とねり日記

とりことや舎人(とねり)の
どげんかせんとの日々

あけおめ in とりこと舎

2017年01月10日 | 山里から
あけましておめでとうございます。


おだやかな元旦の朝でした。
わが舎を代表して、舎長がイコン(ピーコ画)へ向かい「あん」。

舎長が心を込めて作ったおせちをいただいた。
煮豚のかわりに煮鹿と煮猪、そして鹿の竜田揚げ。猟師の家のおせちどす。


夜は、舎長に麻雀を手ほどき。
お正月、麻雀をしたいというお客さんもいるかもしれないということで、教えた。
舎長、なかなか筋がよい。飲み込みが早い。
ローン! リーヅモドラドラ、マンガーン!
アチャーッ、やられたーっ!


こうして三賀日は静かに過ぎていった。

1月4日、友人たちが年賀にやってきた。


朋の遠方より来たるあり、また楽しからずや。
カンパ~イ!


ところで、友人らが持参した酒(舎長の前)にズームアップ。
金持酒って…


ひとしきり飲んで食べて、さあ書き初め。
T教授。れっきとした大学の先生なんだけどね。
なんかカメラを意識しているので…


「いよっ!浄瑠璃」と声をかけると、反射的に義太夫節のうなり顔。


そんな夫をシリメにT夫人は心静かに筆を運ぶ。


ただこの人もカメラを向けられていると知ると、
小演技をせずにはいられないタチ。


A先生。東洋医学の先生なんだけどね。
「恐竜顔!」って声かけたら…


Hちゃん。ベテランのナースでカウンセラー。
そんな顔せんでも…


私も書こうか。
明窓浄机、ちりを払って沈思。おもむろに筆をとる。


¥¥¥…
金持酒に心乱れたか…


一通り書き初めも済み、みんなでばば抜き。
そして大貧民大富豪。


大貧民から大富豪に成り上がったT婦人。
筆をとり何やら書き始めた。
下克上…


昼の12時にやってきて、夜の11時まで大騒ぎ。
もう目もショボショボ。


1月8日はわが舎の初商い。5人の若者が泊まりにきた。
若者たち「何かお手伝いさせてください」と言うので、炭山に連れて行き、炭材運びをしてもらった。
雨の中、女性たちも重い炭材を運ぶ。


夕方、すべての炭材を運び終え、炭小屋でカンパ~イ!


そして、書き初め。


みなさんが、脚を大きく開いて前屈みに前進し、階段恐怖症を克服し、万馬券を当てても舞い上がらず、稲荷寿司を食べながら、ほどほどにお酒を飲めるようなよき一年になりますように。
コメント
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