Antのささやき

好奇心・くいしん坊おばちゃんが行くわよ~

心からの温かいおもてなし@横濱 八十八 吉田町店

2019-12-20 12:43:34 | レビューブログ
先日「TATタッチアンドトライ会特別編」に参加しました

会場は明治43年創業割烹蒲焼「八十八」


 
 
大正ロマン漂う落ち着いた店内
八十八を愛した作家や画家から送られた書や絵画が飾られおり
ミシュランから星をいただいております

 
 
 
 
 
 



なんと前身が銀行だったことを物語る
大きな金庫がそのままVIPルームに仕立てている個室もありました
その事がこちら吉田町店そのものがパワースポットでもあると言われております

 
  


そして割烹蒲焼き店として百余年 和の心を大切にさりげない気遣いを心掛けられてます

今回は食に精通された参加者の一人として混ぜていただけ大変光栄ではありました
その方達とまずは三代目荒井テイコ女将よりご挨拶とお話を伺います


 
 
祖母の創業者荒井米さんのお話や
テイコ女将に引き継がれた過程での不思議な縁を織り交ぜてのお話は巧みな話術で内容に引き込まれていきました

さて楽しいお話は尽きませんでしたがお食事の時間です

 
  

ご用意いただきましたお料理は八十八自慢の御膳「幾世」(通常7700円+税)和食と鰻重を楽しめるお膳
他にはお酒をより楽しめる「丁山」
またお仲間で鰻が苦手の方のために牛肉がメイン「高尾」も取り添えてあります
実にこの事からも気遣いを感じられます
ここでお料理の名前が気になるとこですが花魁の名前を用いてるそうでなんとも粋を感じたのでした
他にもいろいろとメニューが取り揃えられております



  
 



まずは飲み物を選びますが鰻に合う女将おすすめの日本酒「西の関」(一合 850円+税)
フルーティでさっぱりとしてこれは鰻の前に飲み干さないようにストップです 笑


 
  
 
 
  


前菜


 

粟麩のつけ焼き・ズワイガニの袱紗包・海老芋の炙り焼き
どれも手が込んでおり今が旬の京都産の海老芋が貴重であり特に美味しかったです
 

一の膳(口取り 小鉢 小附 椀物)

 


蓮根と大根の擂り流し・つぶ貝と大根の梅煮・銀杏とレーズンの干し柿和え
合鴨の金柑煮・蕪とサーモンの法華布の山椒有馬煮
同様に丁寧なお仕事で目も楽しくもちろんお口の中は大喜びです
味付けも濃からず薄からず関東・関西の人にも好まれる味付けです
 

中皿(お造り)
 


金目・真鯛・大間のまぐろ・かさご
贅沢に厚めの柵取りで弾けるのは新鮮さが物語ってます
ここでつまの大根がゴロンと敷かれているのに盛り付けの斬新さと
そして今までの器にも興味を惹かれたのでした
 

二の膳(鰻重 お新香 肝吸い)
いよいよメインの鰻重が運ばれました
 

にまた合うお酒を女将から紹介あり再び頂きました
樽酒菊正宗(一合 760円+税)
 
  


樽の香りいっぱいでさっぱりとして辛口ですが少し甘みも感じました
 

さてお待ちかねの鰻重に話は戻りますが
貴重な日本産ブランド鰻を仕入れられこの度は静岡産でした
ここまでたっぷりのお食事でしたので食べれるかしら?は心配ご無用です!
お重を開けた途端立ち昇るたれの香りお重狭しに横たわる色よく焼かれた鰻
ふっくら感が見た瞬間からわかります
 
 
 
  

これは思わず箸を向けた時から運ぶのが止まりません
今回は常連さんの裏メニュー追加料金を支払い鰻は丸々一匹(通常は3/4)
見えない敷かれたご飯はたれが絡みやすい岩手産の「ひとめぼれ
そして大きな特徴は
たれは砂糖を使わず醤油とみりん さっぱりとしてるので余計箸が進みます


まずは鰻の美味しさを味わい添えられた山椒
こちら見た目も緑が鮮やかで立つ香りもどこかフルーティ
それは和歌山のみかん畑に囲まれたところで栽木されたものと知りここまでこだわったいるのだと思いました

ここで本日実際に調理に携われた板長さんが見えられお話を伺いました
 



引き続き水菓子(胡麻と豆乳のブランマンジェ・りんごのコンポート・苺・巨峰)

 

そして一保堂ほうじ茶と共にいただきました
(絵の上手な専務は茶器そしてパンフレットにお得意の絵が)




経験豊かで熟練された板前さん 
質の高いおもてなしの中で昨今好きな魚1番に選ばれた「」を堪能させて頂いた
本当に幸せな時間でした
再び家族や友人と訪れるのもそう遠くないと思いました

#TAT会 #ブロガーお試し会 #インフルエンサーお試し会 #TAT特別編 #横濱八十八 #割烹蒲焼八十八


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