萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか純文学小説×写真×文学閑話

お知らせ掲示板2017.1.23夜

2017-01-23 19:40:58 | 掲示板&目次
ID:mh3lsm

ご閲覧ありがとうございます、すこしでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
この9月でブログ開設5周年&「side story」の連載も5年を迎えました、読んで下さる方あって続けられたなって本音です。
で、9月24日現在で閲覧数2,288,932PV/訪問者数457,699IP お蔭様で210万/40万を超えました。

先日こんな記事をUPしました→「あらためて無断転載お断り」
ここを読んでくれるのはありがたいけれど、勝手に使われることはお断りです。

【メッセージ2017.1.23夜】

ここんとこ早起き続きで眠いです。。

Aesculapius「Aither天上の光4」校了、このあと続き載せます。
校了→another, side story 第85話「春鎮 act.14」

side story第58話「暮春17」読み直して校了。
Favonius「少年時譚、夏の杜 act.41」読み直し校了、夏休みターンこれからな真冬の今、笑
サイドバーのカテゴリー「side story」+「Aesculapius 杜嶺の医神」+「 Favonius‐Aesculapius side K2」よりどうぞ。

取り急ぎ、智

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メールでのコメントはこちらまでお寄せくださいtomoei420@gmail.com

【ページの見方】カテゴリーで各話まとめて閲覧できます。
 二次小説は「side story」「another, side story」はドラマ陽はまた昇る続篇、宮田と湯原その後を連載中です。
 オリジナル「Aesculapius」の設定&登場人物を二次小説「ss」と「a,ss」にも使っています、二つの違いを比較して読むのもおススメです。
 他、連載中の「Favonius少年時譚」「Savant」はオリジナル「Aesculapius」のサイドストーリーになります。
 Lost article「天津風」は「Aesculapius」主人公・雅樹の兄が「side story」のサイドストーリーとして主役しています。

【目次】本編「Aesculapius」と二次「side story」に分けてあります、ちょっと目次も長くなってきたので。

読者ボタンなるものが出来たそうです
プロフィール欄の写真下にボタンがあります、励ましにでも押してくれたら嬉しいです、笑
ワガママにお付き合いくださって、バナー押してくださる方達へ
忙しい時も時間作って描き続けられるのは、あなたのお蔭が大きいなあと心から感謝です。
そのお返しにって感じで1日の掲載件数を増やしてきました、楽しんで頂けたら嬉しいです。
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手数ちょっと多いですが小説ほか面白かったら押してください、笑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■「side story」ドラマ・陽はまた昇るの続編&補完小説―追捕編を連載中です
 ドラマ本篇の設定・エピソードに準拠して、宮田英二と湯原周太の今後を純文学で書いていきます。
 ※ドラマ設定に準拠+現実の現場を書いています、その為にリアルとの違いもあります
 ※その後の宮田と湯原の成長を二人の関係=警察官と人間的成長の鍵にしています

■「Aesculapius」山に生きる青年医師・吉村雅樹を描く純文学小説、オリジナルです。
 2011年9月から連載の「side story」はコレの二次作品でもあります。
 不定期掲載「morceau」は予告編的掌小説です、「side story」の二人も同じで違うカンジになってます。

  【資料出典】『人の子よーある医師の自分史』吉野住雄:青梅警察署嘱託警察医
         『ある警察医20年の足跡』大西雄二:宮崎北警察署警察医
         『死体検案ハンドブック改訂3版』的場梁次・近藤稔和編集
         『死刑囚の記録』加賀乙彦:東京拘置所精神科医官
         「死体検案時における射創の検査」青木康博:岩手医科大学医学部法医学講座
         「死体検案の現状 警察医の憂鬱」早川 睦:千葉大学大学院医学研究院法医学教室 
         「法医学の最近の話題~司法解剖の増加と近未来」大野曜吉:日本医科大学法医学教室
         「我が国の検死制度― 現状と課題」中根憲一:行政法務調査室
         『山岳救助隊日誌』金邦夫:警視庁青梅署山岳救助隊副隊長手記
         『遭難者を救助せよ―富山県警山岳警備隊』細川勝:富山県警山岳警備隊員実録
         『レスキュー最前線 長野県警察山岳遭難救助隊』長野県警山岳遭難救助隊編
         『ドキュメント気象遭難』『ドキュメント滑落遭難』羽根田治:遭難事故実録
         『ファーストエイド・ブック』悳秀彦:日赤救急法指導員・米国赤十字救急救護CPR指導員
         『登山の運動生理学百科』山本正嘉:国立鹿屋体育大学助教授
         『図解特殊警察』毛利元貞:警察方面コンサルタント資料
         『警視庁・特殊部隊の真実』伊藤鋼一
         『森のバランス 植物と土壌の相互作用』清野嘉之ほか共著・森林立地学会編
         『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編・岩波文庫
         『奥多摩の民衆芸能と山』渡邊唯夫
  【参考資料】現場OBブログ、現場公式サイト、「山と渓谷」「岳人」「山と高原地図」シリーズ他

