そんな日のこと。

いらっしゃい。

サノバウィッチやってます(憧子編)

2015-11-08 23:18:47 | サノバウィッチ
サノバウィッチ攻略中です
今回は憧子さんについて感想書いていきますね
(強烈なネタバレしている上に、読ませる気のない超長文。注意です)

戸隠憧子について・・・
柊史の一つ上の学年で、学園の学生会長
学園二年のアイドルが綾地寧々なら三年のアイドルは戸隠憧子というほどの人気者

その人気を裏付けるように能力は高く
学生会長という大任を受けても、磐石の運営を執り行い次代に引き継いだり
勉学も一学年前のことくらいなら、他人に教えられるくらいのレベルで就学していると優秀

性格も穏やかで、時折モチベーションをマスターベーションとかけるような露骨な下ネタお茶目な仕草を交えつつも、大人の余裕を感じさせる包容力はかなり魅力的
乳も本作一の大きさと、精神的にも肉体的にも器がでっかいです

何事もどっしりと受け止めてくれそうな安心感
つい甘えたくなる女性って感じですかね

その魅力の前には大多数の男子は勿論、一部の女子も惹きつけられています
・・・といいますか、ひきつける魅力が強すぎて、副会長の越路さん(女子)に惚れられています

共通ルートでは憧子さんと越路さんの恋の顛末が語られることに
まさか18禁でガチのキマシタワーな展開が繰り広げられるとは・・・
私のエロゲー歴でも初めての展開・・・でも無かったですね(トライアングルハートを思い出しながら)

とまあ、異性すらころりと落とす魅力的な憧子さんですが
本作の主題にもなっている魔女というわけでもなく、また共通ルートに本格的に登場し始めるのも、めぐる、和奏両名より後ということもあり
正直、私の中ではちょっと薄い印象だったりしました

憧子シナリオ進んだ時も、あまり個性的な展開にはならないだろうなぁと思っていたのですが・・・

・・・ところがどっこい憧子さんは地味どころか、本作一といってもいいくらいの個性を持ったキャラクターでした
地味とかいってホントすみませんでした

憧子さん、純粋な人間じゃありませんでした

詳しくはシナリオにて・・・

えー、というわけで、私にとって唯一のマイナス要素だった「地味」が、個別シナリオで吹き飛んだ為
元々、スペックが高い人物ということもあり、文句なしの良キャラ判定と相成りました

本作ホントキャラレベル高いっすねぇ・・・

シナリオについて・・・
序盤は、憧子さんの心が読めないことが気になる柊史と、恋を知りたい憧子さんが接近。恋のお勉強をする展開になります

えー、共通ルートにてハロウィンパーティーでバンド演奏を披露することになった柊史ですが
大勢の人の前で演奏するということでガチガチに緊張してしまうことになります

そんな柊史を見かねた憧子さんは柊史にモチベーション向上のためにと「ライブが成功したらご褒美」という嬉しい提案をします
その約束が功を奏したか、柊史はライブを盛況させることに成功。ご褒美をゲットすることになりました

ご褒美をあげる旨を憧子さんですが、相変わらずの下ネタお茶目っぷりに振り回されることになる柊史
その、先輩後輩を感じさせない近い距離感で接してくる憧子さんの本心が読めないと思ったところ
柊史は本当に憧子さんの心が読めないことに気づくことになります

「相手の心を味覚で感じる」という能力が通じないという事実に強い興味を持つ柊史
能力に振り回せずに接することができた初めての相手ということで、「普通の生活」を求めてきた柊史にとっては正に希望の人という感じだったわけですね

そんなわけで、先日の「ご褒美」の内容は「もっと自分と話をして欲しい」というものにして下さいとお願いする柊史ですが
憧子さんは「それは普段からしていること。折角ならデートにしましょう」と提案することに
二人にとっての初めてのデートが実現する運びとなるのでした


いよいよデート当日、前日まで初デートに悩む姿を見せた柊史でしたが、いざ始まってみれば憧子さんに下着売り場に引っ張り込まれる羞恥プレイ等トラブルもあったものの
初デートを楽しんでいる様子
憧子さんも同じようで「リア充爆発しろ」と言いたくなるような微笑ましい展開が繰り広げられましたね

