットは頭にない。
アコースティックライブをするとして、場所を考えると例えばカフェライブ。
またはこぢんまりとしたアコースティック中心のライブハウス。
となると、必然的にステージ上は狭いわけで、こんなセットを置いてやるくらいなら、
最初からドラムが置いてあるようなステージでやる。

色々悩んだところ、
SPD-S は高機能でサンプラーを使って色々できそうだが高すぎる。
SPD-20 は音源付き MIDI コントローラだが SPD-S と1万くらいしか違わない。
SPD-8 はさすがに20年くらい前の製品で古すぎるし、オークションでも1万前後。
カホンはカホンでしかなく、他に使い回しがききにくい。
となり、八方塞かと思えたが、ひょんなことから別の商品を発見した。
ALESIS の Performance Pad だ。
これ、SPD-20 のそっくりさんで、値段は 25,000~30,000円程度。安い。
内蔵音源が不要なら、ControllerPad と言うヤツが2万を切る低価格。
さすが ALESIS、こんなものまで出していたのか、と思った。
youtube 探したら、今年の NAMM に出品してたみたい。



もっと探すと、ion(アイオン)というメーカー(ブランド?)が、ControllerPad と
色が違うだけで全く同じ商品を出していた。OEM?去年発足したブランドらしい。
でも、さすがにこちらはちょっと。
ALESIS ということで、Roland のように TR-808 の音をそのまま入れられなかったり、
そもそもドラム音源メーカーとしては成熟していないだろうという不安があるために、
内蔵音源に多少の不安はあるが、逆に他社に無いような音があるかも、と少し期待。
最悪、SC-8820 なり SD-80 なり、うちにある音源を繋げれば何とかなるだろう。

そりゃ確かに SPD-S 欲しいけど、今はこの PerformancePad から初めてみるつもり。
ほら、ドラクエとか FINAL FANTASY とかのゲームでも、主人公の一番最初の武器は、
木の枝だったりダガーだったりするのが、終わりの頃には伝説の剣とかになってるし。
ライブをこなしていきつつ、そのうち徐々にグレードアップしていけばよいだろう。
4×2の8パッド構成も SPD-8 で使い慣れてるから、昔取ったナントカで。

というわけで、注文。
都内の楽器屋とネットショップ十数店舗に問い合わせたが、さすがに Roland と違って
在庫があります、即出荷可能という店舗は1つもなかった。
しかも問い合わせたのが金曜夜とあって、メーカーが休みのため納期不明という回答。
「注文後に納期見てキャンセルしてもOK」という親切なお店があった(しかも安い)
のでそこに頼んだが、何にしても決断が遅すぎた。
まさか在庫有りの店舗が1つも無いなんて予想してなかったから、もしかしたら 28日の
cat-o'-nine-tails の練習には間に合わないかもしれない。
変なプライドで「やっぱ買うなら SPD-S」なんてのが抜けなかったせいで、バンドにも
迷惑を掛けるハメになりそうだ。もうちょっとフットワーク軽くしなきゃだな。
あと、何かにつけてカネ、カネ、と言わないようにしていきたい。
確かに必要なものだし、わかっているけど、どうもネガティブになりがちだ。
そのためには、今以上に色々とやならなきゃならないことが増えるけどね。



ドラムのクセ。

2008-09-17 01:47:58 | Band

Guppy and the Droppings の新曲ドラムレコーディング後に自分が編集したものを、今
ミックスしてもらっているんだけど、ミックス担当のグッピーズのブレインからの指摘で
今まで無意識だったところに気が付いた。

どうやら、パターンによって「タメ」が入るらしい。
「スネアとキックが一緒に後ろにズレている」ということだ。
普通に聴いている分には、たぶんあまりわからないくらいのタメなんだろうけど、これが
GarageBand や Logic の「正確なテンポのタイミングを表すライン上」に並べてみると、
後ろにずれている部分が波形ではっきりと目に見えてわかる。
自分で編集してる時には「ズレてるなぁ」くらいであまり意識してなかったけど、自分の
ドラムだけにそのへんはあまり意識せずにサクサク編集していた気がする。

「重たい音楽をやってきたというのがわかります」って。
確かに、もっとも叩いていた頃は完全に HR/HM だったなぁと。
前に食い気味だったりシャッフルだったりってのは、殆どやってない気がする。
フリーで叩いてると、やはりキックがシンコペでハイハットがハーフオープン、フィルは
3連6連とかタムを全てフォルテシモで強打とか、そんなのになってる。
ロクにパラディドルの練習してないせいもあって、バリエーションが少ないのも原因か。
ほんとうは、こう、もっとフラムやゴーストノートでグルーヴのあるドラムを叩きたいと
思ってはいるんだけど、クセってのはなかなか抜けないものだなと。

