ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

試合は見ていないけど・・・・・・

2015-01-24 19:19:32 | 日記

 私としてはちょっと忙しく、アジアカップを見る余裕がありませんでした。ただ録画はしてあるので、あとで見たいとは思います。

しかし、いかにも予想通りの結果だったと思いませんか?最初の10分で圧倒されて、先制されて、何度もあった決定機をはずしまくり、やっと柴崎のビュー

ティフルゴールで追いつくも、PK戦で負け。まるで絵に描いたようなシナリオ通りの結果でしたね!

 

  ですから私は言っているじゃないですか。鹿島アントラーズがACLで優勝することの方が重要だって。灰色監督、実は真っ黒監督に率いられた日本代表

なんてどうでもいんです。しかも使われたのは柴崎だけ。遠藤は疲れてたんじゃないですか?最初から柴崎を使いなさいよ!どこまで馬鹿なんだか、アギー

レという男は・・・・・。もう即クビが当然なのに、まだ続投?アホか!こういう判断をするから日本中がおかしくなるし、日本サッカー界のために良くないのは、

子供でもわかるでしょうが!日本サッカー協会は、小学生以下!恥を知れ、恥を。

 

  だから言っているでしょう。「死狂い」の気持ちでやれと。そうすれば香川みたいな情けないことにはなるはずないんですよ。もう映像を見なくても想像

できますよ。柴崎だけが、「戦う男の魂」を持っていたんでしょう!はるかに宇宙に飛ばしたPKの本田、笑い飛ばしてやりましょう。香川なんてもう代表に入

れなくていい。アントラーズの土居の方がはるかにましです。日本代表を応援していた方、今回でよ~~~~~くわかったでしょう!日本を背負った、日

本代表のでたらめさ、メンタルの弱さが・・・・・・。だからこそ、ローカルのクラブチームである鹿島アントラーズがACLで勝って、アジアを制することが重要

なんです。今回、一度も使われなかった、昌子も植田もよ~~く考えなさい。日本代表のようなインチキチームなど、どうでもいい!鹿島アントラーズで勝

つこと、それが一番大切であり、自己の存在証明はそこにしかないということを。

 

  ブタのようなアギーレ、自分からさっさと辞めなさい!お前のようなイカサマ師が率いるチームは、準々決勝敗退が、お似合いだし、当然だ。

 

やっぱり柴崎は結果を出してくれた。さすがだし、おめでとうと言いたいですね。君は男になれるよ!

 

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赤い雪・・・・・・・幻想の柴崎 岳 3

2015-01-13 07:02:28 | 日記

 夏休みの最後の練習日、風音の気持ちは高まっていた。大好きな岳と、いつも私をじっと見ている大樹とのあいだで感情が揺れ動いていた。歌いだして

男声合唱の、「海は~鳥たちのまばゆい記憶を残して消した~」の箇所に来て、バリトンの大樹の声がはっきり聞こえた。その瞬間、何かが風音の中ではじ

け飛び、周囲のすべてが真っ青になったのだった。「何だろう!この青は・・・・・」。風音はまばゆい青を見つめながら、衝撃を感じていたのだった。

 

  その時と同じ青が今、カシマスタジアムに広がっていた。アントラーズの動きは次第に良くなってきて、特に土居、遠藤、カイオの三人がポジションを変え

て流動的な攻撃を作り始めた。アントラーズのリズムだな。岳の動きもますます良くなってきた。ふいに風音の頭に浜崎あゆみのSURREALが鳴り響いた。

二人でよく一緒に聞いた曲だ。岳は試合前テンションを上げたい時、よくこの曲を聞いていた。岳が本当に真剣に走っている時、そのまっすぐに睨みつける

ような眼は狂気の光を宿していた。そんな時の岳には近寄りがたく、ただ彼に抱かれたいと風音は思った。

 