  <注意書または設定説明> 初来訪の方ご留意ください
  ※現場手記がベースな為、遺体・事故・犯罪・低層暗部などリアルの辛いシーンも時折あります。
  ※ランキングカテゴリにBLも登録していますが実在の同性愛を基にする為シビア&家族や周囲との対話が主になります。
  (趣旨は2012.10.18「時限付日記:マイノリティを書くのなら」ご参照ください)
 ※著作権法令のため無断での転載・剽窃等ご遠慮ください、小説・コラム・写真いずれも事前のご相談をお願いします。(詳細最下欄ご参照下さい)

■カテゴリー
 サイドバーの「カテゴリー」をクリックすると、そのキャラクタ―視点で繋げて読めるので解かり易いかもしれません。
1)掲示板&目次 
2)解説:背景設定 ―実際の現場についての解説や、リアルと創作の相違。
3)解説:人物設定 ―キャラクター紹介や物語設定など。
4)解説:用語知識 
5)解説:山岳点景 ―舞台になる山の風景ほか
6)文学閑話散文系 ―小説から学術書まで、文学に関する徒然書き
7)文学閑話韻文系 ―作中の引用詩をメインに和歌、漢詩、+α
  文学閑話万葉集 ―『万葉集』の自訳&解説
  文学閑話外国詩 ―西洋詩+自訳&解説、ワーズワースなど英国詩メイン・ロンサールやランボオ他フランス詩も。
8)創作短篇 ―さらっと読める読切短編です。2014.04.08「一滴の戴冠―The thread of Life, Ariadne」ほか
9)Aesculapius ―山の青年医師・吉村雅樹の物語
10)Introduction of Aesculapius―本編「Aesculapius」の序章、雅樹と光一の視点が交互に描かれます。
11)side k2,Aesculapius ―吉村雅樹20歳の視点
12)Favonius‐Aesculapius side K2 ―吉村光一の視点、12歳~
13)Introduction of Favonius‐Aesculapius ―光一5歳の物語+光一8歳「Lettre de la memoire」
14)Aesculapius S.P
15)short scene talk ―本篇「Aesculapius杜嶺の医神」の幕間短編、会話分だけで気軽に読めます。
16)Aesculapius ext ―特別編、クリスマス三部作など
17)side K2 ―side story版・国村光一の視点、23歳と5歳
18)Savant ―英文学を学ぶ湯原馨と仏文学を学ぶ田嶋紀之、山ヤの文学生ふたりの物語
19)P.S 花園より、想い束ねて―side story版・由希の視点、花屋の店主になっています。
20)Lost article ―書籍編集から研修医になった吉村雅人の物語。
21)Eventually Comes True ―英二の姉・英理と関根の物語、恋愛と家族の物語
22)side S.P extra ―特別編、クリスマス三部作など
23)morceau ―連載中の小説「Aesculapius」の掌小説&予告短篇、さらっと読めます。「side story」と同じで違う二人も登場。
24)陽はまた昇るside story ―宮田英二の視点、第10話からドラマ以降な為ほぼオリジナルになります。
25)dead of night 陽はまた昇る ―宮田英二の短編 
26)陽はまた昇るanother,side story ―湯原周太の視点、第10話からドラマ以降な為ほぼオリジナルになります。
27)short scene talk SS ―「side story」の幕間短編、会話分だけで気軽に読めます
28)陽はまた昇るP.S ―閑話休題「P.S,side story」警察学校・初任科教養時代のエピソード&他の人物の視点での物語
29)明日香の風に歌聞かせ ―『万葉集』引用歌をベースにした掌小説、宮田・湯原の未来日記もあります。
30)創作・現代 追憶は青く
31)雑談 ―「雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚」など
32)写真彩々 