とまあ、初デートは成功と言う形で幕を下ろすのですが、帰り際、憧子さんのデートへや恋に関する想いが語られることになります

実は憧子さん、眠ると確実に見る夢があるそうで、そこに登場する若い男女を見るうちに、恋に興味を持つようになったそうです
その夢に登場する女性が男性だけに見せる、特別な笑顔が実に印象的で、そんな笑顔を浮かべさせることができる「恋」というものにすごい惹き付けられたようですね・・・
そんな二人の「デート」というものにも強い興味を抱くようになったそうです

・・・この時点で
柊史の能力が通じない、必ず見る夢がある、これはデート中に明かされるものですが、両親がいない上に、両親が残した多額の資産があると
憧子さんから只者ではないオーラが出てきてますね・・・


えー、初デートきっかけに仲が深まった二人
その後もオカ研のメンバーとして、恋の悩みを抱える女学生の問題を解決に導く事になるわけですが
恋人達の幸せそうなさまを見るうちに憧子さんはますます恋について興味を深めることに

そして、憧子さんは仲の深まりつつある柊史に対して一つの提案をします
「私と一緒に恋の勉強をしない?」

こうして二人の恋の勉強会が始まるのでした・・・


えー、前述の通り憧子さんに対して正直地味めな印象を抱いていたわけですが、この時点で感じられる只者ではないオーラにより認識を改めるようになってきました
これからとても面白いストーリーが展開されるんじゃないかとわくわくさせられましたね

中盤は、二人が恋の勉強を経て無事恋人になり、それがきっかけで憧子さんの素性が明らかになる展開になります

はい、というわけで二人は恋のお勉強を開始するわけですが、肝心の中身はというと

恋のレッスン1 柊史の家で二人きりで恋愛物のビデオを見る。その後憧子さんの手料理で舌鼓をうつ

コレただの恋人ごっこじゃないっすか

なお、この勉強の効果は抜群で、お互いの意見や想いを交換した結果、二人そろって相手に対し恋心を抱くようになります
chapter6-1からchapter6-2の僅か一区間で「恋」の何たるかを理解し始める二人
優秀ですね(棒)

恋のレッスン2 ガチの告白をする

三浦さん(展開)はやいっすねぇ~

えー、あっという間に恋に落ちた二人ですが、想いを結ぶべく告白しようとする流れになります
・・・が、二人そろって「相手の下に向かいお弁当を渡しつつ告白する」という考えで行動しているので、常に居場所が点々とすることですれ違いの連発に

ようやく顔を合わせたと思ったら、告白のタイミングもばっちりかぶるなどある意味合いばっちりな様を見せてくれます

そのことに苦笑いする二人ですが、やはり告白は男からと相場は決まっています
漢・柊史、一世一代の告白をします!!

柊史「先輩のことが、大好きです。俺とつ、付き合ってくれませんか?」

対する憧子さんキスすることで想いに応えつつ
憧子「私も、好きです。お付き合いしてください」

おめでとー!!
他の世界線では、最高の雰囲気のライブ会場で振られたり、デートの誘いを断られたりと散々だった柊史さん

ですがこの世界ではしっかりと想いを受け止めてくれる展開になりました!
ありがとう!憧子さん!!

柊史「キス・・・もう一回してもいいですか?」
憧子「駄目です」

・・・あ、やっぱりこういう落ちなのね・・・

因みに駄目な理由は「これ以上したら、ドキドキで頭がどうにかなっちゃうから」とのことでした
か、可愛いじゃないか・・・

恋の最終レッスン ヤる

じゃあぶち込んでやるぜ!的な身も蓋もない内容ですが
恋人達の最終目標だからね、しょうがないね

というわけで、立派な恋人である二人は柊史宅にてエロDVDを参考にしつつ無事に初体験を済ませるのでした
おめでとう!恋のレッスン卒業だよ!

えー、無事に初体験を済ませた二人
幸せの余韻に浸る中、憧子さんはリビングに飾ってあった写真を見て声をあげます

「この写真に写っている人。私の夢に出てくる女の人だよ・・・」

その人物とは紛れもない柊史の母親なのでした・・・

思わぬところで憧子さんの夢の中の人物が特定されることになったわけですが
柊史の父親の証言などから、その夢の情景は柊史が産まれていない結婚前の頃の話で
一学年上である憧子さんは年齢的にその光景を見ることができないという事実に柊史は頭を悩ますことになります

