大日本印刷は、会話を周囲の人に聞こえないようにするスピーチプライバシー用の音楽データ生成ソフトを開発。同ソフトをポスターと組み合わせたシステム「ポスラサウンドパネルforスピーチプライバシー」を販売する。
同社は、BGMなどの音楽に含まれる音成分と告示する周波数をもつ音声が、片方が聞こえにくくなる現象(聴覚マスキング)に注目。
聴覚マスキング効果がより強く働くようにBGMとして流す音源に特注なフィルタ処理をほどこし、人が発する音声をっこ得にくくするための音楽データを生成し、このデータをもつ音源をスピーカーで流すことによって会話の音声を聞こえにくくし、秘匿効果を高めることができる。
このたび発表されたシステムは、同社が2009年に販売を開始した、ポスターの全面がスピーカーとなって高品質な音声を出す"しゃべるポスター"「ポスラサウンドパネル」に、今回開発された音楽データ生成ソフトを組み合わせたもの。
大日本印刷さんとは、6年ほど前、無線ICタグ(RFID)の共同セミナーを開催した際に色々とビジネス構築やマッチングをしたことがありますが、その当時から、「これはもう印刷会社じゃないですね」と言ってたことを思い出しました。
印刷と名前がつく会社さんとも、新規事業で数多く関わっていますが、どの会社さんも向かう方向はさまざまですが、成功されている皆さんは、紙に印刷するだけから脱皮し、ほぼ業態転換に近い変身をされているように思います。
どの業界もそうなんでしょうが、コアな強みを生かして時代にあったビジネスに衣替えをして成長してゆくのですね。
脱皮して成長するために新しいことにトライ Topdas