■目次
このトップページの数ページ後(直近UPターンの後)になります、まだ編集中ですが随時整備いたします。
イメージイラストも有。ストーリーを戻って読むなどご参考になれば嬉しいです。

<ちょっと覗いてみるなら>雰囲気解りやすい各話を下記ピックアップしてみました
『Aesculapius』
 第1章「Manaslu act.13」2013.11.11 医学と生死に向きあう想い
 第1章「Manaslu act.16-18」2013.11.15 生命倫理、試験管児と同性婚の現実
 第1章「Manaslu act.22」2013.11.25 山岳遭難の遺族と想い
 第5章「Chiron act.13-15」初めて警察医として死体検案に臨む現実

『Savant』
 Vol.1「Impression 知の明眸 act.6」2013.10.06 初めてライバルに出逢った文学生の想い
 Vol.2「Attempt 峻嶮の恭 act.6」2013.11.19 英文学&ワーズワスと母に抱く願いと夢
  
『side story』
 第11話「奥津城1~2」2011.09.29-30 宮田サイド
    初めての死体見分に向合う宮田、縊死自殺遺体と尊厳の対峙(注意※警察現場リアルシーン有)
 第15話「山懐1~3」2011.10.15-18 宮田サイド
    敬愛する山ヤの死に向合う宮田(注意※警察現場リアルシーン)山ヤの警察官として生きる信条を固めるターンです
第67話「陽向」2013.07.18、21、23、25、27、31、08.02 湯原サイド 入隊テストを明後日に控えた一日
   大学での無言の別離と「recherche」への想い、青木樹医の語る祖父の芳蹟と田嶋教授と父の過去、父の論文集。
第64話「富嶽」2013.04.08、10、11、14、15、20、05.14、13 宮田サイド
   山岳救助隊副隊長・後藤との富士登山、後藤の病状と宮田の想い
第63話「残証」2013.03.24、28-30、04.01、02 湯原サイド 【引用文:Edward Hallett Carr『What Is History?』】
   銃器レンジャーの先輩・箭野との対話から美代と手塚との進路への対話。祖父・晉を知る田嶋教授との出会い
 第X話「冬三夜―Bonheur de l'ange」2012.12.27-30 クリスマスイヴをめぐる山岳地域の現実と夢の物語。
 第42話「雪陵」2012.05.02-10 クライマーなら避けて通れない「慰霊登山」をめぐる祈りと覚悟の物語。
 第41話「久春」2012.04.27 同性愛である現実と家族・家の問題、その分岐点で親が子を想う真実
 第40話「冷厳」2012.04.12-13、18-19 山岳救助隊の厳しい現場、公人としての立場との葛藤
 第40話「凛厳」2012.04.15-17 山岳救助隊の家族が抱く覚悟、同性愛をめぐる対峙
 2012.01.16‐21「高峰」…冬富士の荘厳と峻厳な「魔の山」、山ヤで山岳救助隊員の誇りと友情と恋愛
 2011.12.01-04+07「山霜1~5」…山岳救助隊の現場と山ヤ(職人気質のクライマー)の誇りと友情(注意※現場リアルシーン有)

※全ての原稿・資料・写真等の著作権は著者・作成者に帰属します、 無断での使用および配布は禁止します。創作・二次とも無断での転載・剽窃等はご遠慮願います。
すみません、心底嫌な思いをして閉鎖も考えた経験からこの一文を掲載しています。連載を始めたばかりの頃で衝撃でした、笑
犯罪被害だと法的手段の案も出てWEB公開に嫌気もさしましたが、毎日楽しみに読んで下さる方からメール頂いたので公開を続けています。
連載中の小説はドラマ続篇もありますが人物設定・住居背景など資料や現場を調べて構成した90%以上オリジナルです、無断使用はご遠慮ください。
文章を書く以上「書き手の最低限のマナー」は書き手のプライドです、軽いノリで剽窃を正当化する方もありますが大怪我の問責事項です、最近の話題にもご存知だとは思いますが。もし遣いたいと思ってくださる方いらしたら事前のご相談お願いします。

