BE~Beautiful Energy~

自分が自分である(BE)ために。BE~Beautiful Energy~を貴方に。

教育とは「教える」ではなく「学んでもらう」?!

2007-03-31 | リーダーシップ・マネジメント
日経ビジネス特別編集版「新日本的経営の姿」に岡野工業の岡野雅行社長のインタビューが掲載されていました。
岡野社長は知る人ぞ知る『日本が誇る金型の専門家』です。痛くない注射針やリチウムイオン電池の携帯電話用電池ケースなど、“無理”だといわれてきたことにチャレンジし実現してきた人です。

わずか6人の会社ですが、岡野社長の会社経営・人材育成はまさに存続の危機にある「日本人のアイデンティティが詰まった」ものだと思います。

特に感動したのは、「人材育成とは『教える』のではない。『学んでもらう』『体感してもらう』ということ」というメッセージ。
「新人といえども会社は給料を払っている立場。学校なら授業料を払って教えてもらうのに会社に入ったら突然給料をもらった上で教えてもらうなんてよく考えたらおかしな話」
とは、よく考えなくてもたしかにおっしゃる通りです。

たしかに、会社は給与の上に研修費用まで払って社員に投資しても個人は「自分が辞めたい」と思ったときに辞めることができるのですから、会社としては割が合わないに違いありません。

よく転職相談にのっていると「研修制度が充実した会社に行きたい」という方がいらっしゃいますが、岡野社長のメッセージをお伝えしたいぐらいです。


「自分で見て、感じて、覚えて、考えた、仕事を与えられる環境を作る」ことが、実は一番の研修になるのではないでしょうか?






批判よりも議論。他責よりも自責。

2007-03-30 | キャリア・仕事
人から「ちょっと聞いてください!こんな困ったことがあるんです!」と言われて話を聞くと、大抵の場合は「困ったことの責任が他人にある」ことが多いことに気付きます。

困ったことの原因や責任が他人にあるのに、「本人と話した?」と聞くと「いいえ」という答えが返ってきます。当人同士が話し合って解決せずに第三者の私が入って解決するのでしょうか・・・?

もちろん、第三者というのは裁判官のように双方の意見を聞いた上で倫理にしたがって判断を下すこともできます。しかし、思うに、第三者が入らないといけなくなる前に当事者同士で解決できることが多いのではないでしょうか。

私は社内では、自戒を込めて「批判よりも議論。他責よりも自責。の人になりましょう」と言っています。

批判は何も生み出しません。批判された人も決して良い思いはせずお互いの信頼関係が薄れるだけです。
他責も何も解決しません。なぜなら他人が問題だと感じるかどうかはその人の考え方次第だから。少なくともその相手に問題であると気付いてもらうところまでは自分でやらなければなりません。

私も20代の頃から海外の人と触れて彼らの「議論好き」に驚かされてきました。最初はとまどったものの、一度慣れてしまうとこんなに「楽に問題を解決する方法」はありませんでした。議論はエネルギーが必要ですが、終わった後の爽快感がまた次のエネルギーにつながります。何より、議論した後には多くはその人との信頼関係が深まっていることが多いのです。

「議論下手」と言われる日本人ですが、私は「議論が下手なのではなく、経験値数が少ないだけ」だと思います。政治も含めて、より多くの人達が議論する場が増えれば、と思います。

私達のクレド

2007-03-29 | モチベーション
J&Jが「Our Cred(我が信条)」という行動指針を持ち全従業員が仕事をしていることはとても有名です。

私達も会社のグループ全員で集まってホテルの一室を借り切って「自分達のクレド」作りをしました。

いきなり言葉にするのではなく、それぞれのメンバーの想い(グループに対して、自分に対して、周りの人達に対して)を共有し、その上で「メンバー全員が納得するクレド」を作るのです。

その過程はとても楽しい時間でした。

そして完成したのが
『私達は、いつも驚きと感動のサービスを提供します』
というもの。
これだけ見ると一体何の仕事をしているのかさっぱり分からないと思いますが、自分達の中ではとても納得のできるクレドでした。

何よりも「人に驚きと感動を与えるためには、何よりも自分が一番ワクワクしていないといけない」ということで、毎日一人ひとつずつのワクワクを体感することにしました。

考えただけでワクワクすることです。
4月からの毎日に今からワクワクしています。


香港的一日

2007-03-28 | 生きる
香港から友人2人が来ていたので、今日は代休を取って1日ショッピングに付き合いました。

彼女達の強い希望で「中華街⇒横浜ベイサイドマリーナ(アウトレットモール)」に行きましたが、不思議なことに行く先々で「広東人」に遭遇しました。

中華街では、私が好きな裏路地のとてもおいしい小さなお店「ニイオハ」に入ったらなんとお店の女主人は広東人でした。私の友人達が香港から来ていると伝えると三人で猛烈な速さの広東語で会話を始めてしまい・・・(;^_^A

横浜ベイサイドマリーナでは、なんと、「香港人なら誰でも知っているTV俳優・女優の夫妻」が買い物しているところに遭遇しました。東京横浜広しといえども、同じ日の同じ時間に香港人の俳優が日本で買い物しているところに遭遇するのはなかなかないことと思います。(たしかに美男美女でした!)

思いっきり香港的一日を過ごし、香港にまた行きたくなってしまったのでした。

自分の存在価値を考える

2007-03-27 | モチベーション
「自分達の存在価値を考えよう」というテーマでグループ研修をしました。

ある人の提案でとてもよい気付きがあったのですが、存在価値を考えるときには
「自分」という最小単位から考えるのではなく「地球にとって?世界にとって?日本の中で?会社の中で?グループの中で?」と広い視点から始めたほうがはるかに自分達の存在意義が明確になっていくことが分かりました。

日々、忙しく仕事をしていると「自分」「自分と関係がある人達」というとても狭い範囲の中でしか考えなくなってしまいます。
改めて時間を創って、こういう広い視野で考えると自分自身への発見がとても大きなものになるのです。

これからもこの視点と気付きを忘れず、日々過ごしていきたいと思います。