柊史の母親そっくりの味付けをする憧子さん等、母親との接点を感じさせられる憧子さんの話が嘘だとは思えない柊史は
アルプである七緒さんに事情を説明することになります

事情を聞いた七緒さん。熟考を経て導き出された答えは柊史の想像だにしなかった物でした

「彼女の放つ気配は私達に近いものを感じる。あの子が放つ気配はアルプということだ」

ナ ナンダッテー!! Ω ΩΩ

た、確かに憧子さんが人間になった元アルプであれば
両親がいない→元が動物なので、人間の親はいない
多大な資産がある→人間になった時生活に困らないように蓄えていた
柊史の母親の記憶がある→母親の契約者であるアルプだった頃の記憶
と辻褄が合うので信憑性は高いですね・・・

ただ、「柊史の能力が効かない」というものだけは七緒さんにとって納得のいく説明がつかない現象だそうです
アルプの身でも魔女の魔法からは逃れるすべはないようで・・・

憧子さんには何故柊史の能力が効かないのか・・・
・・・答えは憧子さんの異変が物語ることになるのでした

えー、中盤ですが憧子さんが元アルプだったという事実が明らかにされるなど、個人的には予想外の展開に心躍らされる良いパートでした
柊史がその事実を知った後も、「幽霊とかじゃなくてよかった。その程度なら問題ない」と全くぶれない愛を表明する姿もかなり好印象ですね
さあ、いよいよ面白くなってきたぁ!

終盤は憧子さんが「恋」による記憶障害により文字通り自分の中に塞ぎ込んでしまうものの、漢、柊史が救出する展開になります

衝撃の事実を知らされた柊史ですが、憧子さんへの想いは揺るがないと愛情を持って接していくことになります

その様は、憧子さん宅にて一緒に料理を作り、憧子さんもろとも美味しく頂く(意味深)など仲睦まじく見ていて微笑ましいのですが
翌日。憧子さんに明確な異変が現れます

恋人らしく一つのベッドで寝ていた二人ですが、目を覚ました憧子さんは一緒に寝ていた柊史の姿を見るなり驚いた様子を見せます
つい昨日アレだけ激しいことをしたのに何の冗談かと思いきや、憧子さんは本気で驚いている様子
柊史への呼び方が、「シュウ君」から「保科君」に変わっていることもあり、柊史は憧子さんが自分との想い出を完全に忘れてしまっていることを確信します

最愛の人の異変に、今の活力に満ちた柊史が黙っているわけがなく
正面から憧子さんに「記憶がなくなっているんじゃないか」と語りかけます

観念した憧子さんは、「最近記憶が抜け落ちることが多い」と異変を語ることになるのでした・・・

ただ記憶の欠如は昔から頻発していたというわけではない様で、どうやら柊史と恋人づきあいをし始めたあたりから発祥し始めた様子
柊史と付き合い始めたあたりから日記(抜け落ちた記憶を補完する為)を購入したり、
他ルートでは記憶の欠如の描写が全くないあたり、どうやら柊史との恋人生活に原因があるようですね・・・

更に悪いことに記憶の欠落は日に日に悪化しているらしく、以前から虫食いのように記憶がなかったことはあっても
今回のように、一日の大半の記憶がごっそり抜け落ちることは無かったとのこと

朝起きたら記憶がなくなることの恐怖感は筆舌に尽くしたいものだとは思うのですが
その恐怖心を柊史との恋人生活の幸福感で打ち消しながら何とか生活していたと語られることになります

その姿はいつもの余裕タップリなお姉さんではなく、異常の恐怖に苛まされる、儚い少女のようでした
そんな憧子さんの気持ちを、もう能力無しに味わえるようになった柊史は何とか現状を打破したいと強く思うようになります

同じく、恐怖から逃げず少しでも記憶を取り戻したいと強く願う憧子さんの希望を受け
二人で抜け落ちた記憶をたどる為の、「思い出巡りデート」を実行することになるのでした

数々の想い出の地をめぐる二人、映画鑑賞や料理など楽しかった出来事を繰り返す二人、校舎内で以前したように口づけを交わす二人
・・・それでも憧子さんの記憶は戻りませんでした・・・

流石にコレには堪えた憧子さんは遂に、弱気に飲み込まれてしまい、「こんな面倒な女でごめんなさい。別れた方が「保科君」の為にも良い」等と漏らしてしまいます

こんなお願いをもう生れ変った柊史がのむわけもなく
弱音が出てくる憧子さんの唇を自身の口で強引に塞ぎ、弱音が止まるまで押さえ込んだ後
いかに自分が憧子さんを必要としているか、愛しているかを熱く語る行動に出ます