  試合は次第にアントラーズのリズムになりつつあった。特に遠藤、土居、カイオの三人がポジションを入れ替えて、流動的な中盤を作り始めていた。「これ

はいけるぞ・・・・・」。得点の予感に風音の胸は高鳴った。後半の40分頃だった。自陣のゴール前で植田がパスカットをしてロングフィードで遠藤に出した。

遠藤はフェイントで森重を置き去りにすると、素晴らしいパスをするすると上がっていた岳に出した。岳は斜めに切れ込んで相手ディフェンスをかわして、右

足を思い切り振り抜いた。目の覚めるようなシュートだった。オレンジのボールは炎になって、相手ゴールキーパーの指先をかすめて、ゴール右上隅に

突き刺さった。「やった!!」。風音は歓喜のあまり、客席で大きく飛び跳ねた。その瞬間、周囲のすべてのものが真っ赤に変貌した。スタンドも、ピッチ

も、選手も、そして激しく降りしきる雪も真っ赤なのだった。赤い雪・・・・・・。風音は生まれて初めてそれを見た。赤でもそれは血のような赤ではなかった。

もっと深く澄んだ透明な赤。いのちに輝く純潔の赤だった。赤は初めてだな。風音の意識は脳内から宇宙に向かって飛び出してしまったような感じがし

た。今まで見たことのないような何かが見えた。

 

  私は真っ赤な地蔵菩薩だ。私は真っ赤な阿修羅だ。そして私は真っ赤なシャーマンだ。この赤く澄んだ雪は遠くシベリアの空でも降っているに違いな

い。そうだ、シベリアだ。私はそこのシャーマンの教えを授かって、青森まで大股でずんずん歩いてきたのだ。無数の祖先たちの影が見えて、何ともいえ

ない懐かしさでいっぱいになった。私の中の遠い記憶、はるかなる面影。ああ、今にも思い出しそうだ。風音はスタンドで静かに踊った。指先から何かの

磁力線が出ているのが見えた。人間は人間を超えられる。踊りながら風音はそう確信した。空間には無数のオレンジのサッカーボールが素粒子のように

飛びかって衝突し、反発しては、また結びつきあっていた。ああ、美しいな・・・・・・この赤に、あの青を呼び込みたい。そしたら何が起こるのだろう?新しい

宇宙が生まれるのだ。

 

  試合はハーフタイムに入った。岳が息をはずませて歩いてくるのが見えた。風音は、「岳~~~~~!!」と大きな声で叫び手を振った。岳はそれに

気がついて少しニヤッと笑った。私の愛する男・・・・・・。ピッチに降りていって抱きしめてあげたかった。赤く舞う雪のダンスはそのまま風音のダンスだっ

た。何と言うすがすがしさだろう!風音はスタンドで夢中になって踊り始めた。

 

  ふと気がつくと風音は恐山の大きな山門の前に立っていた。雪で真っ白になった燈篭がどこまでも続いているのが見えた。ああ、向こうから歩いてくる

少女は見たことがある。あの真っ赤な服は・・・・・あれは私だ!子供の頃の私だ・・・・・こっちに向かってくる。その後にはたくさんの死者だちの群れが見

えた。八大地獄を渡ってきたんだな。賽の河原も通り過ぎたんだろう。ああ、懐かしいイタコさんだ。子供の頃よく遊んでくれたっけ。とてもうれしそうに笑っ

ているな・・・・・。風音の魂はカシマスタジアムと恐山の間を行ったり来たりしているようだった。自分の身体から魂が抜け出していくような感覚に襲われ、

怖くなって風音は目をつぶった。

 

  しばらくして目を開いてみると、赤い雪は止んでいた。ピッチも雪はなかった。いつの間にか、太平洋が流れ込んできて、一面の白銀の海になってし

まったのだ。たくさんの観客は黙って泡立つ海を見つめていた。そう、ここは海、永遠の海、私たちの故郷だ。

 

 

 

