BE~Beautiful Energy~

自分が自分である(BE)ために。BE~Beautiful Energy~を貴方に。

親友と真友

2011-10-30 | 家族・友人・仲間
人生の中で、多くの人と知り合いになっても、そこから「親友」と呼べるような仲に発展する人は、そんなに多くない。

そして、「親友」の中でも、「もしスピリチュアルな世界があれば、この人はソウルメイトではないだろうか」と思えるほど、お互いを無条件に信じて支えあえたり、お互いの人生に必要な存在となれる人には、そんなに出会えない。

きっと、そういう存在は、「親友」を超えて、「真友」なのだと思う。

人生で一人でもそんな存在に出会えたら、素直に感謝したい。



報酬は人をやる気にさせるか?外的報酬と内的報酬

2011-10-28 | モチベーション
今週、会社でQに1回の表彰式があった。

HRという仕事柄、マネージャーの皆さんと一緒に表彰者を選出する立場にいる。

表彰を読み上げながら、ふと、『人は、表彰された時、何に一番喜びを感じるのだろう?』という疑問が頭をよぎった。


「報酬」という言葉を聞いて一番に思いつくものは何だろう?

おそらく、殆どの人が、「金銭的な報酬」を思いつくに違いない。

通貨としての意味を持つお金を創り出したことは、人間の偉大な発明の一つ。

仕事の成果として、「金銭的な報酬」を享受することは、とても大きな意味がある。

なぜなら人は受け取ったお金で、自分の生活を作りだすことができるから。

しかし、金銭以外にも、表彰されることで人は喜びを感じる。

それは、「周りから認知・信頼されること」だったり、「名誉」だったり、「仕事のやりがい」だったり。

モチベーション施策としては、「金銭的な報酬」は、大きな危険を含んでいる。

なぜなら、その満足は長続きしないから。



そもそも、報酬には「外的報酬」と「内的報酬」がある。

外的報酬とは、昇給、賞与、昇進昇格などの、報酬制度を通じて与えられるもの。

内的報酬とは、成長、やりがい、充実感、などの、そもそも仕事のなかに組み込まれた主に精神的な報酬。


リクルートのような会社は、この内的報酬を実に上手く活用している会社だと思う。

私も前職のリクルートエージェント時代、よく上司や大先輩に、「仕事の報酬は仕事」と言われた。

たしかに、一つ仕事をこなすと、信頼されて次のChallengingな仕事がやってきた。

そして気づいたら、仕事によって自分を大きく成長させていた。


「外的報酬」の制度を作る前に、「内的報酬」が生み出される組織文化を作ることが、会社の長期的な発展にはとても重要。


戦略変更に必要な要素:組織変革?制度変革?それとも・・・

2011-10-27 | リーダーシップ・マネジメント
残念ながら参加できなかったのだけれど、

組織人事戦略研究会の弟5回勉強会のテーマは

「制度論の抱える矛盾とその影響」

だった。

ビジネスリーダーが「戦略変更、組織変革」を掲げた際に、多くの企業のHRが「制度変更」で陥ってしまう罠は、

1.制度変更のタイミングがずれてしまうこと

2.制度変更の内容が戦略を体言化したものになっていないこと

3.制度変更は手段だが、それが目的となってしまうこと


ではないだろうか。

制度変更、は、本当に大変で労力が必要な仕事。

新しい制度導入で想定されるリスクや、既得権を侵害したりしていないかどうか、を、一つ一つ検証しクリアにしていく必要がある。

そしてそれをクリアにしているうちに、時間がだけが過ぎていってしまう。

勉強会では、

「戦略や企業の成長ステージによって、必要な組織やHR施策が異なるので、適切な施策を打つことが重要」

という議論になったようだが、これもまた相当大変そうであることは想像に難くない。

最初から完璧な制度を作るのではなく、「最低限必要な基本的なフレームワーク」を創り、あとは社員への意識付けや運用の中で状況に適合していける制度が、一番必要なことなのかもしれない。







リーダーに必要な要件= 4E: Energy, Execution, Edge, Energize

2011-10-26 | リーダーシップ・マネジメント
前GEのCEO ジャック・ウエルチの残した言葉の中で、私がおそらく一番か二番に好きな言葉の一つ。

GEのリーダーに必要な要件= 4E: Energy, Execution, Edge, Energize

ずっと、この4つのEには順番はない、と思っていたのだけれど、今日、来日しているGE勤務30年のSenior HR Officerの話を聞いていたら、偶然にも、この4つにはきちんと順番がある、ということを知った。

それは、自分の成長ステージ、リーダーシップの影響力の大きさによって、求められるEが異なる、というものだった。


1. Energy
  まずは、自分自身がEnergyに満ち溢れていることが大切。特に新しいことに対する好奇心と挑戦する勇気

2. Execution
  次に、何かを実行する力。結果を出すこと。

3. Edge
  そして、確固たる自身の考えや軸をもとに、ぶれずに決断できる力。間違ったことに対しては勇気を持って反論できる力。


4. Energize
  最後に、人をEnergizeしチームとして大きなことを成し遂げられる力


当たり前だけれど、いつどんな時でも、まずは、Energy=自分が心身ともに元気でいること、がとても大切。これなくしてどんなことも成し遂げられない。

そのためには、「変化を大いに楽しむこと」が大切、だと感じる。

不安ばかりの毎日では、元気にはなれないし、人をEnergizeすることもできない。

その上で、自分が今どのステージにいるのか、どこを目指したいのか、考えながら日々過ごすことができれば、気づいたら、Energizeのレベルまで行けるはず。







タイの大洪水から学ぶこと

2011-10-25 | 生きる
日本にいるとあまり情報が多く入ってこないが、限られた情報からだけでもタイで起きた大洪水がとても大きな被害になっていることが分かる。

先日のニュースでも、「12名、感電死。空港も閉鎖」という悲しい知らせが流れていたし、ある予測ではこの被害は11月末ぐらいまで拡大していく傾向にある、という。

現地に会社を設立している日本本社の多くのメーカーの被害も甚大だと想定される。


3.11の地震の時もそうだったが、ここ数年急激におきている「未曾有の」自然災害から、
私達は何を学ぶべきなのだろう?

私にも明確な答えはないが、「私達に何かを教えてくれるために」この災害が存在しているように思えてならない。