HNを変えてもサイトを隠しても隠す以上は恥さらしだって自覚がある、解ってる癖に恥さらしっぱなしはホントミットモナイヤツだなと。ミットモナイ奴に自分の書いたモン勝手されんのホント不愉快、真似されるだけイイんだよとも言われたけどお断りです、笑
どんなに下手でもオリジナルの文章は言葉から力があるけど、盗作や剽窃など他人のモン盗んだ文章は性根から歪みます。
だから自分の作品からは剽窃真似っこお断り、遣いたい時はご相談お願いします。

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睦月二十二日、姫茨―unconscious

2017-01-22 22:58:24 | 創作短篇:日花物語
残れる、
1月22日の誕生花



睦月二十二日、姫茨―unconscious

枯れた花にも目をとめる、君だけ。

「あ…、」

立ち止まって隣がいない、ほら、まただ。
また君だけ見つけて佇む、その横顔がすこし遠い。

―ひとりだけ見つけちゃうんだ…また、

また君だけ、君一人だけ。
そんな発見が妬ましくなる、そして寂しい。
だって幼いころは一緒だった、それなのに離れそうな視線が軋む。

「…わたしだけ鈍くなっちゃったのかな?」

感覚が鈍磨する、

そんな言葉どこかで聞いた、でも他人事だと思っていたのに?
けれど自分だけ見過ごしてしまう今、タメ息ひとつソール鳴らした。

こつんっ、かつ、

ブーツの脚を歩きだす、今来た道ゆっくり辿らせる。
一歩もどるごと横顔が近い、でも、見あげる角度が高くなる。
こんなふう視点の位置だんだん離れてゆく、それでも見過ごす理由になんかならない。

「…もうっ、」

唇ひとりごと噛む、ちりり鼓動が灼く。
ちいさいクセに心臓ふかく突く、刺さる、この痛みいつからだろう?

「…小5くらいかなあ、」

つぶやく記憶に横顔かさなる、昔と今と君の顔。
昔ずんずん背が高くなる、まるい頬シャープに研がれだす。
けれど変わらないところある?想いたどりながら風あまく冷たい。

『雪ふるかもな、』

風に記憶が香る。
あまい冷たい、かすかに湿った埃っぽい香。
香たどって戻った街角の森、マフラーやわらかな肩が高い。

―だいぶ離されちゃったなあ、高いと違う世界なのかな、

一歩近づく、その歩幅に身長差また知らされる。
それでも隣たどりついて、見過ごした視界もういちど見た。

「…ばら?」

冬枯れの枝、しおれた紅ひそやかに咲く。
もう枯れた花、もう褪せた色、それなのに惹かれる?

「うん、ミニバラだな、」

頭上から声がふる、低いくせ響く声。
この声も昔とは違う、そのくせ同じ瞳が笑った。

「11月に雪ふったろ?あれで凍っちゃったんだろな、オカゲで色素が止まってる、」

白い息くゆらせ瞳ほそめる、長い睫やわらかに和ませる。
こんな優しい瞳するから、だから離れゆく視界が哀しい。

「…身長も止められたらいいのに、」

本音こぼれて、あ、変だ?

「あ?なんでだよ?」

ほら怪訝な声、ああ変なのに聞かれた。
こんな迂闊いつものことで、いつもどおりタメ息と答えた。

「ん…見下ろされるのがむかつく?」

あああなんか違うこんな理由。
きっと笑われる、いつものようにほら?

「むかつくって、おまえ卑屈なこと言うなあ?」

ほら笑いだす、長い睫にやり笑っている。
唇の右端あがってしまう、また言われる?

「ソンナ卑屈なコト言ってっから伸び悩むんじゃね?人間ちっちゃくなっちまうぞ、」

ほら揶揄われる、昔からそう。
こんな幼馴染に頬ふくらんで、ふくらんだ中心つっ突かれた。

「背が小さいのはイイけどさ、デッカイ視点までシボマセんなよ?」

つっと長い指ふれる、頬まんなか熱にじみだす。
ふわり熱くなる肌やさしい痛み、その言葉に二度見した。

「でっかい視点って…もしかしてそれ、褒めてくれてる?」

この幼馴染が褒めてくれた?

