野口敏夫プライベートブログ

私の周りで起こった出来事や日頃思ったことなど個人的で気ままなブログとなっています。

妻・老健入所後の容態(4)

2014-07-27 14:49:21 | 健康・病気

                                                                             2014.7.27

                                妻の最近の病状(22

   入所以来4ヶ月以上経ちましたが、相変わらず、見舞いに行っても、無表情・無関心で、嬉しそうな顔ひとつしませんが、一番楽しいことはなに?と尋ねますと、トランプ(ニッパチのみ)と答えてくれるので、少しでも脳の刺激になってくれればと、酷暑をおして、ほぼ5日に一度は訪ねるようにしています。

  最近は同世代のご婦人二人(一人は同室者)の名前をやっと覚え、同じテーブルで食事やおやつを摂ったりするほか、何もなくても一緒にいることがあるようですが、ただ呆然と腰掛けているだけで、なんら会話を交わすわけでもないようで、何とも不可思議な雰囲気です。

  世話をして下さる看護師さんや介護士さんの名前も一向に覚えようとする気がないのに、だれ彼となく通りかかった人を捕まえては、「おやつあるの?」とか「おやつはいつ?」と聴くなど、食べることだけは関心があるようです。

  7/20は、妻の誕生日でしたので、お祝いに息子がパジャマ兼用の室内着を持ってきてくれましたが、当人はチラと一瞥しただけでなんら関心を示さず、これには息子もさすがにショックを受けていました。これも病気のなせる態と思うしかありません。

  ともあれ、このところ、自分の年齢が
わからず、曜日や月日についての認識がなく、これまで出来ていた一桁台の簡単な計算もしばしば間違えが多くなるなど認知能力の低下が見られるものの、精神的には落ち着いて見えたので安心していたところ、7/26に訪問したとき、馴染みのS看護師さんから由々しい出来事があったことを知らされました。

  曰く、最近一時期、急にトイレットペーパーを芯ごと、また他人の衣服までトイレに排水口に詰め込むという不始末をしでかした由。まさにかつて三郷の病院に入院時に起こったことの再来です。
 

 今でも勝手に部屋のカーテンを閉めてしまうとか、他所の部屋の扉を閉めまくってしまうとかの奇行は見られますが、この程度ならまだしも、トイレにものを詰め込むという行為は施設側にも他の入所者にも多大の迷惑をかけることになり、心苦しい限りです。
 今回は、施設側で適切に処理していただけたようですが、今後は重大なる関心をもって注視すると共に、看護師さんらの指導により再発することがないよう切に祈る次第です。


                                   以上
   

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