限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

はや16日。

2007-07-30 23:35:39 | misc

気がつけば、7月も明日で終わり。
丸2週間以上もエントリしなかったのは久々かな。
ずっと仕事が忙しかった、というわけでもなく、何となくバタバタと。

それよりも、7月4日のエントリでちょっと書いた、ディスクの入れ替えについて。
それ自体は特に問題もなく、極めて正常に移行が完了して稼働していたのですが。
直後から、他のディスクが調子が悪くなりまして。
起動時の異音、マウント失敗、書き込みに異常に時間がかかる、などなど。
そのディスクは主にビデオの取り込み用に使っているため、急を要するという事態
にはならなかったものの、起動時の異音はどうも気持ちのよいものではない。
というわけで、交換することに。

うちの PowerMac G4 867MHz は、純正では Big Drive 未対応の IDE のみ。
が、Big Drive に対応している内蔵 HDD 増設用の PCI ボードを増設しているので、
特にハードディスクのサイズに制限は無いのだが、そこはお財布と相談。
最近の相場をあまり知らずに「まあ 120GB あれば十分かな、1万円くらい?」な
カンジで「マザーの方に繋げばいいや」と決めてお店に行ってちょっとびっくり。
IDE であれば、 320GB のキャッシュ8MB が 8,000円ちょっと。
120GB なんて、2.5インチにしか見当たらない。
秋葉原の激安店ではないのに、である。
最近の事情通な人から見れば「何を今さら」かもしれないが、頻繁に買うものでも
ないので、相場の変化には疎いのである。この程度でも十分に驚けるのである。

というわけで、迷わず 320GB を購入。
「日立製」というところが、数年前の痛い出来事を思い出して多少引っかかるが、
まああれから十分に月日も経ってるし、あれはあれで運が悪かったのだろう、と。
これをビデオ取り込み専用にするには些か勿体ない気がして、こっちをメインの
起動用にして、現在起動ディスクになってる 80GB を取り込み専用にしよう、と。

移行ツールがあれば、80GB → 320GB へ何の苦もなくコピーして完了なのだが
悲しいかな OS 10.3.9 ということで、またちまちまとアプリ等をコピー。
この結果、うちのハードディスク構成は↓なカンジに。

 ・内蔵 IDE マスタ 80GB、臨時起動用 OSXと頻度の高いファイルバックアップ
 ・内蔵 IDE スレーブ 80GB、ビデオ取り込み用
 ・PCI ボード IDE1マスタ 320GB、メインの OS X 環境
 ・PCI ボード IDE1スレーブ 80GB、GarageBand などの音楽用
 ・PCI ボード IDE2マスタ 80GB、OS 9 環境
 ・PCI ボード IDE2スレーブ 空き

これ以外に、Firewire 外付け 80GB HDD を定期バックアップに使用。
なんだか、かなり微妙な構成になってしまった。もうすぐ1TB。
いっそ、PCI ボードの方で RAID 組んだ方が良かったかな、と思ってみたり。
そろそろ、こんな延命じゃなくて新しいマシンを買いたいな。


週末の練習スタジオ。

2007-07-14 21:04:56 | Band

スネアのヘッドを張り替えたので、チューニングついでに個人練習しにスタジオへ。
割と近くの、いつも行くレンタルスタジオで2時間ほど。
午前0時から2時までの2時間だったのだが、なんと言うか「最近の若いモンは」
ってついついオヤジ発言してしまいそうな状態だった。