だったら嬉しい、ただ嬉しくなる。
つっ突かれる二度見の真ん中、まっすぐな瞳にやり笑った。

「さあな?」

頬そっと指が離れる、長い指の手が遠ざかる。
見下ろされる距離も遠くて、けれど変わらない眼ざし。

ほら、空を仰ぐ。

「雪ふるかもな、」

かわらない、たぶん痛みも。


姫茨:ヒメバラ・ミニバラの別名、花言葉「無意識の美、果てしなき愛、特別な功績」つぼみ2つに満開の花「秘密」

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週末雑談:某日忙日×同居猫

2017-01-21 23:49:30 | 雑談
忙しかった今日、土曜、
まだ暗いうちに起きて公用で、思ったより帰り遅くなって、
帰り、夕飯に誘われて食べて帰ってきたら夕刻トハイエ暗くなっていた。

あー悪戯坊主すねてるかもなあ、暗くなるのは予想外、

って玄関扉を開いたら、真っ白もふもふ@薄闇。

あー白ってめだつなあ出迎え嬉しいな、笑

と頭ナデテ攻撃に応え、
抱っこしてに応えつつ靴を脱ぎ、
で、リビングに入って灯り点けたらスーツ毛だらけになっていた、笑

ま、ころころテープでとるからいいんだけどね?

とほっこりしながらも悪戯坊主はゴキゲンにまとわりつき、
ごほうびのホタテ刺身をあげて→悪戯坊主なおさらゴキゲンになり、

ソンナコンナやっとこ落ち着いた悪戯坊主@冷蔵庫の上、コンナ↓カンジに監視してきます。
愛いヤツめ、笑



小説もうちょい書きたいけど明日も早いので寝落ちします、笑

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第85話 春鎮 act.14-another,side story「陽はまた昇る」