 柴崎、昌子、そして植田が出ない日本代表の試合が我々にとって何の意味があるのだろう!1-0で勝とうが、4-0で勝とうが、あるいは10点差で負

けようが一切関係がない。我々は日本代表に国家を投影するようなナショナリストではない。あくまで茨城の一地方にある、ローカルなクラブチームを応

援しているのだ。日本代表がワールドカップで勝つと、渋谷駅前でハイタッチをしているような連中と我々は一切関係がない。日本代表がアジアカップで

優勝するより、鹿島アントラーズがACLで優勝することの方が、はるかに大切なのだ。それが我々の基本である。だから、昨日の試合では燃えようがな

い。

 

  9日のBS1での、「開幕!AFCアジアカップ2015~見どころ徹底紹介~」という番組に解説者として中田が出ていましたね^^アントラーズのスタッフ

ではなく、解説者になるのでしょうか?話し方はクリヤーでいい。やっぱりイケメン!アジアカップ2004年の準決勝のバーレーン戦でのヘディングシュー

トは素晴らしかったですね。やっぱり日本のスポーツ選手はNHKと仲良くしないとね(笑)。NHKBS1の試合前の解説では、パレスチナの悲惨な政治的

な状況に関しては全く触れていなかったが、テレビ朝日では少しだが紹介していた。サッカーと政治は関係ないとは言え、パレスチナ問題に全く触れない

というのは報道機関としてはおかしいと思う。簡単でもいいから紹介すべきだろう。

 

 パレスチナは代表チームが一箇所に集まるのも難しい状況でサッカーをやっているんだから、日本が勝つのが当然。まずは前半8分の遠藤の狙いす

ました地をはうような先制が大きかった。これですっかり楽になった。この先制点がなかったら、2-0くらいだったかも。とにかく遠藤が落ち着いていて、

この余裕は若い柴崎では無理だと思う。パレスチナはパスがつながらず、ボールが収まらないし、組み立てることもできない。セカンドボールはほとんど

日本が拾っていた。25分の2点目は香川のシュートに岡崎は良く頭を振ったと思う。ツキも日本にあった。あとは眠くなってコタツでうとうとしながら見てい

た。パレスチナはサッカーになっていないし、もっと得点を取れたように思う。若い選手を使うのならこの試合じゃないのかね。アギーレはとにかくクビに

なりたくないもんね!

 パレスチナのサッカーのレベルが低かったせいと、柴崎、昌子、植田が出なかったせいで見ていてもつまらなかった。次の試合では使ってくれるんだろ

うな!アギーレ・アホーレ監督さん。なんか遠藤の存在の大きさばかりを実感した試合でした。柴崎だってあれくらいはやれるようになるぞ。いい勉強に

なっていると思う。

 

  他のチームより一人少ない22人で初参加したパレスチナチームは、国歌も歌えたし、感慨深いものがあったことと思う。パレスチナの平和を祈りたい。

 

 あと朗報が入ってきました!ジョルジ・ワグネルの契約の解除です。何といういい話でしょう。当ブログで疫病神として、アントラーズの優勝を妨害した

 ジョルジ・ワグネルが出て行ってくれるとは!うれしい・・・・・・・・とってもうれしいです!ベテランのブラジル人を取るときは、慎重にいきましょうね^^

 そして山村の残留が決定したようです!悩みぬいた末の決断だったのでしょう。良く残ってくれました。これまた本当にうれしいです。今年は必ず活躍の

機会が回ってくると思います。

 

柴崎の目って、浜崎あゆみの目付きとどこか似ていると思いませんか? 