まず行ってびっくり、午前0時前だというのに、さほど広くない受付&ロビーには
若いバンドマンやらおねーちゃんが、20数人たむろってた。
さすが週末、しかも連休前、なのかなと。
その殆どが仲間なのか、全員でワイワイと会話をしていて、受付にたどり着くまでに
何度か「すみません、通ります」って言ったのだが、殆ど無視された。
受付までの通りを、誰ひとりとして空けてくれないのである。
たまたまスタジオの交代時間が重なったのだろうと思い、人が多いのは仕方ないかと
思いつつ、やっとのことで人混みを抜けて受付を済ませ、自分の借りた部屋の前へ。
このスタジオは終了5分前撤収が決まりなのだが、前のバンドが片付けに手間取って
いて、0時になってもまだ片付けをしていた。機材が多かったみたいなので、これも
仕方ないかと暫く待っていた。
結局5分くらい過ぎてやっと全員が部屋から出て行ったのだが、その時、バンドの
メンバ誰からもお詫びの言葉は無し。メンバ同士で会話しながら、当たり前のように
部屋を出て行った。
スネアとバッグ持って部屋の外でずっと待ってた私が見えなかったのだろうか。
仮に、次がいなかったとしても、いつまででも片付くまで自由に時間を使って良い
というものではないだろう、と思った。

そして、部屋に入って、点目になった。
彼らは、あれだけ時間をかけて、何の片付けをしていたのだろう。
マイクスタンドは、その辺に立てたまま。
椅子も出したまま。
エアコンは、設定温度18度、急速冷房でフル稼働中。
ドラムは、このセットの位置でどうやって叩いていたのか不思議なくらい、変わった
シンバルセッティングのまま。
シンバルスタンドのアームなんて、天地が逆にセットしてあったりする。
さらに、タム1つとバスドラのペダルは、セットから外したまま、横に放置。
スネアのスナッピーは上げたまま。
ハイハットのクラッチも緩めずに留めたまま。

ドラムセットに王道はないだろうが、せめてドラムカタログのようなオーソドックス
なセットに戻すのが常識ではないのか。
タムを1つ抜いたりするなら、なおさらである。
抜いたのなら、戻すのが普通ではないのか。
私だってカタログのようなセットではないが、後に使う人のことを考えると、まず
標準と思われるセットに直しておく方が、その人のセットに変えるのも楽だと思う。
「どうせセットは変えるだろうから」と、そのまま放置するのはいただけないと思う。

のっけからイライラすることが続いたが、気を取り直して練習に。
そして30分くらい過ぎ、休憩のため煙草を吸いにロビーに出た時のこと。

先ほどのたむろっていた連中が、まだたむろっていた。
しかも、1つしか無い灰皿の周りに椅子を並べ、近寄ることも出来ないくらい占拠。
ある若者は、膝を立てて靴のまま足を椅子に乗せている。
ある若者は、椅子を2つ使ってあぐらをかいている。
ある若者は、椅子の背もたれの上に座って、座面に足を乗せている。
そして灰皿には、タバコの空き箱やお菓子の包み紙が山のように捨てられていた。
私がタバコの灰を捨てに灰皿まで行っても、誰も避けようとしない。
むしろ、「ハァ!?」って顔でこっちを見る。
ここはお前の自宅かよ、と突っ込みを入れそうになったが、こっちが単独なのに対し、
相手は集団である。集団ほど怖いものは無い。何をされるか、わかったもんじゃない。
大人しく、いそいそと部屋に戻った。

チューニングに約1時間、nine-tails 用の録音で約30分程使い、少し早いが10分前に
片付けを始めた。
そして5分前になり、終了の合図のランプと共にスタジオのスタッフが入ってきた。
「おつかれさまですー」と、スタッフと挨拶を交わすや否や、なんとすぐ後ろから
この部屋を次に使うであろうバンドメンバが5人、ドカドカと入ってきた。

こちらは、まだスネアを片付けてドラムセットを元に戻し、MD レコーダをこれから
片付けようとしている最中である。終了5分前である。
あまりの出来事に硬直していた私など目に入らないかのように、彼らは自分の楽器を
ケースから取り出し、メンバ同士で会話しながら次々とセッティングをし始めた。
繰り返すが、私はまだ同じ部屋の中で片付け最中である。
当然、スタッフと一緒に部屋に入ってきてから、私とは一切、挨拶も会話も無い。
一応、硬直しながらも、入ってきたメンバに「おつかれさまー」と声を掛けたのだが
誰も応答してくれなかった。彼らは、まるで誰もいない部屋に入ってきたかの如く、
各々の楽器のセッティングを始めたのである。
私が部屋を出る頃には、ギターのヤツなんてチューニングを始めていた。
当然、出て行く私に声を掛けたヤツなんて、誰もいない。
ちなみに、彼らは大学生くらいの5人。
かなり幼いカンジだったので、一見すると高校生かとも思ったが、時間が時間なので
その可能性は低いだろう。どう見ても社会人とは思えないし。

