VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

YDK

2016-05-27 23:52:28 | 月世界
YDKってなんだ?
「やれば・できる・子」なんだな〜。
(^^♪そうさY・D・K



アメリカ大統領の被爆地広島への初訪問があった今日。
原爆投下から71年も経っている。
でも、何はともあれ、来たんだ。
「やればできる子」だったんだ。


つんちゃも、「サボロー」と仲良しだったけれど、
YDKだった。

「できる子」というのは、結構大変だ。
何も本人や親が喧伝しなくとも、周りがちゃんと認めている。
にもかかわらず、いかに優秀かをアピールしたり、逆に変に卑下したりすると、
ドン引きで評価が下がるのに気づかないザンネンなケースが多い。

その点、出来がちょっと・・という場合はどこか相手を安心させ、伸び幅も期待させる。
「やればできる子」は現状報告にはちょうどいい。
優秀でない事実をうま〜くカバーし、
自尊心も満足させる魔法の言葉だ。


オコ坊がプレミアムプリンを持ってやってきた。
月がデザインされた金と銀、「金のとろけるプリン」と「銀のこだわりプリン」という名前が付いている。


つん魂:月の砂漠?金と銀との鞍乗せて〜


雨の季節がやってくる。
アジサイが咲く季節になったんだなぁ・・・。
つんちゃが散歩でよく立ち止まったガクアジサイの木も、もうすぐかな。


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人気者はつらいよ

2016-05-26 23:38:35 | 月世界
生誕300年で、人気沸騰中の伊藤若冲。
つい先日まで記念の展覧会「若冲展」が開らかれていたのを、
初日に行った友人が様子を話してくれた。
初日というのにめちゃくちゃ混んでいて、
なんとミュージアムショップでレジ待ち1時間半というので
絵葉書も図録もあきらめて帰ってきたとのこと。

若冲人気はメディアがこぞって煽り立てたようで、
国民的アイドルグループのメンバーまで担ぎ出さなくとも
十分人気はあったのに、300年記念で爆発させた。

今年の人気爆発より前、2010年に地元の美術館で開いていた若冲展を観に行ったことがある。
比較的静かに見られたワタシは今となってはラッキーだったと言える。


若冲を知ったのは2005年4月、金毘羅歌舞伎に行ったついでに金毘羅宮へ参ったときのこと。
金刀比羅宮の奥書院に描かれた若冲の絵は今は非公開となっているらしいが
特別展などで見られることもあるみたいだ。

当時はまだ、ふらっと入って見られた、"良き時代"だった。
見る人を一瞬で引き付けてしまうあの独特の世界にハマるのはたやすい。

ワタシが入り込みやすかった理由は単純で、
動物をたくさん描いた絵師だったからだ。
江戸時代といえば、浮世絵などでも人物や風景しか描いていないと思っていた。
でも、若冲はなんとクジラや象まで描いているのだ。
「鯨や象を見たことあるんかい!」とツッコミを入れたくなる。


若冲は象を見たことがあるのか?という検証をしていた番組を見たことがあった。
若冲の生きた時代に、象が日本に輸入されたことがあったらしい。
そして、象は長崎から江戸まで連れてこられたそうだ。
その道中の象を見たのかもしれないと、解説していたと記憶している。

以前、職場の同僚がこんなことを言っていたのを思い出す。
「象って実際に目にしないと、想像できない生き物だと思う。
 あの鼻の形状は、自分の周りにいるどんな動物とも全く違う。
 言葉で説明しても、実物を思い描くことが難しい生き物の筆頭にあがると思う。」と。

若冲、お前、見たな〜・・・。


象は圧倒的な大きさと、他の追随を許さないほどのユニークさとで
子供から大人にまで大人気、誰でも大好きになる動物だ。

日本に2歳でやってきて、69歳まで生きた花子。
ひとりぼっちが寂しくはなかっただろうか?
どんなに人間に「大事に思ってる。」と言われても、
同じ長い鼻・大きな体のお友達がいなくて、日本に来る前の生活を思い出し、
望郷の念にかられたことはなかっただろうか?
小田原で生涯を終えた梅子にも同じような思いを抱いた。


つんちゃの胸の内を聞きたかったのと同じように、
花子さんの胸の内を聞いてみたかった。


長い間、みんなに安らぎを与え続けてくれてありがとう。




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劣化しない存在

2016-05-25 23:46:44 | 月世界
亡くなった今も鮮やかに存在感の残る人がいる。
没後10年に寄せて出版された、妹ユリさんの書いた「姉・米原万理」を読んだ。
5月25日は命日。


ロシア語通訳時代もニュース番組に出演していた姿を見ていたが、
自身の経験を元に、作家として書いたこの人の本を読むのが好きだった。
米原万理が書くものが、もう読めないということが実に残念。

頭脳明晰でエネルギッシュで好奇心旺盛で
それでなくても10分で精魂尽きるという同時通訳を、さらに神経を使う外交の大舞台でこなし
元野良だった飼い犬や、仕事先で一目ぼれした猫たちに限りない愛情を注いだ。

その力の源は、旺盛な食欲と動物たちへの愛情だったのかもしれない。
米原家は一族揃って、早食いの大食いだと、
イタリア料理研究家でもある妹、ユリさんがこの本の中で書いている。

食べることを楽しむ人たちは幸せな顔をしている。
ワタシはつんちゃが真剣に食べる姿が大好きだった。
見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれた。
きっと、10年後もまだ恋しく懐かしむことだろう。

米原万理という人は10年経っても色褪せない人だ。
まあるい体とくりくりした大きな目が印象的。
広く大きな視野というのは、望んでもなかなか身に付かないものだけれど、
そんな才能を持った人という感じだ。



