VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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ある実験

2016-02-06 | Weblog
犬が散歩中に突然ライオンに遭遇したら、
どんな行動をとるか?
という興味本位の実験をした番組を見て、
檻に入れられ次々といろんな犬種と遭遇させられるライオンが
気の毒になったけれど、
その結果も気になって見てしまった。(ゴメンね、ライオン)

オオカミ犬は全く近寄ろうとしない。
自然界では生息域が違うので、ライオンと遭遇する危険はないのだけれど、
オオカミはその野生の感でちゃんと危険を察して
「こいつはヤバイ奴だ」と瞬時に理解したのだろう。

愛玩犬として人気を博するトイプードルと、
同じく愛くるしい姿がヒトの心をつかむポメラニアンは
自分の体とライオンの大きさの違いを全く顧みることなく
威嚇の声で、猛烈に吠え掛かった。
勝てるはずのない相手に無謀な挑み方だ。
檻があることを計算してのことなら、
それはさらに高度な判断だけど
自分の興奮をコントロールできなかっただけなら危険だ。
自分の立場を把握していないと、
とんでもない災難が降りかかるということは
人間界でもあることだ。
犬のふり見て我がふり直すことにしようと思った。(教訓

さて、上記の犬たちとは全くことなった種類の対応は
ブルドッグと土佐犬。
この2犬種は何が違うかと言えば、
闘犬として作られた犬という点だ。
ライオンに向かって眼を飛ばし、まったく引くことはなかった。
土佐犬に至っては、ライオンが負けをみとめ
お尻を向けてしまったのだ。
土佐犬恐るべし!


つんちゃは若かりし頃、
馴染みの犬毛海岸公園で、たくさんのわん友と一緒に居るところへ、
登場したグレートデン様が
仲間がよく使っている水道からお水を飲んでいるのを見て
吠えかかったことがある。
これはトイプーとポメラニアンの行動と同じく
相手と自分の力の差をわきまえず、ただ向う見ずに吠えただけ。
デン様は少し猶予を与えてくれたのだが、
うざくなったようで、ひと吠え一喝した。
するとつんちゃは瞬時にその立場を理解した。

腰が抜けたような歩き方でその場を引き下がった。
オオカミが一瞬にして理解した事を、このひと吠えでやっと理解したらしい。

あの一件のあと、何年かして、つんちゃ球場に出没していた別のグレートデンとボルゾイのペアには
最初から近寄ろうとはしなかった。
ラブラドール、学習能力は高いようだ。

つん:ハズいな~。若いときの失敗は誰にでもあるやん。


今ではおやつも、何も言わなくともお行儀よく待つ。






悪さをしないのも、寂しいもので、


イイ子にならなくてもいいんだけどな~と


昔のいたずらを懐かしく思う。


豪快ないたずらがラブラドールとの暮らしの楽しみでもある。
それを懐かしむシニア時代もまた、落ち着いていていいものだけれど。

つんちゃメモ
ごはん:マイワシ3尾
飲水量:ゼロ
にゅ~にゅ~:400cc
おやつ:牛レバー



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