そしてロビーに出て、さらにどっと疲れが出た。
私が来たときにたむろっていた連中が、まだたむろっているのである。
iPod 聴きながら歌っている女の子、ドラムのスティックで受付のカウンターを叩いて
パラディドルをやってる男、有り得ないくらいド派手な衣装を着て「これどうよ!?」
って大声ではしゃいでいる4人くらいのグループ。テーブルには、衣類が山積み。
灰皿は相変わらずさっきの連中が占拠、通路に座ってお菓子を食ってるヤツもいる。

一体全体、これは何事だ。
何がどうなっているのだろう。
バンドやってる連中って、こんなのばっかりか?
レンタルスタジオの常識というよりも、世間一般の常識が欠如してないか。
普段、Guppy や Telepaths で使っているスタジオはロビーが無いに等しく、かつ
各部屋の前もフリースペースが極端に狭いためか、そんな状況に出くわしたことは
皆無だった。nine-tails で使っているスタジオも、部屋が2つしか無いためか、この
魑魅魍魎とした空間に出くわしたことは無い。
また、今までこのスタジオは5回程使用しているが、こんなことは無かった。
平日の夜中に行っていたのが良かったのか、たまたま遭遇しなかっただけなのか。

スタジオがこんな連中の溜まり場になってるなんて。
なんだか、非常に悲しい思いをした。


HD-1 試打。

2007-07-09 00:15:55 | Band

以前、4月23日のエントリで「気になる新製品」として取り上げた、Roland の
V-Drums「HD-1」。
今日、スネアヘッドとスティックを買いに行ったところ、お店に置いていたので
さっそく試打してきた。

全体的には、非常に叩きやすい。スネアがメッシュヘッドとあって、黒いゴム製の
普通のパッドとはひと味違う。逆に、ゴム製のタムはちょっとスティックの返りが
大きいかな。弾むように返ってくるので、強めに叩くとスティックが暴れる。
キックのペダルは思ったよりも軽く踏み込めて、かかと→つま先のダブルでも
全然楽勝で叩ける。ただ、普通のペダルのようにバネの返りを利用した高速連打は
さすがにちょっと辛い。構造が違うから仕方ないのと、自分の腕が無いのと両方が
原因だと思うけど、まあそんなパターンを叩くことはあまり無いので、いいか。

次に、ハイハット。
勿論、オープン/クローズはきちんと鳴るのだが、ペダルを踏む力の抜き具合が
関係しているのか、時々思ったような音で鳴らないときがある。
上位モデルの VH-12 のようには行かないけど、これは許せる範囲かな。

最大の欠点は、スネアやタムの位置が、殆ど変えられないってことかな。
コンパクトさが売りなので、それをやってしまうと「 V-Drums Lite 」の意味が
なくなってしまうので仕方ないとは思うが、それにしてもコンパクト過ぎの気が。
フロアタムなんて、かなりこぢんまりと叩かないと、すぐに空振りしてしまう。
スネアも、オープンリムショットを多用するような叩き方はかなり厳しい。

それでも、キックを強く踏み込んでもあまり振動や騒音がないこと、設置面積が
非常に小さいことなど、家に置くことが「無謀」とまでは思えないこのサイズは
やっぱり魅力的。生ドラムの練習用というよりも、普段から「ドラムセット」を
意識した練習が手軽にできる、MIDI OUT でドラム音源のトリガにできる、など
「生ドラムの代わりではない」ということを理解して使えば、とても面白い楽器で
あることは間違いないと思う。

