福島の原子力発電所の問題はますます重大なものになってきました。地震に津波、さらに撒き散らされる放射性物質の恐怖。被災者の思いを考えれば気が晴れませんが、時期になり、桜が咲いて満開になり、やがて散っていきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
4月13日
公民館のサークル、「自分史を作ろう会」の例会。東日本大震災関連のエッセイが2編出ていました。1編は大震災そのものをテーマにしたもので、もう1編は仙台在住の友人の安否をたずねるというエッセイでした。どちらもなかか良い作品でした。私は放射性同位元素取扱主任者という資格をもっていたので放射性物質の扱い方や施設の管理をした時の苦労話をエッセイにしました。その後、近頃、テレビや新聞を賑わせている放射線の単位や外部被爆や内部被曝についての解説をしましたが、皆さんどれだけ理解してもらえたかが心配です。
4月13日
サークルの例会の後、会員のNさんの案内で近くの川のほとりで花見をしました。川といっても大きな川ではなく、サクラもNさんの地区の人が植えた木で、樹齢も10年ほどということでしたが、見事に満開で少し散り始めていました。幹事さんなどが近くのスーパーで買ってきてくれたお弁当やビールで楽しい花見の宴。この会が始まった時のことやエッセイを書く苦労などから始まって様々な四方山話。その時にも出ていた話ですが、このような仲間がいることは幸せです。
4月14日
大津市、比叡山の麓にある日吉大社の山王祭を見に行きました。京阪電車の終点の坂本、蕎麦で有名なお店で昼食をとっていると、威勢のよい太鼓の音が聞こえます。それは一列に並んだ小学生たちの演奏でした。露店が並ぶ参道には大勢の人。びわ湖も望めるこの道の両脇に桜、しだれ桜、山桜が満開。豪華な花見になったわねとカミさんと大喜び。やがて褌に白装束の男たちが横一列になりジグザグ行進。手にした竹筒から酒を飲んでいるからか威勢のよいこと。このような組が何組も通ります。そしてかなりの時が過ぎると、甲冑姿の長老に導かれて先ほどの何十人もの若者に担がれたお神輿が上の神社から下りてきます。そのお神輿は7基、これほど豪勢なお神輿は見たことはありません。お神輿はびわ湖の湖上の神事に参加するのだそうです。湖国を代表するお祭だといいます。
4月17日
私たちの町内会では年一回、溝掃除の日があります。私の家の横には三面張りの比較的大きい側溝があり、けっこう大仕事になります。今年は組の若い人がきてくれましたが、数人は溝に入り、藻や泥をすくい上げ、女性や私のような年寄りはそれを所定の場所に運ぶのですが、私はその日以来、腰の痛みに悩んでいます。困ったことです。
4月22日
町内会の旅行に参加し、陶器で有名な滋賀県・信楽の「畑の桜」を見に行ってきました。樹齢400年という一本桜は枝垂れ桜で見上げるように高い木です。少し灰色がかった花のこの桜には優雅な気品が漂い、平家の落人が植え、何百年にもわたって見守ってきた人々の思いが伝わってくるようでした。帰途についた頃から雨が降り出すという天気でしたが、ゆっくり花見ができたのはラッキーでした。また、不便な所なので個人ではなかなか行けずに残念に思っていましたが、町内会のバス旅行で名長年の願いが叶いました。
4月24日
びわこJAZZフェスティバル2011 in 東近江に行ってきました。ジャズのライブとは何年ぶりのことでしょう。出演バンド150組以上、ステージは25ヶ所以上といいますが、私たちはゲストプレイヤーの出演するショッピングモールのホールと八日市文化芸術会館での演奏を聴きました。炸裂するブラスの響き、轟くドラムス、その間を縫うようなピアノのきらめく音、やっぱりジャズは良いですね。音の流れに身を任せ、陶酔している私がそこにいるのです。どれも素晴らしい演奏でしたが、特に印象に残ったのは白井淳夫トリオと中本マリwith大石学トリオです。白井淳夫のアルトサックスが奏でるスタンダードは抜群でしたし、中本マリのボーカルの情感溢れる演奏にもうっとりしました。80歳にもなったジャズフアンにはやはり昔のスタンダードが良いのかも。