2017-01-21 20:23:05 | 陽はまた昇るanother,side story
告げる窓
harushizume―周太24歳3下旬



第85話 春鎮 act.14-another,side story「陽はまた昇る」

恩師が呼んでくれる、いつもの椅子に。

「さあ座ってください、湯原君も、」

いつもの椅子、でも鼓動が響く。

「はい…、」

何を言えばいいのか解らない、何と思われているのだろう?
わからなくて不安で、言葉も探せなくて、けれど後悔はない。

『僕は、警察に復讐するため警察官になりました、』

さっき言ってしまった、あれは真実。
そのために自分は十五年かけてきた。

―田嶋先生は受けとめてくださった、でもそれは…お父さんの友達だから、

父の学友でザイルパートナー、その絆が「復讐」すら受けとめる。
けれど他の二人は違う、恩師も友人も父を知らない。

「ほら周太、座ろ?」

明朗な声が呼んで椅子を引く。
かたん、古い木音に眼ざし笑ってくれた。

「青木先生が待ちかねてんぞ、茶が冷めたら悪いだろ?」

チタンフレーム見つめてくれる瞳は明るい。
事情を聴いても変わらない笑顔、そんな友達に頷いた。

「うん…ありがとう賢弥、」

ひいてくれた椅子に腰下す。
ふるい木質やわらかい、栗色ふかい席にマグカップ出された。

「どうぞ?田嶋先生が淹れてくれたんです、」

紅茶あまやかな湯気に恩師が微笑む、その瞳が眼鏡の底から温かい。
むけてくれる眼ざし何も変わらない、そんな白衣姿に頭下げた。

「ありがとうございます青木先生…あの、手塚と話しているの聞こえていましたか?」

淹れてくれたばかり、そんな温度が香くゆらす。
温かなティーポット、湯気のマグカップ、そんな研究室に准教授は笑った。

「湯原君の声はそうでもないです、が、手塚君の声は徹りますからね?」

やっぱり聞かれていたんだ?
そんな返答に隣が笑った。

「それって青木先生、俺がウルサイみたいじゃないですか?」
「それもあるかな?嘘がない声だって褒めてるつもりだけどね、」

さらり言い返してくれる、その言葉しずかに鼓動を突く。
ようするに何を言いたいか?想い見つめて口開いた。

「青木先生、僕は先生にも嘘ついて…黙っていて、申し訳ありませんでした、」

沈黙は嘘じゃない、でも同じこともある。

―僕は嘘を吐いたのも同じなんだ、青木先生にまで、

この恩師と出会ったのは交番、だから警察官と最初から知っている。
それでもここへ招いてくれた、そんな篤実な瞳が微笑んだ。

「嘘なんて何もないでしょう?私は最初から君が警察官だと知ってましたし、恩もありますよ?」

憶えてくれている、こんなことになっても。

「恩なんて…先せ、」

言いかけて声つまる、もう眼の底が熱い。
だって思いだしてしまう、初めて会った時、それから再会。

「…恩なんて先生、僕こそです…あの本をもらってぼくは、」

あの日あのとき、あの一冊を贈られた。
だから自分は今ここにいる、その信頼と期待に泣きたいまま言われた。

「あのとき湯原君が助けてくれなかったら私は今、ここにいません。冤罪でも免職されていたでしょう、」

おだやかで篤い声、人柄にじんで温かい。
この声告げる言葉いくつ幾度を救われたろう?数えられない想いに問いかけた。

「青木先生、僕は先生と研究室のご迷惑になりませんか?今日この研究室に僕が来ることも、ご迷惑ではありませんでしたか?」

迷惑かけてしまう、その可能性が怖い。

『周太ああいうカッコも似合うんだな、驚いたけどカッコよかったよ?』

研究室仲間はそう言った、きっと恩師も一緒にニュースを観たろう。
あの事件が生中継されたらそんな時間だ、この学内どれだけの人間が観てしまったろう?

「あんな形でテレビに撮られて僕は、警察を辞めることになりました。どんな任務だったのか、この大学なら気づく人も多いのではありませんか?」

問いかける声ちゃんと出る、震えていない。
それだけ見つめてきた覚悟のテーブル、篤実な声そっと笑った。

「ひとりの掌を救ってくれた君へ…憶えているかな、湯原君?」

おだやかな声が告げる、その言葉どうして忘れられるだろう?
なつかしくて、ただ懐かしくて肯いた。

「はい…先生がくださった本に書いてくださいました、」

“ひとりの掌を救ってくれた君へ”

その一文から始まった、そして今ここにいる。
あれから幾度も読み返した筆跡のひとへ一冊、そっと鞄から出して開いた。

……
ひとりの掌を救ってくれた君へ

樹木は水を抱きます、その水は多くの生命を生かし心を潤しています。
そうした樹木の生命を手助けする為に、君が救ったこの掌は使われ生きています。
この本には樹木と水に廻る生命の連鎖が記されています、この一環を担うため樹医の掌は生きています。
いまこれを記すこの掌は小さい、けれど君が掌を救った事実には生命の一環を救った真実があります。
この掌を君が救ってくれた、この事実にこもる真実の姿と想いを伝えたくて、この本を贈ります。
この掌を信じてくれた君の行いと心に、心から感謝します。どうか君に誇りを持ってください。 樹医 青木真彦
……