結局、生録のミックスではあるけども小節単位の切り貼りをしてタイムラインに合わせる
という編集方法をしているために、完成した曲は大きくテンポが狂うことは無い。
ここはやはり、1曲通して無編集でいけるくらいまでにはしないと。
その場合は勿論、他のメンバにはこのドラムに合わせてもらわなきゃならなくなるため、
阿吽の呼吸と言うかそういったものをバンドで築いていかなきゃならないなと。
前ノリやタメ、3連ハネ系のリズム感とか。
大学の頃のバンドは、練習回数の多さもさることながら、寝食を共にしていたメンバも
いたので、そのレベルはともかく「メンバの音がバラバラ」ということは無かったような
気がする。今はもちろん寝食共にというのは無理だけど、あの頃とは違うオトナの感性で、
このへんの感覚を合わせていけたらと思う。



アコースティックライブ。

2008-09-07 04:27:34 | Band

ボーカル、キーボード(またはギター)とパーカッションの3人でアコースティックな
ライブができるように、ドラムをどうするか考慮中。

とりあえず最初に浮かぶのは、カホンを使うこと。
やさしい音でドラムっぽい感じになるので、たぶん雰囲気は一番良さそうだ。
なんとなく、叩くパターンがボサノバちっくになりそう。
本当の正しいパターンを知らないので、「もどき」だけど。
ネットで見てみたら、手ごろなのは1万前後くらいのものらしい。
ただ、この手の楽器は個体差が少なからずあるだろうから、型番と値段だけでぽちっと
ネット購入してしまうのはちょっと気が引ける。
少なくとも、現物を触って、叩いてみて、決めたい気持ち。
特徴となるスナッピーの鳴り方も、写真を見てるだけじゃわからない。
ストリートでカホンを使ってた人を何度か見たことがあるけど、カホンの裏側にある穴
からマイクで音を拾ってアンプから音を出すと、結構しっかりとした音が出るみたい。

次は、デジタルパーカッション系。
その昔、Roland の SPD-8 というパーカッションパッドを使っていたんだけど、最近は
これの進化形である SPD-20 か SPD-S が気になってる。
SPD-20 の方は純粋に SPD-8 の進化モデルだけど、SPD-S の方はサンプラー付き。
パッドも4列×2行の8パッドではなく、3列×2行プラス上部のエッジに3列1行。
エッジはかなり叩きやすそうだし、サンプリングできるのが魅力。
内蔵のメモリだけで最大 720秒もサンプリング可能みたいなので、ライブでいろいろと
使えるような気がする。
ただし、スタンドにセットするクランプとあわせると8万円。D888 よりも高い。
最近は、内蔵音源も SPD-8 の頃とは比べ物にならないくらい高音質で使える音が多い
みたいだし、ライブを考えたらドラムキットよりも他のパーカッションが多彩なほうが
良いので、余裕があればコレ決定なんだけどな。8万て。

オークションで SPD-8 が 8,000円で出てた。
しかし、内蔵音源がね。アコースティックドラムセットのタムとか、随分と古臭い音が
するし、かといって外部音源を繋ごうとすると MIDI の設定が相当面倒くさいし。
7セグメントの LED で2桁表示しか画面が無くて不便ってのは、昔から思ってる。
そういえば同じオークションで、SPD-8 の取扱説明書を 1,500円で出してる人がいる。
実は、Roland のサイトから PDF 形式で無料ダウンロードできるんだけどな。



カバーもやりたい。

2008-08-28 00:44:38 | Band

完全オリジナルな新曲もいいけど、たまにはお遊びでカヴァーとかもやってみない?と
いうことで、色々と考えてます。
パブリックドメインな楽曲をきっちりアレンジするのも良いんだけど、それはそれとして、
それとは別に手軽に「あ、その曲知ってる」レベルのものを軽いアレンジでやりたいな、
なんていう意見も出てる。
世の中的には著作権云々の問題があるにはあるけど、無断でカヴァーを販売しようなんて
そんなつもりは全然ないので、ほんとに、「お遊び」感覚で。

何がいいかな。
ドラムアレンジは、結構楽しいんだよな。曲がガラっと変わっちゃうから。

どのバンドで、どのタイミングで出すかは内緒。

大ニュース。

2008-08-18 23:18:27 | Band

いろいろあってエントリが遅れてしまいましたが。
cat-o'-nine-tails にまた大きなニュースです。

サイモン・フィッシャー・ターナーに、cat-o'-nine-tails の音源やボーカルはるかさんの
ボイスを提供しました。
Myspace 経由でオファーがあって、はるかさんの語りや歌の録音も新たに行ったようです。

自分の参加しているバンドのことながら、びっくりというか信じられないというか。
サイモン・フィッシャー・ターナーですよ。キング・オブ・ルクセンブルクですよ。

詳しくは、cat-o'-nine-tails の公式ブログでどうぞ。

 tails union(しっぽ同盟):http://tails-union.seesaa.net/article/104631902.html