悲しい、辛いことばかりの毎日ですが、こうして西日本では何事もなかったように日々が過ぎていきます。これからは爽やかな季節どうぞお元気で。
4月13日
公民館のサークル、「自分史を作ろう会」の例会。東日本大震災関連のエッセイが2編出ていました。1編は大震災そのものをテーマにしたもので、もう1編は仙台在住の友人の安否をたずねるというエッセイでした。どちらもなかか良い作品でした。私は放射性同位元素取扱主任者という資格をもっていたので放射性物質の扱い方や施設の管理をした時の苦労話をエッセイにしました。その後、近頃、テレビや新聞を賑わせている放射線の単位や外部被爆や内部被曝についての解説をしましたが、皆さんどれだけ理解してもらえたかが心配です。
4月13日
サークルの例会の後、会員のNさんの案内で近くの川のほとりで花見をしました。川といっても大きな川ではなく、サクラもNさんの地区の人が植えた木で、樹齢も10年ほどということでしたが、見事に満開で少し散り始めていました。幹事さんなどが近くのスーパーで買ってきてくれたお弁当やビールで楽しい花見の宴。この会が始まった時のことやエッセイを書く苦労などから始まって様々な四方山話。その時にも出ていた話ですが、このような仲間がいることは幸せです。
4月14日
大津市、比叡山の麓にある日吉大社の山王祭を見に行きました。京阪電車の終点の坂本、蕎麦で有名なお店で昼食をとっていると、威勢のよい太鼓の音が聞こえます。それは一列に並んだ小学生たちの演奏でした。露店が並ぶ参道には大勢の人。びわ湖も望めるこの道の両脇に桜、しだれ桜、山桜が満開。豪華な花見になったわねとカミさんと大喜び。やがて褌に白装束の男たちが横一列になりジグザグ行進。手にした竹筒から酒を飲んでいるからか威勢のよいこと。このような組が何組も通ります。そしてかなりの時が過ぎると、甲冑姿の長老に導かれて先ほどの何十人もの若者に担がれたお神輿が上の神社から下りてきます。そのお神輿は7基、これほど豪勢なお神輿は見たことはありません。お神輿はびわ湖の湖上の神事に参加するのだそうです。湖国を代表するお祭だといいます。
4月17日
私たちの町内会では年一回、溝掃除の日があります。私の家の横には三面張りの比較的大きい側溝があり、けっこう大仕事になります。今年は組の若い人がきてくれましたが、数人は溝に入り、藻や泥をすくい上げ、女性や私のような年寄りはそれを所定の場所に運ぶのですが、私はその日以来、腰の痛みに悩んでいます。困ったことです。
4月22日
町内会の旅行に参加し、陶器で有名な滋賀県・信楽の「畑の桜」を見に行ってきました。樹齢400年という一本桜は枝垂れ桜で見上げるように高い木です。少し灰色がかった花のこの桜には優雅な気品が漂い、平家の落人が植え、何百年にもわたって見守ってきた人々の思いが伝わってくるようでした。帰途についた頃から雨が降り出すという天気でしたが、ゆっくり花見ができたのはラッキーでした。また、不便な所なので個人ではなかなか行けずに残念に思っていましたが、町内会のバス旅行で名長年の願いが叶いました。
4月24日
びわこJAZZフェスティバル2011 in 東近江に行ってきました。ジャズのライブとは何年ぶりのことでしょう。出演バンド150組以上、ステージは25ヶ所以上といいますが、私たちはゲストプレイヤーの出演するショッピングモールのホールと八日市文化芸術会館での演奏を聴きました。炸裂するブラスの響き、轟くドラムス、その間を縫うようなピアノのきらめく音、やっぱりジャズは良いですね。音の流れに身を任せ、陶酔している私がそこにいるのです。どれも素晴らしい演奏でしたが、特に印象に残ったのは白井淳夫トリオと中本マリwith大石学トリオです。白井淳夫のアルトサックスが奏でるスタンダードは抜群でしたし、中本マリのボーカルの情感溢れる演奏にもうっとりしました。80歳にもなったジャズフアンにはやはり昔のスタンダードが良いのかも。
悲しい、辛いことばかりの毎日ですが、こうして西日本では何事もなかったように日々が過ぎていきます。これからは爽やかな季節どうぞお元気で。