tsumiya's brog

試したこと。

NFJ FX98E

2018-01-14 17:13:24 | オーディオ
NFJのFX98Eです。
安かったので、
チョコとだけ音を聞いて、置いておこうと購入しました。
それが、音がいいのです。
SMSL98Eより音が良いです。
電源ノイズの影響を受けにくいパターンでSNが良いのが特徴です。
そこで計画を変更して、標準の改造をシコシコ行いました。
素晴らしい。アダプターの差がかなり抑えられているので、
多くの方が、普通のアダプターでリジッドな低音が聞けると思います。

コイルをSA98の大きなものに変更しました。この効果は歪が少なくなり
静かな音になります。

デジタルアンプを、普通に使いこなしているのは、車のパワーアンプです。
アンプの電源ケーブルの低抵抗化、キャパシタの追加等、欠点が有りません。
家庭用アンプは中華思想ですので、いつまでも進化せず、同じです。
いつになると、ACアダプタの細い線の電源ケーブルが変わるのでしょうか?

デジタルアンプでの音の出方は実は、真空管アンプには近いのですが、トランジスタ
アンプとはかなり違います。スピーカーを自作している人は、デジタルアンプでの
スピーカーの調整をしてください。特徴は低音のレベルが下がり中高音のレベルが
かなり上がります。ここで厄介なのは、連続音ではなく、楽器の打音で先の特徴が出ます。
古い真空管アンプ世代のスピーカーでは、デジタルアンプの音の出方がそのままで合います。
トランジスタ世代のスピーカーは残念ですが、スピーカーネットワークの再調整がいると考えています。

デジタルアンプとスピーカーとスピーカーケーブルでの全体調整をしないとうまく鳴らせません。
デジタルアンプは性能の良いアンプではないのです。調整をしないと使えないアンプです。
但し真空管アンプ以外は聞けないと考えている人はアンプをそのままデジタルアンプに交換できます。

デジタルアンプをユーチューブにて聞いてみました。
どんな音を聞いているのか興味ありました。
録画マイクの影響が有りますが、ハイ上がりの音で、昔のデジアンです。
一番影響が大きいのはデジアンに向かないスピーカーです。
デジアンはハイ上がり(真空管アンプに似た音の出方)ですので、スピーカーの
調整が必要です。
2番目は、DCアダプターがオーディオに向かないパソコン用そのものです。
低音が出ないDCアダプターです。スイッチングDC電源を購入した方が良いです。

3番目は、たぶんデジアンがこんな音との理解で、不具合を直そうとは考えない事だと思います。

デジアンは低音から高音まで素晴らしい音のでるアンプ方式です。
古いアルテックをお持ちならアンプを変えて、聴いてみてください。
ダイヤトーンをお持ちの方はスピーカーネットワークを調整して聴いてみてください。

コンデンサ交換を行いました。きっかけはDACの大容量セラミックコンデンサの音の良さに驚いた為です。
それでも、大容量コンデンサが要るので、秋月電子の密集実装大容量キャパシタ(コンデンサーアレー)1000μF25V です。
値段は1150円でした。
結果は素晴らしい無音です。また音の広がりが増します。確かに今まで聴いたことがない音です。
やはりセラミックコンデンサは進歩しています。昔のセラミックでは有りません。
お勧めします。

本体に引き続き、電源の二次側の平滑コンデンサに、秋月電子の密集実装大容量キャパシタ(コンデンサーアレー)1000μF35Vを
を入れました。ここでも高音が透明で優しい音に変わり素晴らしいです。このコンデンサーアレーは100個のセラコンの並列ですので
こういうスイッチング電源、デジタルアンプとの相性は抜群に素晴らしいです。
ただし1個1200円と取られるので、山盛りにも興味有りますが、値段が恐ろしいです。
また最近はどこもデジタルですので、適用すれば素晴らしい成果が得られそうです。

電動工具を購入しました。そこでマキタ互換バッテリー(18V)を電源にして聴いてみました。
スイッチングDC電源より低音が伸びます。スイッチングDC電源が50Hz付近の強調があり、それ以下がなくなっていますが
バッテリーは帯域の強調もなく低域が伸びています。高域は変わらないです。
工具のバッテリーは馬力も有ってデジタルアンプに最適と思います。
また2個使えば、1個を充電しながら、交互に連続使用できます。また充電も早いです。

入力コンデンサレスのBTLアンプの構成を考えてみました。Webには類似の記事は出ていません。
FX98Eに適用できる回路です。単電源BTL構成で、1.5V入力オフセットは厄介でしたが、
まとまりました。
NFJさんのアンプがカップリングコンデンサレスとのまやかしの説明が横行していますが、
デジタルアンプ入力にはMSKのカップリングコンデンサが入っています。

作成しました。入力コンデンサは選び抜いたセラミックコンデンサでしたが、
コンデンサレスにして入力コンデンサに歪がある事が分かりました。
コンデンサレスは自然な音です。柔らかく、かつ早い低音です。
素晴らしい音です。傑作のデジタルアンプICです。
ボリュームにオフセットの軽いDCがかかっていますので、
ボリュームを回すと少しガサガサ音が出ます。
しかしメインアンプなのでボリュームを動かさない場合には影響ありません。


Tsuyoshi Yamamoto Daahound の柔らかいピアノが素晴らしい