1月7日は祇園女紅場学園の始業式。
始業式を終え正装の黒紋付姿で挨拶回りが始まりました。
冬の穏やかな陽ざしを背に浴びて、
滅多に見ることができない正装姿の芸舞妓さんによる、
晴れがましくも艶やかな花街の伝統行事です。
今年も休日と重なり訪日客も交え、多くの観光客で賑わった。
ここは古都の風物詩として捉えたい。
正月用の稲穂をあしらった花簪が揺れる。
舞妓は右に、芸妓は左に飾る。
先輩のお姐さんに付き従い足早に回ります。
フットワークを活かし駆け巡りながら撮るか、
お茶屋の玄関先で粘り強く待って撮るか、
悩ましいところである。
引きの構図は諦めて、
人様の後方から控えめに撮ろう。
京の伝統行事に芸舞妓さんが絡むと撮影の敷居は高くなります。
2018年1月 京都市東山区