 

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赤い雪・・・・・・幻想の柴崎 岳 2

2015-01-10 01:16:23 | 日記

 試合が始まった。最初の20分くらいまでは、FC東京が激しいプレスをかけ、主導権を握っているように見えた。アントラーズはじっくり様子を見ながら、む

しろ相手にボールを持たせて守備的な戦い方をしていた。岳の動きはとても良く、体が切れているのがわかった。風音はときおり降りかかる雪を手で払いな

がら、岳が必死で走り回るのをじっと眼で追っていた。

 

  またピッチに雪が降り始め、純白のピッチに雪の時使うオレンジのボールがピンポン玉のように動き、何かの生き物のように直線をジグザグに動いていく

のを、風音は美しいと思った。長いパス、短いパス、あるいは素早いカットによる方向転換、ボールのスピードの変化と運動は、白いキャンバスに描かれる

見事な抽象画のようでもあり、揺れ動く時間を持続させながら進んでいく、一つの音楽のようでもあった。

 

  後半、30分過ぎに、敵のパスをカットした昌子が、小笠原に素早いパスを出し、そのパスを受けた岳が右サイドから20メートルくらいドリブルして、思い

切り右足でシュートした。ボールは一直線に凄い速さでゴールに飛んでいって、クロスバーを直撃した。キーンという金属的な音がスタジアムに鳴り響いた。

その瞬間、風音の視界の中の風景は、透明な青一色に変化した。雪も真っ白なピッチも、選手も観客も、そして自分自身の身体まで真っ青に染め上げられ

て、透き通った青一色になった。

 

  風音は共感覚を持っていた。ある特定の音や数字、あるいは文字に色彩が伴って知覚されるのだ。岳が打った強烈なシュートのクロスバーの直撃音

は、今まで感じたことのないような青の知覚を風音にもたらした。「ああ、青い、すべてが青い!この青は下北半島の青空の青?いや、恐山のカルデラ湖

、宇曾利湖の透明な青に一番近いな。ああ、この青は宇宙の青だ。風音は成層圏の上に出たような気分、そう岳といっしょに成層圏から大地を見下ろし

ている。ここにはすべてある!神様が隣に立っている。星屑がばらばらと降ってくる。天の川の流れが聞こえる・・・・・」。

 

  高校生だった頃、風音は一度だけ、似たような体験をしたことがあった。合唱部だった風音には岳意外にもう一人気になっている男の子がいた。一年

先輩でバリトンの大樹だった。二年の夏休み、うだるような暑い日に練習していたのが、「海はなかった」という曲だった。風音はこの曲が大好きだった。

歌いながら何度か泣いたことがあった。

 

「さびれた入り江で白い羽を見つけた  かげろうにかざして渚を走る 夏の旅人の髪飾り どの風待てば飛べるだろうか?」

 

  この曲を歌うと、風音の脳裏には下北半島の砂浜で岳と走った思い出がよみがえった。どの風待てば飛べる?どんな風が私を飛ばしてくれるのだろ

う?どんな新しい風がどんな、苦い風が、どんな希望に満ちた風が、どんな惨めな風が?風音にはこの部分を歌うと、胸の奥底から何かがこみ上げてく

るのを抑えることができず、ひとりでに涙が溢れてくるのだった。

 

 

  本当は、福島県立安積女子高校の演奏を紹介したかったのですが、You tubeに埋め込むのが不可になっていました。どうか安積女子高校の繊細

で透明なハーモニーでお聞きください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=e6ry4A8IKDw

 

  アジアカップはまだ盛り上がりませんね。12日の初戦に限っては私はパレスチナを応援します。もちろん日本が勝つでしょうが、イスラエルの占領下

でサッカーをやることがどんなに大変なのか?パレスチナの人民には好きな所に移動する自由もないのです。イスラエルがパレスチナに対してやってい

ることは完全にジェノサイドであり、ナチスのホロコーストの再現です。いかにパレスチナの日常が異常で非日常になっているのか?日本代表の選手は

ほとんど知らないでしょう。昨年夏のガザの空爆は悲劇でした。そういう意味で、パレスチナのサッカー選手と一緒にピッチに立てることは大きな意味があ

ります。そのことを忘れてはいけません。試合で圧勝してもパレスチナの選手への思いやりを忘れないことです。

 