やだ・・・格好良い・・・

その柊史の熱さに、かつての気丈さを取り戻した憧子さんは考えを改めることに
最後の切り札である七緒さんに縋るべく、喫茶店に向かうことになります

―と、行動しようとした矢先、憧子さんが糸が切れたように倒れこんでしまうのでした・・・

倒れてしまった憧子さんを診る七緒さん
全ての事象をまとめた結果、今憧子さんの身に何が起きているかを柊史に語るのでした

えー、憧子さんの身に何が起こっていたかというと、憧子さんがアルプから人間に転生する時に使った「魔法」に原因があるようです
人として生きていく決意をした憧子さんですが、今までのアルプとしての記憶が残っていては純粋に人としては生きていけないと記憶を消去しようとします

・・・が、人として生きていこうとするほどの決意をさせるにまでに至った、柊史の両親との思い出を捨てることはできなかった憧子さんは「封印」という形で消去の代用とします
「封印」とは「魔法」の一種、「魔法の持続」には「魔力の供給」が必須、「魔力」とは「人の気持ち」の変異体・・・

というわけで、アルプの能力を失っていた憧子さんは自分の気持ちを魔力供給源としていたのでした

柊史が憧子さんの気持ちが感じ取れなかったのは、自分の気持ちを魔力に変換していたから表に出ていなかったということですね

そして、柊史との恋人生活が始まったいま、これは夢なんじゃないかと思うほど幸せだと語った憧子さんの溢れんばかりの柊史の想いが
一気に魔力に変換され、「封印」に押し寄せた結果、供給過多になり封印が暴走気味に
その悪影響が「記憶障害」として実害を及ぼしていたという結論でした

そして倒れる直前、柊史から熱い気持ちをぶつけられた憧子さんの幸せは、かつてないほどの規模だったようで、遂に封印が完全に暴走
憧子さんの意識を飲み込んでしまうほどの事態となってしまったのでした・・・

二人の行動が裏目に出ているとはね・・・

というわけで、物言わぬ人形のようになってしまった憧子さん。憧子さんを甲斐甲斐しく看病する柊史
そんな二人に助け舟を出したのが、寧々、紬の魔女二人組みでした

二人は、暴走している封印に魔力の塊をぶつけ破壊することで、憧子さんの意識を開放するという提案をします
しかし、そのぶつける魔力の塊とは二人が一生懸命集めてきた「心の欠片」・・・

柊史は戸惑いを隠せないものの、寧々、紬両名は「皆あってのオカ研だから」と笑顔で協力する旨を伝えることに
柊史は二人の心意気に深く感謝するのでした・・・

・・・おおう、友情ストーリーも入っているのか・・・

というわけで、早速魔力を打ち込むことにした魔女二人組み
心の欠片を魔力の塊に変換し憧子さんに打ち込みます

かつてないほどのまばゆい光に包まれる憧子さん
やったか!?



・・・
・・・・・・
・・・・・・やってませんでした(お約束)・・・

なんと、魔力の塊がはじかれるように霧散してしまうのでした
まるでその様子は、意識がないはずの憧子さんが拒否したかのようで・・・

・・・憧子さんは目を覚ましたくないのか・・・?
柊史は憧子さんの真意が分からず困惑することになります

そんな折、目に入ったのが憧子さんの記憶補完用の日記帳でした
人の日記を読むことに罪悪感を覚えつつも、事態打開のため藁にも縋りつきたい柊史は日記に目を通すことになります

そこに書かれていたのは、柊史への熱い想いと、記憶がなくなる事や一人になることの恐怖心でした・・・

一人になることを恐れていた最愛の人が、今一人ぼっちになっている―

いてもたってもいられなくなった柊史は、憧子さんの手を握り締め
「離したりしないから。ずっと一緒だから。だから起きて憧子さん!」
と縋りつくことに

刹那、繋いだ手から眩い光が溢れると共に、柊史は憧子さんの精神世界に引き込まれるのでした・・・

精神世界に入り込んだ柊史、憧子さんが幾度も見たという夢を見ていると不意に声をかけられることに
そちらに目を向けると、そこには会うことを切望していた憧子さんの姿が・・・