79,800円という、微妙な値段ではあるけれども。


クラムボンはわらつたよ。

2007-07-06 02:52:37 | Favorites

あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす

アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたひのうへは
そらのめぐりのめあて


宮沢賢治の「星めぐりの歌」。
著作権が消滅しているのだが、これを、Guppy and the Droppings のボーカル&
サブキーボードと飛び道具担当、または cat-o'-nine tails のキーボード担当である、
kuroneko さんがカヴァーしている。
カヴァー、といってもそこはそれ kuroneko さんのこと。
軽く作ったと言う割には非常に独特な世界観を感じずにはいられない。
GarageBand Users Club にアップされているので、是非聴いてもらいたい。
「星めぐりの歌」はこちらから

小学生だか中学生だかの頃、確かに宮沢賢治は読んだ。
でも、たぶん「読んだ」というだけで何も感じていなかった。
そもそも宮沢賢治が作曲もしていたなんて{知らなかった|忘れていた}のだから。
今まで、何を以て宮沢賢治を「知っている」と言っていたのだろうか。自分。

この曲で、いろんな意味で影響もショックも受けたので、改めて文庫本を買った。
新潮文庫の「銀河鉄道の夜」。
どうせ買うなら、やっぱり好きなのが多く入ってるのをと思って。
「セロ弾きのゴーシュ」も「注文の多い料理店」も、勿論上記の「双子の星」も
収録されている。
でも、この「銀河鉄道の夜」ですら殆ど内容を覚えてなかったことに目眩がした。
「好きな」のではなく、タイトルを「聞いたことがある」だけではないか。

今更、だけど1つ良かったこと。
ガキの頃に読んだときには何も感じなかったであろうこの物語、今は読んでから
何日経っていても、その情景がイメージとなってはっきりと残っていること。
やっぱ、いいものは、いい。

なお、このエントリのタイトルは、「やまなし」より。
kuronekoさんのエントリ、パクりました。ごめんね。


ギターがね。

2007-07-05 01:26:54 | Band

ライブも決まったし、新曲作らなきゃと思って、久々にギターを出してみた。
オーディオインターフェースに繋いで GarageBand へ。
ところが、音量を上げても「ブー」ってノイズが増えるばかりで、音が出ない。
あまり弾かないために、ガリが出ることはあったが、ボリュームをぐりぐりと
回してるうちに大抵は出なくなってた。しかし今回は全くダメ。

もしやと思ってバラしてみたところ。
シールド挿すパーツのハンダが取れて、線が切れてました。
そりゃ音は出ないわな。

仕方なく、工具箱からハンダゴテを出してきて、せっせと電子工作。
あまり良いハンダではないのだが、背に腹は代えられない。
ついでだから、線もこんな 15年も前の腐ってるのから変えれば良かったかな、
とは思ったけど面倒なのでやめた。
音が出ればいいや。どうせアンプシミュ通すし。

というわけで録音は明日から。


フライング気味に告知。

2007-07-04 00:10:25 | Band

Guppy and the Droppings、9/9(日)に「西荻ターニング」にてライブ決定。
The Telepaths、11/4(日)に渋谷「乙―kinoto―」にてライブ予定。

なお、詳細は追ってエントリします。お楽しみに。

ちなみに、gooブログは携帯からも見ることが出来ます。
URLは、パソコンで見るのと同じです。
ただし、トップに貼った写真は見れますが、本文中に挿入している写真や
リンクなどは表示されません。
とりあえず本文のみ確認したい場合などに。


#言い訳
 メインの方のハードディスクの調子が悪くなり、別ディスクに OS から
 再インストールしました。OS 10.4(Tiger)からだと、移行ツールなる
 ものがあって簡単に別ディスクに再構築できるようですが、いかんせん
 うちは OS 10.3(Panther)のまま。
 地道にアプリの移行をしてたため、先週は殆ど Mac で作業できず。