   アジアで戦うならまず相手国がどういう状況でサッカーをしているのかある程度は知っておくことは、サッカー選手というより、人間としての義務なので

はないでしょうか?アントラーズの選手は下の動画を見て、全員感想文を提出すること。それくらいしないと世界で尊敬されるような本当の一流の選手に

はなれませんよ!特に代表に選ばれている、柴崎、昌子、植田はしっかり見ること。これは幻想ではなく、恐ろしい現実です。

 

 

 

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赤い雪・・・・・・幻想の柴崎 岳 1

2015-01-07 14:56:06 | 日記

 海の方角から、季節はずれの西風に乗って、粉雪混じりの強風が吹きつけ、風音は思わずダウンジャケットのマフラーに手をやった。カシマスタジアムの

照明は雪で霞んでいて、見知らぬ星の表面を照らす、高性能の幻燈のようにピッチを見下ろしていた。

 

 「今日は試合ができるのだろうか?」。三月の初旬とは思えない、季節はずれの大雪のせいで、カシマスタジアムには1メートル近い大雪が降って、スタッ

フの必死の作業にも関わらず、ところによってはかなりの雪が残っていた。まずます激しくなりそうな粉雪の中、ピッチの向こう側の観客席は黒く滲んだ墨の

ように見えた。そうだ、こんな風景は子供の頃から何度も見てきた。風音が生まれた下北半島の田名部の近くの恐山に吹雪く雪はこんなものではなかった。

ごうごうと音を立てて吹きつける粉雪は、結界門をさらに純白に研ぎ澄ませた未知の空間に変貌させ、妖しく垂れたまん幕は、ちぎれるほど激しくたなびき、

大きな卒塔婆は見知らぬ惑星の墓標のように見えたのだった。純白の雪をかぶったたくさんの地蔵菩薩は、子供の目にもたとえようもなく、神聖なものに

映った。

 

  予定の試合時刻はもう30分も過ぎていた。やっと雪かきが終わって、何とか試合ができそうだった。岳は今、何を思っているのだろう?昨夜、電話し

た時には、この初戦は絶対に勝つと言っていた。しかも私のために二点は取ると約束してくれたのだ。風音は岳の鼻息の荒さを思い出して、真っ白なスタ

ンドの中で一人笑った。周囲の観客も試合が行われるのかどうか、半信半疑でじっと耐えるように座っていた。

 

  やっとアントラーズの選手たちが出てきた。岳がどこにいるのか雪のせいでよく見えない。風音は眼を凝らした。ああ、あそこだ。今日は一番後ろにい

る。背番号の20は判別できなかった。高校の時からアントラーズでプレーしたいって言っていたっけ。四年前の岳に比べて身体はがっしりしたものの、

堂々と大股で歩く男らしい歩き方は変わっていない。青森山田高校の高校生だった頃、何度手をつないであちこちを歩き回ったことだろう。変わったのは

むしろ私の方だ。風音は昨夜の踊りの激しい稽古で痛めた左足にそっと触れてみた。もっと素晴らしい踊りを踊らなければ。そしてそれを岳に見てもらわ

なければ・・・・・。

 

  虚空に響き渡るように試合開始のホイッスルが鳴った。彼方からセイレーンの澄んだソプラノが聞こえたように思った。

 

 

 

 

 

  なお、この小説はフィクションであり、現実のアントラーズの柴崎 岳選手とは、まったく関係はありません。柴崎選手のファンの方、ご了承いただきた

いと思います。柴崎はインフルエンザも治り、無事、日本代表チームに合流しているようですね。

 

  個人的には前野の移籍は残念です。山本が想像以上に良かったにせよ、左SBは層が薄く、控えであっても前野がいてくれた方が安心でした。アルビ

レックス新潟はいいチームです。岡本もいます。活躍の場はあると思うので、是非ともレギュラーポジションで活躍することを祈っています。また、レンタル

移籍の栃木SCから戻ってきた、鈴木隆雅も何とかレギュラーに食い込んで欲しいと思います。

  

  まだ、どうなるのかわからない山村と西も是非、アントラーズに残って欲しいと思います。柳沢のコーチ就任には驚きました。ちょっと若すぎるような気

もしますが・・・・・。とにかく赤崎を鍛え抜いて欲しいです。柳沢の全盛期時代のような選手に成長させてほしいですね。

 

BS1のアジアカップ2011決勝のオーストラリア戦の岩政のディフェンス、素晴らしいですね!

