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東京にいた時分は、千葉に埼玉にと電車での移動時間がかなり多く、寝過ごし防止と暇つぶしに週刊誌は必携でした。そんなわけで、木曜日になると、
「あ、今日は〝文春〟と〝新潮〟」
と言う訳なのですが、福岡は土曜日発売。都落ちした悲哀を感じる瞬間の一つです。
連休特大号の新潮を読んでおりましたら、「日本をいじめるな!」というグラビアが掲載されていました。何でも去る4月23日に新宿で〝反中〟デモが行われ、その輪の中に台湾独立を目指す在日台湾人も多数参加してくれていたというのです。彼らは、
「台湾の友達日本をいじめるな!!」
「日本加油!!」
と書かれたプラカードを持ってエールを贈ってくれています。本当に有難いことです・・・・
やはり数週間前の新潮のグラビアでは、台湾独立派政党、「台湾団結連盟」の一行が靖国神社に昇殿参拝された様子が掲載されていました。台湾団結連盟の蘇 進強主席は、境内でのインタビューにこのように答えています。
『一人の台湾人として、一政党の党首として、当時の国(※日本のこと)のために亡くなった2万8千人の英霊にお参りするために来た。最大の尊敬の念を以って参拝に来た。靖国神社は、恩讐を超えて平和を求めることのできる場所だと考える。靖国神社にはかつてダライラマ、タイ国王、ロシア前大統領などが参拝しているが、それは彼らの平和を求める姿勢の表れだ。台湾人遺族も、今日の参拝を喜んでいる。強調したいのは、全ての国において自国のために亡くなった方々を最大限尊重するべきであるということだ。当時の国のために台湾人の先輩方は亡くなったのだから、後輩である私は参拝に来た。日本のために亡くなった日本人にも最大限の敬意を表する。中国の観点はアジアを代表するものではない。台湾の考えを代表するものでもない。台湾は台湾であり、中国は中国だ。中国はいつまでも日本に恨みを持っているが、台湾人はそれに納得することはできない』
〝台湾人意識〟と〝中華思想〟は全く別物だ、と強調されています。また、
「靖国神社は、恩讐を超えて平和を求めることのできる場所だと考える」
という蘇主席の言葉を〝反日〟日本人はどのように受け止めるのでしょうか。
台湾団結連盟は、先の連戦国民党主席の訪中の際には、「生卵6ダース」を携えて中正國際機場に抗議に向かいました。これを「男気がある」と取るか、「過激な行動」と取るかは立場によって様々でしょうが、台湾同胞と言いながら、対岸から700其ものミサイルを向けているのが、「銃口から政権が生まれる」を地で行く中国流なのです。そんな連中のところにのこのこ出かけて行って、パンダで釣られて喜んでいるのはあまりに能天気すぎるような気がします。
〝中華意識〟と〝台湾人意識〟のぶつかり合いは、「中国を取るか、日米を取るか」という二者択一であるとも言えます。先に台北で行われた「反国家分裂法」に抗議する100万人デモには、日米の国旗を携えて参加していた人もいたそうです。
心情的にも、また戦略的にも、台湾はこちら側の味方であって欲しい。とにかく、「世界の孤児」がますます追い詰められるような事態に陥るのは看過できない。ここは日米両国も思案のしどころでしょう。
※写真・・・・5月5・12日号「週刊新潮」グラビア
台湾団結連盟のHPによると、日本人の党員も募集しているようです。「特典なし、苦労するのみ」とあります。う~ん、硬派だ・・・・
「あ、今日は〝文春〟と〝新潮〟」
と言う訳なのですが、福岡は土曜日発売。都落ちした悲哀を感じる瞬間の一つです。
連休特大号の新潮を読んでおりましたら、「日本をいじめるな!」というグラビアが掲載されていました。何でも去る4月23日に新宿で〝反中〟デモが行われ、その輪の中に台湾独立を目指す在日台湾人も多数参加してくれていたというのです。彼らは、
「台湾の友達日本をいじめるな!!」
「日本加油!!」
と書かれたプラカードを持ってエールを贈ってくれています。本当に有難いことです・・・・
やはり数週間前の新潮のグラビアでは、台湾独立派政党、「台湾団結連盟」の一行が靖国神社に昇殿参拝された様子が掲載されていました。台湾団結連盟の蘇 進強主席は、境内でのインタビューにこのように答えています。
『一人の台湾人として、一政党の党首として、当時の国(※日本のこと)のために亡くなった2万8千人の英霊にお参りするために来た。最大の尊敬の念を以って参拝に来た。靖国神社は、恩讐を超えて平和を求めることのできる場所だと考える。靖国神社にはかつてダライラマ、タイ国王、ロシア前大統領などが参拝しているが、それは彼らの平和を求める姿勢の表れだ。台湾人遺族も、今日の参拝を喜んでいる。強調したいのは、全ての国において自国のために亡くなった方々を最大限尊重するべきであるということだ。当時の国のために台湾人の先輩方は亡くなったのだから、後輩である私は参拝に来た。日本のために亡くなった日本人にも最大限の敬意を表する。中国の観点はアジアを代表するものではない。台湾の考えを代表するものでもない。台湾は台湾であり、中国は中国だ。中国はいつまでも日本に恨みを持っているが、台湾人はそれに納得することはできない』
〝台湾人意識〟と〝中華思想〟は全く別物だ、と強調されています。また、
「靖国神社は、恩讐を超えて平和を求めることのできる場所だと考える」
という蘇主席の言葉を〝反日〟日本人はどのように受け止めるのでしょうか。
台湾団結連盟は、先の連戦国民党主席の訪中の際には、「生卵6ダース」を携えて中正國際機場に抗議に向かいました。これを「男気がある」と取るか、「過激な行動」と取るかは立場によって様々でしょうが、台湾同胞と言いながら、対岸から700其ものミサイルを向けているのが、「銃口から政権が生まれる」を地で行く中国流なのです。そんな連中のところにのこのこ出かけて行って、パンダで釣られて喜んでいるのはあまりに能天気すぎるような気がします。
〝中華意識〟と〝台湾人意識〟のぶつかり合いは、「中国を取るか、日米を取るか」という二者択一であるとも言えます。先に台北で行われた「反国家分裂法」に抗議する100万人デモには、日米の国旗を携えて参加していた人もいたそうです。
心情的にも、また戦略的にも、台湾はこちら側の味方であって欲しい。とにかく、「世界の孤児」がますます追い詰められるような事態に陥るのは看過できない。ここは日米両国も思案のしどころでしょう。
※写真・・・・5月5・12日号「週刊新潮」グラビア
台湾団結連盟のHPによると、日本人の党員も募集しているようです。「特典なし、苦労するのみ」とあります。う~ん、硬派だ・・・・
黄文雄氏など、台湾人の親日家が日本で言論活動を展開し、日本を擁護していくれることは素晴らしいことですね。
今後とも宜しくお願いします。
「心情的にも、また戦略的にも、台湾はこちら側の味方であって欲しい」にまったく同感です。
陳水扁総統が中国に取り込まれるという田中宇の記事を読んでやや不安ではありますが・・・
「心情的にも、また戦略的にも、台湾はこちら側の味方であって欲しい」に同感です。
陳水扁総統が独立を諦めた?という田中宇の記事は心配ですが・・・