夜遅くに始まった首脳会談についての記者発表を生中継で見ていた。
長い同時通訳を待っているふたりは明日から始まる重要会議に備えてなるべく手短に終えたいと思っていただろうな。
通訳のせいにされないように気を使う外務省所属の通訳者は意訳にならないよう、発言を端折ったりしないという。


アメリカ大統領として戦後初めてオバマ大統領が広島を訪問するということで、
先日、ある被爆者へインタビューしていたのを見た。
「今でも家族に会いたい、会いたいと思っている。」と語るそのおばあさんの家族への思いは被爆当時から少しも変わっていない。
71年間、毎日、亡くなった家族を思い続けているという。
体が不自由になるまで原爆記念碑に通い続け、語りべをされていたそうだ。
常に思いを寄せられている魂は、劣化しないのだと思う。

この先、毎日つんちゃを思い起こすのがたとえワタシ一人となっても、
新鮮な水を与えられる花のように、魂にも毎日思いを注いでやりたい。
そして、いつかフレッシュなつんちゃと再会できたらいいな。


同時通訳の仕事事情の裏話を苦労とともに面白く語られていた本も興味深かったけれど、
最晩年の執筆をまとめたこの本には、こよなく本を愛した万理さんのエキスが詰まっている。
闘病生活のことも出てくる。また読みたくなった。


雷の日に行方不明になったゲンを探し続けた万理さん。
帰ってくることを願い続け、海外の仕事先からでも毎日保健所への確認は怠らなかったという。
惜しみない愛情というのは、もうここまでということはないのだろうな。














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おやつん

2016-05-24 23:37:13 | 月世界
仕事帰りに乗換駅である銀座で途中下車して
デパ地下に立ち寄ることがある。

ラブラドールといえども、食欲先行、であるがゆえの味覚音痴、なわけではない。
つんちゃには好き嫌いを表明する意思があった。
だから、食欲より睡眠を優先することがあるようになってからは
薬やサプリで食物の味や匂いをなるべく邪魔したくなかった。

つんちゃの「おいしい」権利を妨げたくなかった。
おいしいものをおいしく食べられる時って貴重なのだ。
体調が優れないと、どんなに高級な食事でも食欲はわかない。

つんちゃが楽しみにしていたのは、
ティータイムのヒトおやつだった。
つんちゃが寝ているので、こっそり食べようとしても
必ず気づいて参加していた。
晩年は最小限にしていたとはいえ、3度のごはんには何かしら入っていたので、
薬やサプリが全く混ざらなかったのは、ワタシや母と食べるおやつだけだった、と思うと切ない。

「月の舎」というお店が今日までの期間限定で
デパ地下に出ていたので、
つんちゃと一緒に食べることにしようっと。


つん魂:混じりっ気なしって、おいしいね。


つん:おお〜〜っ、ここのわらび餅、めっちゃおいしいやん!


Kane家からいただいた山モミジがちょうど青々としてこんな感じ。それに重ねて買った涼し気な葛のお菓子。
(陰の声:上品な甘さ。わかるかな〜、つんちゃ?)


でも、暑くなってきたこの時期、お供えするのにすぐに傷まない干菓子もいい。


つん魂:両方やん!






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忘れじの君

2016-05-23 23:59:04 | 月世界
先日、「ちはやふる」という映画を観てきた。
ニュース番組で「かるたブーム」を取り上げていたのがきっかけだ。

原作の漫画は読んだことはないけれど、
子供の頃のお正月に家族でやった百人一首が懐かしくなって、
映画を観る気になった。

家族でやったかるたは、子供にはただの神経衰弱のようなもので、
置いてある札のひらがな文字を
上の句・下の句を全部読み上げられてから探すという、
およそ競技かるたとは別物のような遊び方で満足していたけれど。

忘れじの 行く末(ゆくすゑ)までは 難(かた)ければ
   今日(けふ)を限りの 命ともがな

「いつまでも忘れない」という言葉が、遠い将来まで変わらない
 というのは難しいでしょう。だから、その言葉を聞いた今日を限
 りに命が尽きてしまえばいいのに。


否・否、つんちゃを忘れたりなんかしない。
今日はつんちゃの百箇日になる。


つんちゃが大好きだったヨーグルトを愛用の器に入れて供えた。


百箇日の今日は豪華なユリにした。


毎年、母の知り合いが枇杷を枝ごと届けてくれたのを、
つんQに使っていた。
今年はもう葉っぱはいらないんだけど・・ね。


デシ:実だけ欲しいって、ずーずーしいな。



百箇日とは、四十九日で行先を決められなかった亡き者が
すべてを救う観音様に手伝ってもらって、極楽へ行くという日で、
卒哭忌(そっこくき)とも言い、
この世に残った者の側では嘆き悲しむのは終わり、という意味もあるそうな。

でも、誰が決めたか知らないスケジュールに合わせて気持ちを切り替えることもなかろう。
マイペースなのが、ワタシとつんちゃなのだから。

そんな落ちこぼれの「残された者」を気にかけてくれる友人が
つんちゃの百箇日を覚えてくれていた。

ひとりは几帳面な、なび姉さん。
快復スケジュールの進捗状況を確認してくれたけど、
自分でも、進んでいるのか停滞しているのか、わからない。

もう一人は、やの字。
ワタシが写経をしていると言ったら、今日という日を選んで
こんな本を送ってくれた。
お経の意味がわかりやすく解説されているようだ。


先日のLab Studioから届いたDVDと言い、
つっきーを思ってくれてありがとう。

  瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の
   われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ

映画「ちはやふる」は2部作になっており、「上の句」と「下の句」がある。
明後日は映画館のレディースデー。
「下の句」を観に行ってみようかな。



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つっきーの木