なつかしい万年筆の筆跡、まだブルーブラック鮮やかに匂う。
この一文を贈ってくれた人は眼鏡の瞳ほころばせた。

「ああ、今日も持っていてくれたんだね?」

筆跡の主が笑ってくれる、この笑顔にたくさんを教わった。
この一冊に籠めてくれた願いの場所、紅茶の香ごし恩師が言った。

「この文を書いた時と今も同じです、私は君を恩人で、一人の学生だと認識しています、」

ほら、同じこと言うんだ、この学者は。

「先生、同じこと言ってくれましたね…あのときも、」

記憶こぼれて声になる、あのとき嬉しかった。
あの日と同じ銀縁眼鏡の瞳は自分を見つめてくれる、そして言ってくれた。

「そうだよ、あのラーメン屋でこの本を渡した時と何も変わらないんだ。植物好きな一人の学生に私は今も話してる、それだけです、」

あの店で言ってくれた、あの声そのまま今も見つめてくれる。

『私は君を学生だと認識しています。そして学生の君に、学者として私の本を贈った。そういう事にして頂けますか?』

冬の一日、いつものラーメン屋、その「いつも」が変わった瞬間。
あの瞬間は今も宝物で大切で、ただ懐かしくて鼓動ふかく熱い。

「先生、でも僕は…あのときと変わってしまいました、」

現実を声にする、でも鼓動の熱が止まらない。
逃げられない過去と現実が今はある、それでも諦められない未来に言われた。

「たしかに湯原君は変わったね、あのときより学生の貌になりました、」

静かな声、でも逞しい。
その声のまま白衣の手がっしり武骨で、そして言ってくれた。

「君を学生と認識して言います、私は湯原君にここの大学院へ来てほしいと思っています。先ほどの事情も忘れたほうがいいなら忘れますよ?」

静かな声は揺らがない、白衣の手は武骨たくましい強靭。
銀縁眼鏡ふかい瞳まっすぐ見つめられて、喉ごと想い軋みだす。

「…、っ、」

ほら涙あふれる、熱こぼれて止まらない。
また泣いてしまう鼓動に顔うつむけて、治める呼吸に言われた。

「おい周太くん、もう青木のコト信用してやれよ?」

声そっと背中を敲かれる。
うつむいた目もと指ぬぐって、ふりむいて鳶色の目と合った。

「青木はマジメでいいヤツだよ、周太くんの信頼に値するって俺が保証する。だからもういいじゃないか?警察が過去がなんだよ、」

ワイシャツ袖まくりの腕が髪をかく。
いつもの仕草くしゃくしゃ赤茶色、そんな学者がにやり笑った。

「いいか周太くん、若造はな、若造らしくワガママ無鉄砲やりゃいいんだ。そんな学生の面倒見るのも俺たち教員のシゴトで楽しみなんだよ、なあ?」

研究室の窓、スラックスの脚くんで学者が笑う。
もう五十になる笑顔、それなのに闊達シャープな瞳が言った。

「だから周太くんも面倒ふっかけろよ?そんなんで潰れるほど俺も青木も弱っちくない、手塚と大学院の約束もしてんだろ?もういいじゃないか、」

こっち来いよ、なんて言ってくれるの?

「…田嶋先生、僕は、」

僕はゆるされる、本当に?

想い鳶色の瞳に見つめてしまう、この瞳が見つめた姿を探す。
もし今ここに父がいたら何て言うのだろう?見つけたい想いに闊達な眼ざし笑った。

「もういいじゃないか?無鉄砲にこっち来いよ、若造?」

この声に、この瞳に父も見惚れたろうか?

そんなふう想ってしまう、鳶色ふかく深く惹きこまれる。
見つめてくれる眼ざし窓の陽ふれて、燈る静かな朱色に父がいる。


(to be continued)
第85話 春鎮act.13← 

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山岳点景:結晶の花

2017-01-21 20:00:04 | 写真:山岳点景
霜ふる花を



山岳点景:結晶の花

標高1,600メートル、結晶そのまま霜ふる零下。



結晶のコロニーは蓮花と似ています。



六角形ひらく水の花弁、雪の結晶と同じ形です。



落葉まつる結晶の光、



苔きらめく結晶、水の光が咲きます。

季節を感じるお花さん47ブログトーナメント

撮影地:柳沢ノ頭・ハンゼノ頭@山梨県2016.12.30

1月現在の山は積雪期、柳沢ノ頭・ハンゼノ頭は道迷い遭難しやすいルートです。
目印も途中まで・特にハンゼノ頭→国道411号線ルートは不明瞭、踏み跡も期待できません。

柳沢峠駐車場→柳沢ノ頭は霜柱のため道が凸凹だらけ・霜および雪の踏みぬきが危険です。
注※霜柱は実測はできる範囲で30CM、叩いても砕けない硬度です。平地の霜柱をイメージすると氷に刺され怪我します、笑
ハンゼノ頭→国道411号線に直接下るルートは踏み跡が不明瞭+獣道が錯綜しています、ルートファインディング技術ない人はNG。
注※登山図にルートは出ていますが実際は目印になるモノなにもない解りづらいコースです。

○霜柱の山道は踏みぬきやすく・滑りやすく足場がカナリ悪いです、登山靴×ゲイターなど要装備。
注※撮影時の足場は要注意!霜や雪が崩れてバランス崩し転倒・滑落しやすいです。
○マイナールートは人が少ない=野性獣との遭遇危険率が高くなります、クマ鈴ほか必須+単独行は避けて無難です。
○ヘッドライト必携:急な天候悪化=降雪、時間ロス=日没後の行動などアクシデントが冬山は多く・マイナールートはなおさらです。
○人が少ないルートに登るなら応急処置+ビバーク技術は最低条件、安易に踏み込まないこと。
○ハンゼノ頭は吹きさらし360度パノラマなので風かなり冷たいです、防寒具しっかりで。
○冬山は暖をとる必要があります、コッヘルなどで湯を沸かして飲む準備おススメです。
○冬は火気要注意!乾燥で思わぬ火事が起きます※コンロなど使うときは直火NG!専用コンロを使用すること。

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