が、憧子さんの様子がいつもと若干違うことに気づく柊史
憧子さん曰く「私は君の知っている戸隠憧子であって、君の知らない戸隠憧子でもある」とのこと。ペルソナか何か?
ようは戸隠憧子の根っこというべき存在みたいですね・・・

その、憧子さんから、アルプから人になる決意や魔力を打たれても目を覚まさなかった真意が語られることになります

アルプから人になる決意をした一番の理由・・・それはやはり柊史の母親の恋でした

柊史ですら、とても幸せそうに見えると語った笑顔を見せる柊史の母
そんな笑顔を浮かべさせる「恋」というものに強い興味を抱いた憧子さんは、好奇心を抑えきれず人に転生することを決意したというものでした

そして、目を覚まさなかった理由は、その笑顔の記憶は、封印が破壊されると永久に失われるという恐怖心にから来るものだったようです

人になる拠り所である記憶を捨てることは、耐え難い恐怖であった憧子さん
人間の記憶が失われてる現状で、この記憶まで失ったら本当に空っぽになると、柊史の母親の記憶に縋りつく様子を見せることになります
そして、語り終えた憧子さんは柊史をも拒絶する壁を展開、その記憶と共にまた眠りにつこうとしてしまいます・・・

・・・そんな、事態を黙って見過ごすほど保科柊史は柔な男ではありませんでした

「そんな過去にすがってないで俺を選べよッッ!」

柊史は想いを拳に乗せて壁を打ち据えます
何度も気持ちをぶつけるうちに、壁に亀裂が始めると、それに呼応するかのように、寧々、紬、めぐるの想いも呼び寄せられることに
柊史の想いと共に壁を壊す力となります

その4人の想いの前に壁は遂に崩壊
姿を現した憧子さんを柊史は力一杯抱きしめます

「オレは、憧子さんとずっと一緒に生きていたい。絶対、幸せにして見せますから。夢を見るよりも、もっともっと幸せにしてみせますから」

この、ありったけの想いの前に憧子さんも遂に決意をします

「私はもう迷わないから。大好きだよ、愛してる」

憧子さんは過去を手放し、柊史とともに歩むことを選択
真の人間として生きていくことになるのでした

・・・この日が戸隠憧子の、本当の意味での誕生日なのかもしれないですね

エピローグについて・・・
無事に元の鞘に納まった二人、その後順調に交際を続け遂に憧子さんの卒業式を迎えることになります
その憧子さんの左薬指には光るものが・・・

二人は新しい生活へスタートを切るのでした

柊史の産まれた時とほぼ同時期、同場所にアルプから人へと転生した憧子さん
憧子さんはアルプ時、恋に興味心身でしたが、一体誰と恋をしたかったのか・・・

・・・ひょっとしたら、アルプだった時の願いが叶ったかもしれないですね


はい名シナリオでした!
かっこよくて動く柊史と、大人びてそうで実はとても儚く、護りたくなる憧子さんがとても良かったよ!
以上!!

いやほんと文字数多いんで、もう無理です
一万文字越えてしまいます・・・


気になったところについて・・・
えー、憧子シナリオですがテンポが非常によいのですが、テンポが良過ぎて、キャラの心情変化が若干乏しく感じられることがあります
特に、アフターシナリオでの求婚時の淡白さはいかんともしがたいですね・・・
めぐるシナリオが濃密だった分ちょっと気になりましたが、テンポと密度のバランスは難しいと思うので、コレに目くじらを立てるのは高望みというものですかね

後は柊史の父親と、憧子さんが最後まで会わなかった所が若干心残りですかね
これは面白い展開になりそうだと思ったのですが・・・

こんな所ですかね。大きなマイナスは私にはありませんね

エロシーンについて・・・
こちらについても大満足

特にエロに関してはアフターが個人的につぼに度はまりでした
時間忘れるほどクンニの愛撫を重ね、何度も絶頂に導き潮を吹かすとか、私の理想過ぎる展開だろう・・・

その後妊娠をせがむ展開とかも胸と局部が熱くなりますね・・・

個人的には会心の出来でした。お見事っ!!

憧子さんについてはこんな所ですかね
久々の感想でしたが、やっぱ文章力鈍っていますね・・・(超長文化は文章力が落ちている時なので)
早く感を取り戻さないといけませんね

トリは寧々さんですね~
それでは今回はこの辺で

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