最近の妻の病状(130)
今日(3/12)は日曜日なので、いつものように2週間ぶりに次男とともに妻の許へ。
スタッフに付き添われて面会コーナーに現れた妻もまたいつものように息子の顔を見るなり、「今日は日曜日ね」というものの、日にちを聴くと、これもいつものように「わからない」と言う。
自分の誕生日を尋ねても、いつものように「知らない」とはいうものの「7月?」と助け舟を出すと、「7月20日」と自然と口に出てくる。
元気?、と訊くと「元気よ」、幸せ?には、「うん、幸せ」と、いつものように判で押したように答える。
とまぁ、こんな具合に病状に変化なしというところであるが、見たところ益々痩せてきたように思える。これは、歯がどんどん抜けてきているため、固形物を避け、流動食に近い食事しか食べられないからであろう。
歯科医からは入歯の必要性を示唆されてはいるが、本人自身で管理できず、また入歯があることでかえってストレスとなることなどからか、特に勧められてはいない。もう少し様子見と言うことになろう。
フルーツゼリー、カードゲームと、これもいつものように、ルーチンをこなした後、スタッフの許に連れて行ったが、今日はまだおやつの時間まで時間があるためか、そのまま自室に引き上げて行った。
帰り際、病院の中庭に桜と思しき花が満開に咲き誇っているのに気がついたが、今ごろ咲くのは、なんという種類の桜か?、あるいは桜に似てはいるが、桃の花か?、否、別のものか?どなたかご存知の方に教えていただければ幸いです。
以上