言幸 燕 日記

日々感じたことなどを絵やマンガで表現しています。
マンガでくすっと笑って頂けたら幸いです。

カレンダー制作記(1)

2010年01月29日 | マンガ

 お待たせしました。なんやかんやで構想期間5ヶ月もかかってしまいましたが、
ようやくカレンダー制作記を描き始めました。

ちなみに、事前に「美への道~ある女の闘い~」(1)~(5)を読んでおかれると、
より物語が把握しやすくなっております。

美への道~ある女の闘い~(1)
美への道~ある女の闘い~(2)
美への道~ある女の闘い~(3)
美への道~ある女の闘い~(4)
美への道~ある女の闘い~(5)

そして、あまり真剣に読まない方がよいと思います。

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今回は結構慎重に描いてます。 (・・・どこがっ?)
願わくばT社の社員の方々の目に触れませんように・・・
カレンダーを担当したのが、こんな下品なこと描く奴だなんて・・・

そして、私のことを知ってる人にもあんまり会いたくない心境です。|・ω・`)コッソリ


兄妹、深まる溝(5)

2010年01月26日 | マンガ

前回のマンガが分からない人は

兄妹、深まる溝(1)
兄妹、深まる溝(2)
兄妹、深まる溝(3)
兄妹、深まる溝(4)

からどうぞ


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過去のマンガをブログで読む場合、どうしても後ろから遡って読むことになるので
最初から順を追って読めるページを作りました。
こちらも参考にして頂ければ幸いです。


トムズボックス

2010年01月19日 | 雑記 【essay】
***** (主に)関東エリアにお住まいの方に朗報です!! *****


絵本の店「トムズボックス」さん(東京・吉祥寺)にて
私が作った絵本「変身」を置いて頂けることになりました。
ステキなお店ですので、是非一度足を運んでみてください。



トムズボックス」さんは、吉祥寺にある絵本専門書店なのですが、
小さなお店にびっしり揃えられたが本がユニークで、見ていて飽きません。
ついつい長居してしまいそうな、とても雰囲気のあるお店です。

他の店では見られなうような自費出版系の絵本やマンガも置く一方で、
重鎮クラスのイラストレーターさんや絵本作家さんの展覧会も定期的に
行われています。(宇野亜喜良さん、長新太さん 太田大八さんなど)
過去の展覧会の作家さんたち

今回、このようなお店で絵本を置いて頂けることになり、
本当に嬉しく思っています。
これまで関西でしか売っていなかったので、東京近辺にお住まいの方にも
気軽に手にとって読んで頂けたらなぁと思います。

まぁ、私の絵本はともかく、トムズボックスさんは絶対に行く価値あり!
のお店ですので是非覗いてみてください。
吉祥寺の町は本当にいろんなお店があって1人でもすごく楽しかったです。

池袋の地下鉄の階段からゴロゴロ転んで怪我した東京営業でしたが、
よいこともありました・・・。
今後ともよろしくお願いします。

兄妹、深まる溝(3)

2010年01月15日 | マンガ

長い間、マンガがそのままになっていました・・・。
前回のお話が分からない人は
兄妹、深まる溝(1)
兄妹、深まる溝(2)
からどうぞ

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ちょっと時期が遡るのですが、ちょうどこの会話をした頃に、
滝川クリステルがCMに登場し始めていました。
そうとは知らず、滝川クリステルの身を案じ、兄から失笑を買いました。
「滝川クリステルは大丈夫だ。自分の心配をしろ」と言われました。
全くもってその通りだと思います。

NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て

2010年01月13日 | 雑記 【essay】
昨日、NHKの番組【プロフェッショナル 仕事の流儀】
「あきらめなければ、道はひらける~浅川智恵子~」を見ました。
今回は全盲の研究者 浅川智恵子氏。
はっきり言って、すごい・・・の一言でした。

彼女は海外からも注目をされている研究者(IBM)の1人で、
研究内容は、一言でいうとITのバリアフリー。
視覚障害者や高齢者、貧困層など、コンピューターの恩恵に預かれない人たち
(その数10億人以上)の生活を変えると期待されるIT技術の開発です。

彼女は、目の見えない人たちがパソコンの数字のキーを触るだけで、
インターネットの情報を音声で聞けるように開発し、
かつて5人のノーベル賞受賞者も就任した研究職の最高職位フェローに
選ばれています。その名誉は日本人としては唯一彼女1人だけだそうです。

14歳の時に事故で失明してから、51歳に至るまで、
彼女の人生「不屈」の一言に尽きると思いました。

普通高校には進学できず、盲学校へ。そこで英語を勉強し、みるみる上達。
(その英語力は、現在、世界各国の研究者たちと対等に交渉できる位のもの)
ですが、当時は点字しか読めないために、通訳という職業を断念。
「自分に出来ることは何か?」と次に探した先が、
職業訓練学校で学んだコンピューターだったそうです。

そのバイタリティ、前向きさ、諦めない精神・・・

IBMの社内チームは、そうそうたる理系大学を出た優秀な人たち。
その中で、文系の彼女は、最初は話にもついていけず、沈黙するしかなかった日々。
【自分は(全盲のため)できることが限られている】
【でも、だからこそ、ここで出来る仕事をがある】
そう信じて、研究の道を一から勉強、切り開いてこられました。