 

ネタがないせいもあって、フィクションに挑戦してみました。

 

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新年の始まりにあたって

2015-01-04 16:26:18 | 日記

  年の瀬からお正月にかけて、ずっとインフルエンザで大変だった。今年に限ってワクチンを打たなかったのでけっこうキツイ。やはり何事も油断大敵。

柴崎もインフルエンザだとか。まさか、チームドクターがワクチン接種を義務付けたはずだから、症状は軽いはずだ。

 

  12月28日に、インフルエンザで39度近い熱の中を歩き回ってあるライブハウスで音楽を聞いて、踊ってみたが、自分で感じたのは、39度近い発熱状

態でも、通常の70パーセントから80パーセントのパフォーマンスは可能だということだ。素晴らしい役者は、体調の悪いときほど、素晴らしい演技をすると

いう。若くして亡くなった観世流の天才能楽師、観世寿夫は、体調の悪い時に逆に最高の演技を見せた、と彼を知る人から聞いたことがある。良く見せて

やろう、などという余計な気持ちがなくなって、本当に必要な本質的なことだけを表現するので、逆に良くなってしまうのだ。

 

 まだ、22歳の柴崎が仮にワクチンを打った状態でインフルエンザにかかって熱があったとしても、そのまま試合に出てもいつもの70パーセントのプレーは

できる。それで十分だ。それくらいの気持ちでいて欲しいということだ。

 

 まだ、体調が戻らない中、大洗の磯前神社に初詣した。もちろん、鹿島神宮にも行くつもりだ。サッカーには時として人知を超えたような力が働くことが

ある。サッカーの神様に見放されたチームは勝つことはできない。その意味で、鹿島アントラーズの選手はできるだけ鹿島神宮にお参りし、ふだんから魂

を清めておくことが望ましい。濁りのない魂に本当の力は宿る。まずは、己の魂を見つめ、清めよ!

 

 今年のアントラーズの目標はすべてのタイトルの制覇である。それ以外にはない。若きアントラーズにはそれを成し遂げる力はある。

まずは、いまだ成し遂げていないACLで優勝すること。アジアを制することは、極めて大きな意味がある。沈没しつつあるとは言え、アジアをリードするの

は日本でなければならず、サッカーにおいても中国や韓国、あるいはオーストラリアやイランのチームに負けることはあってはならない。「アジアは一つで

ある」とかつて岡倉天心は言ったが、その要にあって束ねるのはやはり日本であるべきなのだ。グループHが死の組だと?広州恒大など叩き潰せ!

 

 とりわけ、鹿島神宮がある、常陸の国の力に支えられたローカルなチームが優勝してもらいたい。常陸とは常世(とこよ)の国を意味し、不老不死を意味

し、伝承ではもっとも天に近い場所であると考えられてきたという。つまり、鹿島いう地にある本質的な性格は、「永遠性」にあるのだ。このブログの「鹿島

アントラーズよ永遠に」というタイトル名もそこに由来する。

   

 灰色監督アギーレが率いる日本代表には成せないことを、鹿島アントラーズは成し遂げよ!各国のチームの特性、ピッチの条件、あるいは気候の特徴

などを綿密に研究した上で、死に物狂いで戦い、勝利せよ。大きな海原に立ち向かうような巨大な闘志を持て!

 

2015年が、鹿島アントラーズにとって最高の一年であることを願って・・・・・・。 

 

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