禁断のテレコン二段重ね。

自然の中で生物相手の撮影をしていると
どうしても焦点距離の長いレンズが欲しくなる。
しかし、おおむねそのようなレンズは高価であり、
ポンポンと気軽に買えるものではなく。
また、その重量もかなりのもので、
よほどの体力の持ち主でないかぎり
複数本持って歩き回ることは不可能である。

だが、よほど人に慣れているか、
人に襲われた歴史がなく警戒心のない場合以外
野生生物に近寄ることはかなり難しく、
より長い焦点距離のレンズが必要になる。

そこで手軽に焦点距離を伸ばすことができるのが
テレコンバーターというレンズである。
このレンズをカメラとマスターレンズの間に挟むことによって
焦点距離を1.4倍や２倍に延ばすことができる。
しかし、当然ながらいいこともあれば悪いこともあり、
技術が進歩した今でも当然画質の低下があるのだ。

そのようなデメリットがあるにもかかわらず、
テレコンを２つも重ねて使っているプロの方も結構いるのも事実である。
そしてその写真家の使っているカメラメーカーはほぼキヤノンである。

なぜか？

それはニコンはテレコンを２段に重ねることが物理的にできないからである。

でも使ってみたい。
というわけでマウント改造。

あっけなくくっつきました。
しかもD200につないだ時にはAFまで効くではないか！

f値が一段ずれるとか、
F5に装着するとAFが効かないとか、
いくつか不都合はあるのだが緊急的に使うのであるから
その辺は自分で対処すればよいだけである。

後は実践でどの程度使えるか楽しみだ。


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