文系から理系への転向。
ご本人の資質も相当のものをお持ちだったと思いますが、
そうは言っても全盲というハンデを抱えながらの研究。
他の人が難なく読める資料や論文も、点字では膨大な時間と労力がかかってしまう。
それでも読み通す根気と努力。

その姿は「がむしゃらに」とか、「髪を振り乱して」というのではく、
ただひたすらに、黙々とという言葉があっているように見えました。
目指す点に於いて迷いなく突き進む、という感じです。

仕事のできる人に共通していると思われる点があるのですが、
彼(彼女)らは、総じて非常に落ち着いているということです。
感情に左右されないというか、言葉に無駄がないというか。
仕事上の指示も的確で、余計なものがありません。

思考が整理されているというか、発言も論理的で分かりやすい。
私の中ではジャーナリストの江川紹子さんなども同じように見えます。
見習いたい点です。

浅川さんの言葉です。
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「ふと振り返った時に、ああ、自分っていつも大変なほうを選んできたなって
思ってたんです。たとえば、コンピュータの勉強しようと思った時、
もっと他の道もいろいろ考えてたんですね。

結果としてよく分からない方の道を選んだんですけれども、
やっぱり大変だったなって。それをやり切るためにすごく努力したし、
勉強もしました。やると、きっと大変だからやめとこうって思いつつも、
やめなかったんですね。それがよかったのかなって思ってます。

(なぜそうできたかというと、)大変そうだけど、
先が見えないので面白そうだなって思ったんです。
何が次に起きるか見てみたいなっていう、興味があったのかな。
これを乗り越えると、自分にしかできない何かが見つかるかなとか、
そんな感じだったような気がしますね。

なので、選んだあとも常に大変で、よく後悔したこともあります。
そういう意味では、割とチャレンジ精神はあるかもしれないです。
いつもどちらかというと、つらい決断をして、乗り越えるために努力をする。
それで結局どんどん道が開けてきたなというのは、
振り返ると、よかったなという風に思ってます」
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「苦しいと思えるまで突き詰めたら、道は開ける」
とおっしゃってました。これってどの世界にも当てはまる言葉ですね。

■再放送は1月19日(火) 午前0:45~午前1:35(50分)



日記の中に

2010年01月07日 | 雑記 【essay】
昔の恥ずかしい日記帳をペラペラめくっていたら、
茨木のり子さんの詩を書き残していました。
日付は平成10年6月18日。12年前ですね。
当時の私は、きっとこの詩に共鳴するものがあったのでしょう。
(今もですけど)

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汲む(くむ) ―Y.Yに―   茨木のり子

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思いこんでいた少女の頃
立ち振る舞いの美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
その人は私の背伸びを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちていくゆくのを
隠そうとしても
隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたって
いいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は
少しもなかったのだな

年老いても咲きたての薔薇 やわらかく
外にむかって開かれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと・・

わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです。

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そんでもって12年後の自分も、相変わらずどぎまぎしてばっかりなのですが、
これはどういうことでしょうかね?
あはは・・・(ノω・、) ウゥ・・・

あけましておめでとう

2010年01月01日 | 雑記 【essay】

*新年あけましておめでとうございます*

今年もよろしくお願いします



大晦日はめちゃ寒い中でのバイトでしたが、前日に防寒ズボンを買っていたので、
なんとか無事に終了しました。
バイト中に道端で大声を張り上げていたら
「あらっ!ことゆきさん!」と声をかけられ、見ると家の近所の保育園の先生でした。

(゜Д゜|||) 『あ・・・』ノーメイクに鼻水まじりの私・・・

隣の市でバイトしていたので、さすがに誰にも会わないだろうと思っていましたが、
世間は狭いですね。というか、私がいろんなとこに出没してるのか。
しかし、ここで会ったが100年目。
お正月用アレンジ買って頂きましたァ\(^o^)/
ありがとうございました。m(_ _)m

だいたい9時過ぎに仕事が終わり、そのあとは花屋さんの娘さんと居酒屋へGO!
本当は「がんこ」に行きたかったのですが、早めに閉まるということで、
今回はWATAMIにしました。大晦日は朝の5時まで営業だそうで、
ワタミも頑張ってることを確認。うむ。

で、夜中の12時に帰ってきてからひっくりかえり、ノンストップで眠らせて頂きました・・・。
今日一日潰れましたが、満足です・・・(寝たかったので)

2009年はいろんなことが起こり、忘れられない一年でした。
まずカレンダーの制作をさせて頂いたこと。
そして文鳥のゆうたんとお別れしたこと。
バイト先が閉店したこと。
体調が崩れて結構病院のお世話になったこと。
東京へ初めて営業に行ったこと。

今年もさまざまな人との出会いがあり、
涙あり、笑いありのい1年でした・・・(^_^;)
来年は少し制作に集中できたらと思っています。
そして健康でいたいですね。

みなさまにとっても素晴らしい一年でありますように。