萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

深夜雑談、霜月の夜に×登山初歩の話

2020-11-27 03:02:19 | 雑談
4年前の今ごろ、神奈川は初雪だった。

っていうのを写真フォルダー見ていて気がついて、
っていうのも写真整理しているから・山しばらく登れていない分ダケ時間あるからね?笑

今住んでいるとこは丹沢が近い、丹沢山麓って言えるくらい。
って言うと「丹沢いいじゃーん」言われそうby山行く人なんだけども・無雪期の丹沢ちょっと自分は敬遠で。
なぜか言うと丹沢最高峰=蛭ヶ岳って名前の通り・ヤマビルすごいんだよね丹沢。

ヤマビル防止には塩水とか忌避剤とかあるけど、
夏に標高1,000未満を歩くのケッコウしんどいなーいうのもある、暑いから。笑
そんなわけで1,500超の山が好きで山梨とか長野で登ってたんだけど・今、ちょっと神奈川から県外に行くのは憚られる。

でも雪の季節になればヤマビルはいなくなる、
なにより雪山はいい、雪崩とかアレコレ危険度もちろん高くはなるけど。
っていうか夏道をほぼ知らないルートを積雪期イキナリ行って大丈夫かなあ?とも思う、

丹沢山塊を歩いた経験は、小5で行く林間学校の時だけ。
あとはドライブついでに里山ちょっと散歩した程度で、きっちり登山したことがない。
地元なのにもったいないねー言われたりもするけれど、ヤマビルがなーってツイ思って行きそびれ。笑

いつも一緒に登るニイサンも、丹沢の経験は大山だけらしい。
このひと↑は身内×近居だから良かったなあ思う、ゴハンやら何やら相変わらず一緒できるから。
そーゆー相手とじゃなかったら、一緒に登山とかも出来なかったろうなあと。

山は元々、このニイサンに誘ってもらったのが最初で。
それまでは山=ばーちゃんちの畑があるとこってカンジで生活圏内の話だった。
いわゆるザイルとかアイゼンとかストックとかソンナン全く使わない、いわゆる山仕事の世界しかなかった。

あとは大学時代、誘われて富士山に登ったけど・装備もナンも知らないでトレーニングシューズでとにかくもう疲れた記憶。
社会人になって、誘われて尾瀬を歩いたけど装備もナンもフツーのハイキングレベルだった。

そんなんで登山なんて言えるモンでもなかったんだけど、
ココ始めたキッカケの小説で登山を扱うから、やってみようかなー思った。
元々、なーんだか小さいころから山は好きで・自分の足で歩くの楽しいだろうなー・ちゃんとやってみたいなー思って、
そんな話を身内のニイサンにしたら、

登山?あー学生時代ちょっとやったなあ、行く?

なんてカンジで言ってくれて、
それで最初は秋の奥多摩を一緒に登ったら、やっぱり楽しかった。
なにが楽しかったって、景色はもちろん・山の植物を見るのがカナリ楽しかった。
栽培ものと違う空気があるというか・自然の風雪×日照に清々しい強靭あふれていて、凛々とした姿にツイ惹かれて。

で、ハマったもんだから・道具ちゃんと買うぞーって一緒に選んでくれて、
三点支持やとフラットフットなんかも教えてもらい、自分でも本買って勉強して、カメラもデジタルにした。
観天望気については元々じーちゃん・ばーちゃんに教わってたから、むしろニイサンより得意なんでけども、笑

初の雪山は奥多摩の三頭山、それから山梨や長野の山を歩くようになった。
メジャーな山、マイナーすぎる山、天然花畑がきれいな秘密のルート、などなど。
マイナー山のいいトコは下の写真みたいな展望も貸し切りなところ=遭難しても自助の覚悟が必要だけど、笑
【撮影:山梨県2016.11】



で、山の大前提→まず、山は経験者と行くこと。

いきなり未経験で行ったら遭難します、かなり高確率で。
遭難すれば他人に迷惑をかけ・家族に肩身の狭い思いさせます、金銭的負担スゴイことになったりも。
なにより山の遭難事故は一瞬で死、そして遺体も見つからないなんてザラにあることです。

山を歩くには経験×学ぶ×装備が不可欠です。
特に観天望気と歩行技術は「経験」がモノをいいます、伝授してもらわないと難しいかなと。
そして山では観天望気=天候予測ができないと、カンタンに天候遭難→死へと直結です。
それは低山でもフツーに起こります、駐車場から200メートルで遺体発見とかも。

自分は身内に経験者がいたけど、そうじゃなかったら山岳ガイドを最初は頼んだと思います。
山岳会に入るって手段もあるけど、しょーじきなとこ・山岳会も玉石混交・入るには注意が必要だとか。
高齢者ばかりのところも危ないし、若者だらけもノリ体力で突っ走るから危ないし、
最近ハヤリのネットで初対面いきなりパーティー組むとかムリ無いわーと。

なんてナントナク書いていたらカナリ遅くなったので寝ます、
明日は休みだからヒサシブリ夜更かしやってみたけど、いくら何でもこの時間は。笑

そんなこんなで今シーズン、丹沢積雪期でびゅー☆するのもアリだなーとも。
それくらい雪山が懐かしいから、雪山の足もと写真UPしてみました、笑
【撮影:奥多摩三頭山2017.1】


雪山は下山後の温泉も最高です、笑
どこの山でも下山は14時迄に完了しないと日没×気温低下で行動不能→遭難に陥ります、
また積雪期は所要時間が無雪期の2~3倍かかることもザラ、難易度も大幅に変わるのが雪山です。
氷雪で足場が変わる・冬の豪風(富士山など吹きさらし単独峰は特に危険)・交通アクセスの冬季閉鎖などなど。
きちんと下調べ×準備シッカリ・時間もルートもグレードも余裕あるとこで、誰にも迷惑かけずに楽しめるといいですね。
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